セレオ八王子(セレオはちおうじ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)グループのJR中央線コミュニティデザイン(旧:JR東京西駅ビル開発)が、八王子駅北口および南口で運営する駅ビル型商業施設である[2]

セレオ八王子 南館
CELEO HACHIOJI
地図
地図
店舗概要
所在地 東京都八王子市旭町1番17号
座標 北緯35度39分16.5秒 東経139度20分20秒 / 北緯35.654583度 東経139.33889度 / 35.654583; 139.33889
開業日 2010年11月11日
施設所有者 東日本旅客鉄道
施設管理者 JR中央線コミュニティデザイン
延床面積 約17,000 m2[1]
商業施設面積 約8,600 m2[1]
中核店舗 ビックカメラ
店舗数 10
外部リンク セレオ八王子
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セレオ八王子 北館
CELEO HACHIOJI
地図
地図
店舗概要
所在地 192-8511
東京都八王子市旭町1丁目1番地[2]
座標 北緯35度39分22.1秒 東経139度20分21.2秒 / 北緯35.656139度 東経139.339222度 / 35.656139; 139.339222
開業日 1983年11月1日(八王子ナウとして)[3]
2012年10月25日[4](改装)
正式名称 八王子ターミナルビル
施設所有者 東日本旅客鉄道
施設管理者 JR中央線コミュニティデザイン
延床面積 73,800 m²[5]
商業施設面積 29,000 m²
店舗数 約200
営業時間 ショッピング:10:00 - 21:00
レストラン:11:00 - 22:00
前身 八王子ナウ
外部リンク セレオ八王子
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店舗ブランド「セレオ (CELEO) 」は、Central Line(中央線)とOrange(中央線のラインカラーオレンジ)からの造語[1]2009年末に武蔵小金井駅南口の駅ビル(現:nonowa武蔵小金井)とともに、この駅ビル名称の一般公募が行われた。

歴史

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再開発による南館の開業

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JR東京西駅ビル開発により、2010年11月11日に「セレオ八王子」として現在の南館がグランドオープン[1]。この際にはまだ同社が運営していた旧「八王子ナウ」が営業中であったため[1]、南館のみが「セレオ八王子」として開業した[1]

セレオ八王子(現在の南館)の建設は、八王子市が主導して進められていた八王子駅南口地区第一種市街地再開発事業の一環として行われたもので[1]、この際に隣接して超高層ビル「サザンスカイタワー八王子」も建設され、また八王子駅南口の駅前広場・バスロータリー整備も行われた。新規に建設された南館部分はビックカメラキーテナント[6]とする地上6階・地下2階の駅ビルで、南館部分の建設に伴い八王子駅からの自由通路も延伸され、サザンスカイタワー八王子や駅前広場とも直結している[6]。また環境に配慮し、一部では壁面緑化と照明のLED化が施されている[1]

北館開業と南館との一体化

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その後、八王子駅北口の駅ビル「八王子ターミナルビル」でテナントとして営業してきたそごう八王子店2012年1月31日をもって閉店[5][7]、JR東京西駅ビル開発が運営していた専門店街「八王子ナウ」が同年10月24日をもって閉店した。

八王子市内に残った唯一の百貨店であったそごうの撤退は地元経済界に衝撃を与え、「百貨店でないと困る」という思いもあり存続を求めるべく署名活動が行われ、何万人もの署名が集まったものの慰留は実らなかった。そこで八王子商工会議所は高島屋大丸松坂屋に出店を打診したが色よい返事は得られなかった[8][9]

そこでJR東京西駅ビル開発は、すでに開業していた「セレオ八王子」(現在の南館)と、そごうが撤退した北口駅ビル「八王子ターミナルビル」を一体的に開発することとした。そごう八王子店閉店後に「八王子ターミナルビル」のリニューアル工事を進め、「八王子ナウ」閉店翌日の10月25日に「八王子ターミナルビル」全体を「セレオ八王子」北館としてリニューアルオープン[10][11][4][5]。その際に「八王子ナウ」を「セレオ八王子」へ統合し、同時に先行開業した南口の「セレオ八王子」を「南館」として一体的に営業開始した[10]

セレオ八王子北館は、南館のようなキーテナントを持たず、約200店舗からなる専門店街となった[10]。旧専門店街「八王子ナウ」からの継続テナントである有隣堂山野楽器成城石井などに加えて、新規に京王百貨店のサテライト店や伊勢丹のサテライト店「イセタンミラー」、ロフト[10]無印良品ユニクロなどが出店している[12]

また「八王子ナウ」からセレオ八王子北館への改装に合わせ、八王子市が八日町で運営していた3歳未満の子供と親向けの施設「親子つどいの広場ゆめきっず」を6階に移転するとともに、隣接して教育玩具メーカーのボーネルンドが運営する室内遊び場「キドキド」が設置されたほか、親子が一緒に利用できる「親子トイレ」や子供向けの楽しめるトイレ「子供トイレ」、乳幼児連れの家族が食事を採ることが可能な「ベビー休憩室」など、小さな子供連れの家族向けの施設が多数用意された[11]

JR中央線コミュニティデザイン設立

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2021年4月1日付で、JR東京西駅ビル開発と、中央線沿線でnonowaを運営する株式会社JR中央ラインモール合併し、株式会社JR中央線コミュニティデザインを設立[13][14]。これに伴い、セレオ八王子の運営会社がJR中央線コミュニティデザインとなった[15]。JR中央線コミュニティデザインの八王子オフィスはセレオ八王子北館(旧:JR東京西駅ビル開発本社)内に置かれる[16]

主なテナント

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セレオ八王子の大部分の店舗で、Suica電子マネーおよび交通系ICカード全国相互利用サービスで利用可能なICカードが支払いに利用できる。

現行店舗の詳細については、セレオ八王子公式サイト「ショップ・フロアマップ」を参照。

南館

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北館

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周辺

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 2010年11月11日 八王子駅南口にライフスタイル提案型駅ビル「CELEO(セレオ)八王子」がグランドオープンします。 東日本旅客鉄道プレスリリース、2010年9月24日、2022年10月23日閲覧。
  2. ^ a b [1] セレオ八王子、JR中央線コミュニティデザイン、2022年10月23日閲覧。
  3. ^ 「都道府県別・政令指定都市別・市町村別SC」日本ショッピングセンター協会、2012年1月、2022年10月23日閲覧。
  4. ^ a b 平林由梨 (2012年10月26日). “セレオ八王子北館:駅ビルオープン にぎわい期待、2000人が列”. 毎日新聞 (毎日新聞社) 
  5. ^ a b c 「セレオ八王子 北館」グランドオープン-そごう閉店から9カ月、客にも笑顔”. 八王子経済新聞 (2012年10月25日). 2012年10月27日閲覧。
  6. ^ a b ビックカメラ、11日オープンの「JR八王子駅店」を公開~店内にプラズマクラスターイオンを放出 家電Watch、インプレス、2010年11月10日、2022年10月23日閲覧。
  7. ^ 福岡範行 (2012年5月30日). “八王子の屋上遊園地 来月3日閉園 惜別「海賊船」寄せ書き満載”. 東京新聞 (中日新聞社) 
  8. ^ 日本経済新聞』2011年12月2日付
  9. ^ 読売新聞』2011年11月26日付
  10. ^ a b c d e f g h i 三嶋伸一 (2012年8月18日). “JR八王子駅に新施設 百貨店並み、専門200店”. 朝日新聞 (朝日新聞社) 
  11. ^ a b c d e f 藤沢美由紀 (2012年10月24日). “セレオ八王子北館:あす開業へ内覧会 市子育て拠点も併設”. 毎日新聞 (毎日新聞社) 
  12. ^ セレオ八王子 北館 2012年10月下旬オープン JR東京西駅ビル開発株式会社、2012年7月19日
  13. ^ 沿線くらしづくり構想の推進について” (PDF). JR東日本. 東日本旅客鉄道 (2020年12月8日). 2021年3月7日閲覧。
  14. ^ 沿線くらしづくり構想の推進について”. PR TIMES. 東日本旅客鉄道 (2020年12月8日). 2021年3月7日閲覧。
  15. ^ 店舗一覧 JR中央線コミュニティデザイン、2022年10月23日閲覧。
  16. ^ 会社概要 JR中央線コミュニティデザイン、2022年10月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML