スタジオ・ワン (ジャマイカ)

スタジオ・ワン(Studio One)は、ジャマイカレコーディングスタジオレコードレーベルスカロックステディレゲエをはじめジャマイカのポピュラー音楽スタイルの基礎を築いたレーベルである。

スタジオ・ワン
Studio One
キングストンのスタジオ・ワン通り(旧ブレントフォード・ロード)にある看板(2009年)
設立1954年 (1954)
設立者クレメント・"コクソン"・ドッド
ジャンルスカロックステディレゲエ
ジャマイカの旗 ジャマイカ

歴史

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1957年、ダウンビートというサウンドシステムを運営していたコクソン・ドッドは自身初のレーベルとなるワールディスクを設立。アルトン&エディの「ミュリエル」をプロデュースし、ヒットを記録した。しかしながらこの曲はフェデラル・スタジオで録音されたものだった。

1963年にドッドは、キングストンのブレントフォード・ロードにスタジオ・ワンを設立し、同名のレーベルを始動させた。1980年代にドッドがニューヨークへ移動したとき、同レーベルとスタジオは休業した。

スタジオ・ワンでは、ボブ・マーリーリー・ペリーバーニング・スピアトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズジャッキー・ミットゥホレス・アンディケン・ブースアルトン・エリスなどのアーティストがレコーディングした[1]。プロデューサーのハリー・Jもスタジオ・ワンで多くの作品を残している。

スタジオ・ワンは、1960年代と1970年代のジャマイカの音楽、スカロックステディレゲエダンスホールの、大部分に大きな影響を及ぼした。スカタライツとサウンド・ディメンションのアンサンブルは、スタジオ・ワンでのバックトラックとインストナンバーの製作に生かされ、同レーベルに残されている。

脚注

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外部リンク

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