クリスタル・プラネット
ジョー・サトリアーニのアルバム
『クリスタル・プラネット』(Crystal Planet)は、アメリカ合衆国のギタリスト、ジョー・サトリアーニが1998年に発表した7作目のスタジオ・アルバム。
『クリスタル・プラネット』 | ||||
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ジョー・サトリアーニ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック、インストゥルメンタル・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | エピック・レコード | |||
プロデュース |
マイク・フレイザー(#1 - #12)[2] ジョー・サトリアーニ、エリック・ヴァレンタイン(#13)[2] ジョー・サトリアーニ、エリック・ヴァレンタイン、ジョン・クニベルティ(#14)[2] ジョー・サトリアーニ、ジョン・クニベルティ(#15)[2] | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ジョー・サトリアーニ アルバム 年表 | ||||
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背景
編集本作収録曲のうち3曲は、リリース当時は5歳半だったサトリアーニの息子Z.Z.が共作者としてクレジットされている[10]。また、「Z.Z.ソング」は妻がZ.Z.を身籠っていた頃に作られた曲で、サトリアーニが妻の腹にヘッドフォンを当て胎内のZ.Z.にこの曲を聴かせたところ、腹を蹴るのをやめておとなしくなったという[10]。
反響
編集母国アメリカのBillboard 200では50位に達し、自身7作目の全米トップ100アルバムとなった[7]。フランスでは1998年3月7日付のアルバム・チャートで初登場10位となり、6週連続でトップ100入りするヒットとなった[3]。
評価
編集収録曲「ア・トレイン・オブ・エンジェルズ」は、第41回グラミー賞において最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされた[11]。Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「定番のハードロック・ナンバーやバラードもあるが、このアルバムの驚くべきところは、彼のテクニックがさらなる進化および深化を遂げ、未知の海域に乗り出していることである。彼のインストゥルメンタル作品としては『サーフィング・ウィズ・ジ・エイリアン』以来の傑作である」と評している[12]。
収録曲
編集特記なき楽曲はジョー・サトリアーニ作曲。
- アップ・イン・ザ・スカイ - Up in the Sky - 4:09
- ハウス・フル・オブ・ブレッツ - House Full of Bullets - 5:33
- クリスタル・プラネット - Crystal Planet - 4:35
- ラヴ・シング - Love Thing - 3:50
- トランドラムバリンド - Trundrumbalind - 5:13
- ライツ・オブ・ヘヴン - Lights of Heaven - 4:23
- ラズベリー・ジャム・デルタv - Raspberry Jam Delta-v - 5:21
- セレモニー - Ceremony - 4:53
- ウィズ・ジュピター・イン・マインド - With Jupiter in Mind - 5:46
- シークレット・プレイヤー - Secret Prayer - 4:27
- ア・トレイン・オブ・エンジェルズ - A Train of Angels (Joe Satriani, Z.Z. Satriani) - 3:42
- ア・ピース・オブ・リキッド - A Piece of Liquid (J. Satriani, Z.Z. Satriani) - 3:04
- サイコ・モンキー - Psycho Monkey (J. Satriani, Z.Z. Satriani) - 4:36
- タイム - Time - 5:05
- Z.Z.ソング - Z.Z.'s Song - 3:04
日本盤ボーナス・トラック
編集- エキストリーミスト(ライヴ) - The Extremist (live) - 3:48
参加ミュージシャン
編集- ジョー・サトリアーニ - ギター(all songs)、ギターシンセサイザー(on #3)、キーボード(on #5, #7, #13, #14)、ベース(on #2, #13, #14)、ハーモニカ(on #2)
- Eric Caudieux - キーボード(on #3, #7, #9, #12)、オーケストレーション(on #7)
- スチュアート・ハム - ベース(on #1, #3, #4, #5, #6, #7, #8, #9, #10, #11, #12)
- ジェフ・キャンピテリ - ドラムス(on #1 - #12)、パーカッション(on #1, #4, #6, #8, #9, #10, #11, #12)
- エリック・ヴァレンタイン - キーボード(on #14)、ベース(on #14)、ドラムス(on #13, #14)、パーカッション(on #13, #14)
- エルク・サンダー - パーカッション(on #8)
- ローズ・ハウ - パーカッション(on #14)
脚注
編集- ^ “ジョー・サトリアーニ/クリスタル・プラネット”. CDJournal. 音楽出版社. 2020年8月4日閲覧。
- ^ a b c d CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b lescharts.com - Joe Satriani - Crystal Planet
- ^ JOE SATRIANI | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ finnishcharts.com - Joe Satriani - Crystal Planet
- ^ Joe Satriani - Crystal Planet - hitparade.ch
- ^ a b “Joe Satriani - Awards”. AllMusic. 2015年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月4日閲覧。
- ^ Joe Satriani - Crystal Planet - dutchcharts.nl
- ^ Offizielle Deutsche Charts
- ^ a b Blackburn, Mike. “Joe Satriani Interview - Instrumental Hero”. All Out Guitar. 2020年8月4日閲覧。
- ^ “Joe Satriani - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2020年8月4日閲覧。
- ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Crystal Planet - Joe Satriani”. AllMusic. 2020年8月4日閲覧。