ジェフ・シーガル(Jeff Siegal)はアメリカの演出家。

人物・来歴

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アニメ映画『サイボーグ009 超銀河伝説』(1980年)の制作協力のため、来日。サイボーグ008(ピュンマ)のキャラクター造形についてアドバイスをほどこし、唇が強調された容姿を修正させた。以後、「サイボーグ009」においてはピュンマの唇が控えめに描かれるようになった。

ジェフ・シーガルは、同時期円谷プロと接触し、「アメリカ版ウルトラマン」制作を試みる[1][2]。日本のウルトラマンを何世代か未来に進めた世界が舞台。登場ウルトラマン名は「ウルトラマンヴォルカン」。[要出典]しかし、結局制作は実現しなかった。以後、制作された『ウルトラマンUSA』の関連は不明だが、クリエイティブプロデューサーとしてシーガルの名がクレジットされている。

サイボーグ009の制作来日時に『スター・ウォーズ』(1977年公開)の脚本家・プロット・制作協力等の肩書きで紹介されたが、「スター・ウォーズ」のスタッフ項目には該当名が全く存在せず、本人も正誤について歯切れの悪い発言を繰り返している。

脚注

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  1. ^ 徳間書店ロマンアルバムサイボーグ009 超銀河伝説
  2. ^ 「海外版・ウルトラシリーズ(文・聖咲奇)」『不滅のヒーローウルトラマン白書』(初版)朝日ソノラマ〈ファンタスティック・コレクション・スペシャル〉、1982年12月31日、56頁。雑誌コード:67897-80。