AppleWorks
AppleWorks(アップルワークス)とは、かつてAppleが開発・販売していた統合ソフトウェア製品。
開発元 |
Apple II Rupert Lissner Macintosh Bob Hearn Scott Holdaway |
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初版 | 1984年 |
対応OS | Classic Mac OS, Mac OS X, Windows 2000 or later |
後継 | iWork |
種別 | Office Suite |
ライセンス | Proprietary |
公式サイト | AppleWorks at the Wayback Machine (archived February 3, 2007) |
概要
編集AppleWorksは、ワードプロセッサ、データベース、およびスプレッドシートを含む統合オフィススイート。Rupert LissnerによってApple II用に開発された。
その後、開発はAppleの子会社であったClarisに移り、 Apple IIGS(1988)、Macintosh(1991)、およびWindows(1993)用の後継のクラリスワークス (ClarisWorks) をリリースしていた。
1998年、クラリス社がファイルメーカー社に改組された際に開発・発売がApple本社に戻り、AppleWorksと名称が戻された。
PerformaやiMac、iBookといった家庭用のMacにバンドルされていたが、Macのインテル移行に伴いバンドルは終了。2007年8月、iWork '08リリースと前後して単品販売も終了した[1]。
一時期はMacintosh版のほか、Windows版も発売されていた。Windows版では、クラリスワークス 4までが一般向けとして販売されていた[2]。米国では教育機関向けに、AppleWorks 6 for Windowsが販売されていた。
「AppleWorks 6」(2000年)では、ワープロ、ドロー、ペイント、表計算、データベース、プレゼンテーションの6つから構成されていた[3]。また、過去のバージョンでは通信の機能もあった[4]。
2007年8月15日、Appleは、AppleWorksの販売およびサポート終了を発表。当時のAppleは、iWorkをリリースしていたが、AppleWorksとのファイルの直接の互換性は確保されなかった。
出典
編集- ^ “スティーブ・ジョブズCEO基調講演レポート”. pc.watch.impress.co.jp. 2021年7月11日閲覧。 “またジョブズCEOは、もうひとつの新たなスイートパッケージ「iWork」も続けて発表した。同社にはAppleWorksが存在するが、Mac OS Xへの対応はCarbon化にとどまり、開発継続は事実上の終焉を迎えていたと言っていい。”
- ^ ASCII. “クラリスワークスの特別パッケージを期間限定で発売”. ASCII.jp. 2021年7月11日閲覧。
- ^ “アップル - AppleWorks”. web.archive.org. 2021年12月18日閲覧。
- ^ “アップル、AppleWorks 6を発表”. web.archive.org (2000年2月29日). 2021年7月11日閲覧。
関連項目
編集- iWork - 直接の後継ソフトでは無いが、同じくApple製のソフトウェア製品群。プレゼンテーションソフトのKeynote、ワープロソフトのPages、表計算ソフトのNumbersで構成される。建前上、AppleWorks形式のファイル群と互換性があることにはなっているが、互換性はないに等しい。
- オフィススイートの比較