ジミー竹内
ジミー 竹内(ジミー たけうち、本名:竹内 和三郎(たけうち わさぶろう)、1930年6月29日 - 2009年12月29日)は、日本のドラマーの一人。スウィング・ジャズを中心に、モダン・ジャズや、歌謡曲の分野でも活躍した。
ジミー竹内 | |
---|---|
出生名 | 竹内和三郎 |
生誕 | 1930年6月29日 |
出身地 | 日本・東京府 |
死没 | 2009年12月29日(79歳没) |
ジャンル | ジャズ |
職業 | ドラマー |
担当楽器 | ドラムス |
活動期間 | 1948年 - 2002年 |
共同作業者 | ジミー・竹内&ジ・エキサイターズなど |
公式サイト | ジミー竹内記念館 |
人物
編集東京府出身。
1948年に横須賀でプロのドラマーとして仕事を始めた[1]。その後、原信夫シャープス&フラッツ、小原重徳&ブルーコーツ、鈴木章治とリズムエース、渡辺晋とシックスジョーズ、世良譲トリオ、など、ビッグ・バンドからコンボまでを渡り歩き、1950年代後半にはジョージ川口、白木秀雄とともに「三大ドラマー」を称された[1]。「戦後の日本ジャズ界を代表するドラマー」とも評されている[2]。
1958年、竹内は渡辺プロダクション社長の渡邊晋にザ・ピーナッツを紹介し、デビューへのきっかけを作ったとされる[3][4]。
1967年には自ら『ジミー・竹内&ジ・エキサイターズ』というバンドを結成し、東芝音楽工業より『ドラム・ドラム・ドラム』という、当時の流行であったグループ・サウンズの曲を鈴木邦彦のアレンジによってレコーディングしたアルバムを発表し、以降、12年にわたってシリーズ化された[1]。
1970年には、来日したテディ・ウィルソンと共演し、録音も残している[1]。
1970年代後半にTBSテレビで放送された音楽番組『サウンド・イン"S"』には、世良譲トリオの一員としてレギュラー出演していた[1]。
1996年、音楽生活50周年記念アルバム『Jimmy Takeuchi/JIMMY THE DRUMS』が発表された。
出典・脚注
編集- ^ a b c d e 岩浪洋三 (2010年3月). “戦後のジャズを支えたシャープス&フラッツ初代ドラマー,ジミー竹内氏が逝去”. スイングジャーナル 2011年3月7日閲覧。
- ^ “ジミー竹内氏死去 ジャズドラマー”. 徳島新聞. (2009年12月29日) 2011年3月7日閲覧。
- ^ 玉置宏. “ザ・ピーナッツ全曲集 - 伝説となった美しいハーモニ”. peanuts-holiday.jp. 2011年3月7日閲覧。
- ^ ジミー竹内「ザ・ピーナッツのこと」『ザ・ピーナッツ後援会報』第4号、ザ・ピーナッツ後援会、1960年11月10日、 オリジナルの2004年9月29日時点におけるアーカイブ、2011年3月7日閲覧。
外部リンク
編集- ジミー竹内記念館 - ジミー竹内の公式サイト(オンライン記念館)