セントラル・バレー (カリフォルニア)
セントラル・バレー(Central Valley)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州の中央部を占める平原。東西100㎞、南北700㎞、面積は約5万km2に達し[1]、720万人の人口を擁する。
北はカスケード山脈、東はシエラネバダ山脈、南はテハチャピ山地、西はコースト山脈とサンフランシスコ湾に囲まれており、サクラメント川とサンホアキン川が流れ、農業地帯になっている。北部はサクラメント・バレー、南部はサンホアキン・バレーと呼ばれる。
カリフォルニア州のほかの場所と異なり、この谷は非常に平らである。海水面が現在よりも高かった時代には海だったと考えられている。サクラメント・バレーを流れるアメリカン川で見つかった砂金から1848年から1850年半ばまでカリフォルニア・ゴールドラッシュが起こった。
川
編集- サクラメント・バレー
- フェザー川
- アメリカン川(American River)
- サンホアキン・バレー
- コシュムネス川(Cosumnes River)
- マカロミー川(Mokelumne River)
- ステニスラウス川(Stanislaus River)
- トゥオルミ川(Tuolumne River)
- マーセド川
- チャウチラ川(Chowchilla River)
- キングス川(Kings River)
- カーン川(Kern River)
主要な都市
編集- サクラメント(Sacramento)
- ストックトン(Stockton)
- フレズノ(Fresno)
- レディング(Redding)
- ベーカーズフィールド(Bakersfield)