カラー (映像制作会社)
株式会社カラー(英: khara, Inc.)は、日本の映像制作会社。日本動画協会正会員。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒167-0054 東京都杉並区松庵3丁目35番18号 北緯35度42分12.7秒 東経139度35分51.9秒 / 北緯35.703528度 東経139.597750度座標: 北緯35度42分12.7秒 東経139度35分51.9秒 / 北緯35.703528度 東経139.597750度 |
設立 | 2006年5月17日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 2011301013919 |
事業内容 | |
代表者 |
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資本金 | 1,000万円[1] |
従業員数 | 26名[1] |
関係する人物 | 「関連人物」参照 |
外部リンク |
www |
概要・沿革
編集ガイナックスの取締役だった庵野秀明が、同職を辞して2006年5月に設立。株式会社カラーの設立から4か月後の同年9月には、自社企画のアニメーションを制作するための制作スタジオであるスタジオカラーが設立された。代表取締役には庵野、取締役には川上量生、鶴巻和哉、安野モヨコ、轟木一騎、緒方智幸、田中美津子、小林浩康らが名を連ねる[2][3]。
自社制作の長編アニメーション映画制作を旨としているが、スタジオジブリなどの他社制作の長編アニメーション映画やTVアニメの制作協力も行っている。2017年からは、テレビアニメ・テレビ番組・特殊映像の製作会社「ピー・プロダクション」の著作権管理窓口業務も行っている。2024年からは、ガイナックス(GAINAX)の商標、称号も取得管理している。
また、制作費に余裕を持つため会社として不動産投資も行っている。購入した不動産のリフォーム時には取締役で庵野の妻である安野モヨコが内装を決めている[4]。
社名は、安野モヨコが命名した。色を意味する英語の「Color」ではなく、ギリシア語で「歓喜」を意味する「χαρά」に由来する[5][6][7]。また、同社の社名のロゴも安野モヨコが手がけている[2]。
特徴
編集人材育成と労働環境の改善
編集代表取締役の庵野は「動画の人材育成をしないとスタジオの血が若返らない」と主張し、動画マンや新人の育成に注力する考えを表明している。庵野は「アニメーション業界全体を改善するのはかなり難しい」と指摘しつつ「せめて自分のできる範囲ぐらいは何とかしよう」と述べており、その具体策としては「安定した収入や保険など可能な限り環境をよくしたい」と語り、「賞与だけでなく社員旅行や福利厚生にも力を入れていく」としている。経営に関しては「社員の老後まで考えて、きちんとした会社を作っていく。社長として安定した経営を心がける」とし、「アニメーションや特撮といった文化を遺していく作業にも従事していきたい」と意気込みを述べている[2]。
デジタル部
編集3DCGを内製化するためデジタル部門を有している。従来使用してきた3ds MaxからBlenderへの移行を進めている[8]。また、Blender財団への賛同と開発資金の提供を発表した[9][10]。
現在の拠点に移転したことを機に日本ヒューレット・パッカードのITインフラを導入した[11]。
ガイナックスとの関係
編集ガイナックスの初期から作品制作に参加し、その後取締役を務めていた庵野が独立して設立したスタジオである。彼は、当時のガイナックスの社内状況を鑑みて、構想していた新作を凍結、『新世紀エヴァンゲリオン』(以下『エヴァ』)のリメイクに踏み切るが、自身の意思を経営に反映して責任が取れる場所が必要であるという思いから、独立を決意したと記している[12]。独立に際して庵野が『エヴァ』の原作者であることはガイナックス側も了解し、彼が手がけた作品でガイナックスが収入を得た場合は、一定の比率でロイヤルティーをカラーに支払う契約を結ぶ一方、『エヴァ』の版権管理や商品化の窓口は引き続きガイナックスが持つ形としていた[13]。
しかし、2012年頃からガイナックスからのロイヤルティー支払が滞るようになり、同社の経営陣から分割払の申し入れを受けた庵野は、これを了承した[13]。さらに、2年後には支払が進まない状況でガイナックスの経営維持を理由に1億円の融資を相談され、『エヴァ』の商品化窓口やロイヤルティーの分配業務の移譲を1年前倒しにすることと、計画通りの返済を条件に、無担保・無利子でそれに応じた[13]。『エヴァ』の版権は、2014年にカラーに移管された[14]。
だが、2016年4月に支払や返済が再び滞り、カラー側からの問い合わせに対しても一切の返答がなかったことから、同年8月にガイナックスに対して債権仮差押えを申し立て(執行された)、9月に貸金の返還訴訟を起こす[15]。この裁判はカラー側が2017年に勝訴し、確定した[15]。一方でガイナックスが過去の制作作品の資料を売却していたことが判明し、カラーはそれらを入手して特定非営利活動法人「アニメ特撮アーカイブ機構」に管理を委託した[15]。
2019年12月、当時のガイナックスの社長が不祥事で逮捕された際、『エヴァ』と同社を結びつける報道がなされたことに対し、カラーは「『エヴァ』は当社の作品で、現在のガイナックスとは無関係である」と抗議する声明を公式に発表している[16][17]。不祥事後にガイナックスの経営陣が刷新された際、カラーの版権管理会社「グラウンドワークス」の代表である神村靖宏が取締役社長に就任した[18]。この刷新後にガイナックス制作作品のうち『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』の著作権保有者がカラーに変更された[19]が、2023年にトリガーに譲渡された[20][21]。
2024年6月7日、ガイナックスは公式サイトで5月29日に破産手続きの開始を申し立て、受理されたと発表した[22][23]。合わせてカラーもコメントを発表し、これまでの経緯を説明。2019年にガイナックスの当時の代表取締役が逮捕された件について「『エヴァンゲリオン』シリーズを中心とする関連作品への風評被害を防ぐため、KADOKAWA様、キングレコード株式会社様、株式会社トリガー様にご協力をお願いしまして、各社から取締役に就任して頂く形で経営陣を刷新し、ガイナックス社の内情を把握、アニメーション業界内のスタジオや作家、クリエイター様への未払いだけでも解消をし、知的財産や資料の散逸を防ごうと、各協力会社と共に動いて参りました」。一方で、「内情を把握した段階で既に、手の施しようのない状況の債務超過を抱えている状態にあり、ガイナックス社として、業務の継続が困難になるとの判断が伝わって参りました」「多くの業界関係者への負債を少しでも解消するためにも、弊社からの支援を視野に検討を致しましたが、旧経営陣、前代表取締役の債務も保障せねばならないという理不尽な状況に繋がり、十全に返済を厚くする事が叶いませんでした」とした[24]。
その他
編集作品
編集テレビアニメ
編集開始年 | 放送期間 | タイトル | 監督 | アニメーション プロデューサー |
備考 |
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2017年 | 2月 | 龍の歯医者 | 鶴巻和哉 | 岡島隆敏 | 共同制作:ドワンゴ、NHK、NHKエンタープライズ |
2023年 | 10月 - 2024年3月 | オチビサン | 鬼塚大輔 釣井省吾 |
桑原誠 | 共同制作:NHK、豆粒町内会 シリーズ構成・脚本も担当 |
未公表 | 機動戦士Gundam GQuuuuuuX | 鶴巻和哉 | 未公表 | 共同制作:サンライズ |
劇場アニメ
編集公開年 | 公開日 | タイトル | 総監督 | 監督 | アニメーション プロデューサー |
備考 |
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2007年 | 9月1日 | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 | 庵野秀明 | 摩砂雪 鶴巻和哉 |
小笠原宗紀 石川学 |
アニメーション制作・共同配給・製作 |
2009年 | 6月27日 | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 | 石川学 緒方智幸 |
アニメーション制作・共同配給・宣伝・製作 | ||
2012年 | 11月17日 | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q | 磨砂雪 鶴巻和哉 前田真宏 |
緒方啓幸 | ||
2021年 | 3月8日 | シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 | 鶴巻和哉 中山勝一 前田真宏 |
杉谷勇樹 |
Webアニメ
編集配信年 | タイトル | 備考 |
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2013年 | 超亜空間防壁チーズ・ナポリタン - YouTube | アニメーション制作 |
2014年 | スタジオカラーVSサイバーコネクトツー ガチンコ!アニメーション対決! - YouTube | |
日本アニメ(ーター)見本市 第01話 『龍の歯医者』 | 原案・監督:舞城王太郎、アニメーション監督:鶴巻和哉 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第02話 『HILL CLIMB GIRL』 | 監督:谷東 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第03話 『ME!ME!ME!』 | 原案・監督:吉崎響 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第04話 『Carnage』 | 原案・監督:本間晃 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第05話 『安彦良和・板野一郎原撮集』 | 構成・編集:庵野秀明 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第06話 『西荻窪徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可』 | 原案:本田雄、監督:前田真宏×本田雄 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第07話 『until You come to me.』 | 原作:庵野秀明、監督:平松禎史 | |
2015年 | 日本アニメ(ーター)見本市 第08話 『そこからの明日。』 | 原案・監督:林明美 |
日本アニメ(ーター)見本市 第09話 『電光超人グリッドマン boys invent great hero』 | 監督:雨宮哲、アニメーション制作:トリガー | |
日本アニメ(ーター)見本市 第10話 『ヤマデロイド』 | 原案:堀内隆、監督:堀内隆×江本正弘、アニメーション制作:グラフィニカ | |
日本アニメ(ーター)見本市 第11話 『POWER PLANT No.33』 | 原案・監督:吉浦康裕、アニメーション制作:スタジオ六花×トリガー | |
日本アニメ(ーター)見本市 第12話 『evangelion:Another Impact(Confidential)』 | 原作:庵野秀明、監督:荒牧伸志、アニメーション制作:SOLA DIGITAL ARTS×スティーブンスティーブン | |
日本アニメ(ーター)見本市 第13話 『Kanón』 | 監督:前田真宏 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第14話 『Sex&VIOLENCE with MACHSPEED』 | 原案・監督:今石洋之、アニメーション制作:トリガー | |
日本アニメ(ーター)見本市 第15話 『おばけちゃん』 | 原作・監督:コヤマシゲト | |
日本アニメ(ーター)見本市 第16話 『月影のトキオ』 | 監督:水野貴信、アニメーション制作:神風動画 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第17話 『三本の証言者』 | 原案・監督:うつのみや理 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第18話 『オチビサン』 | 監督:川村真司、制作:太陽企画 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第19話 『I can Friday by day!』 | 監督:鶴巻和哉 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第20A話 『ME!ME!ME! CHRONIC feat.daoko / TeddyLoid』 | 監督・編集:吉崎響 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第20B話 『(Making of )evangel ion:Another Impact』 | 演出・編集:松本勝 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第21話 『偶像戦域』 | 原案・監督:山下いくと、アニメーション監督:古橋一浩 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第22話 『イブセキ ヨルニ』 | 監督:平松禎史 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第23話 『鼻下長紳士回顧録』 | 制作:コルク | |
日本アニメ(ーター)見本市 第24話 『神速のRouge』 | 原案・監督:鬼塚大輔 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第25話 『HAMMERHEAD』 | 原案・監督:舞城王太郎、アニメーション監督:前田真宏 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第26話 『コント(ころしや)1989』 | 監督:中澤一登 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第27話 『ブブとブブリーナ』 | 原案・監督:なかむらたかし、アニメーション制作: スタジオコロリド | |
日本アニメ(ーター)見本市 第28話 『ENDLESS NIGHT』 | 監督:山本沙代 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第29話 『ヒストリー機関』 | 原案・監督:吉浦康裕、アニメーション制作:スタジオ六花×トリガー | |
日本アニメ(ーター)見本市 第30話 『ザ・ウルトラマン』 | 監督:横山彰利 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第31話 『GIRL』 | 原案・監督:吉崎響 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第32話 『新世紀いんぱくつ。』 | 監督:櫻木優平 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第33話 『世界の国からこんにちは』 | 監督:片山一良 アニメーション制作:ブリッジ | |
日本アニメ(ーター)見本市 第34話 『旅のロボから』 | 原案・監督:沖浦啓之 | |
日本アニメ(ーター)見本市 第35話 『カセットガール』 | 原案・監督:小林浩康 | |
2016年 | 日本アニメ(ーター)見本市 EXTRA 『機動警察パトレイバーREBOOT』 | 監督:吉浦康裕 |
特撮・映画
編集公開年 | 公開日 | タイトル | 監督 | 備考 |
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2011年 | 9月3日 | 監督失格 | 平野勝之 | 共同製作 |
2012年 | 7月10日 | 巨神兵東京に現わる | 樋口真嗣 | 共同制作 |
2022年 | 5月13日 | シン・ウルトラマン | 共同製作 | |
2023年 | 3月18日 | シン・仮面ライダー | 庵野秀明 | 共同製作 |
アニメミュージックビデオ
編集年 | アーティスト | タイトル | 備考 |
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2011年 | メーウ | pair* | アニメーション制作 |
2014年 | 宇多田ヒカル | Beautiful World | |
2015年 | DAOKO | さみしいかみさま | |
2016年 | 宇多田ヒカル | 桜流し | ヱヴァQバージョン、アニメーション制作 |
2022年 | Eve | 暴徒 | アニメーション制作 |
ゲーム
編集年 | タイトル | 監督 | 備考 |
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2013年 | 魔神STATION | — | プロモーションアニメーション制作 |
2017年 | GRAVITY DAZE 2 | 岩里昌則 | 劇中アニメーション制作 |
ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王 | 池田由美 | ||
2019年 | Ace Combat 7: Skies Unknown | 吉崎響 | 劇中シネマティクス制作 |
その他
編集年 | タイトル | 備考 |
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2012年 | コンテンツビジネス最前線 ジャパコンTV | 新オープニングアニメーション制作 |
2013年 | Peaceful Times(F02)petit film | アニメーション制作 |
2016年 | よいこのれきしアニメ おおきなカブ(株) | |
2017年 | GRAVITY DAZE The Animation 〜Overture〜 | |
2019年 | エヴァンゲリオン 使徒、博多襲来 | 3Dプロジェクションマッピングアニメ、共同制作:プロジェクトスタジオQ |
2021年 | アイドルマスターシリーズ コンセプトムービー2021『VOY@GER』 | アニメーション制作、共同制作:CloverWorks |
2022年 | Adam by Eve: A Live in Animation | アニメーション制作 |
制作協力等
編集テレビアニメ(制作協力等)
編集劇場アニメ(制作協力等)
編集OVA(制作協力等)
編集発売年 | タイトル | 制作元請 | 備考 |
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2011年 | 機動戦士ガンダムUC episode 3 「ラプラスの亡霊」 | サンライズ | モニターワーク |
機動戦士ガンダムUC episode 4 「重力の井戸の底で」 | |||
2012年 | 機動戦士ガンダムUC episode 5 「黒いユニコーン」 | ||
2014年 | 機動戦士ガンダムUC episode 7 「虹の彼方に」 |
Webアニメ(制作協力等)
編集配信年 | タイトル | 制作元請 | 備考 |
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2013年 | 攻殻機動隊ARISE EPISODE:[.jp] | CG部分制作 | |
2016年 | 知力丸 | STUDIO 4℃ | |
2018年 | アイドリッシュセブン Vibrato | TRIGGER | 撮影 |
2019年 | デュエル・マスターズ プレイス 世界観ムービー | WIT STUDIO | |
SUPER SHIRO | サイエンスSARU |
実写(制作協力等)
編集公開年 | タイトル | 制作 | 備考 |
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2013年 | ガッチャマン | 日活 | |
2016年 | シン・ゴジラ | 東宝映画 | プリヴィズ制作・モニターグラフィックデザイン |
その他(制作協力等)
編集年 | タイトル | 備考 |
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2009年 | SH-06A NERV | デザイン |
2011年 | 『コクリコ坂から』公開記念 手嶌葵 360°ライヴ in nicofarre | 映像演出・ディレクション |
2012年 | SH-06D NERV | 監修 |
2017年 | Fate/Grand Order(ゲーム) | OP撮影、制作元請:TROYCA |
準天頂衛星システム『みちびき』2 - 4号機ミッションロゴ | 仕上げ |
受賞
編集- 2017年3月10日、「VFX-JAPANアワード2017」の、ショートフィルム部門 最優秀賞として、『機動警察パトレイバーREBOOT』が選ばれた。受賞者 株式会社カラー デジタル部 CGI作画監督 松井祐亮[25]。
関連人物
編集作画部
編集制作部
編集- 安野モヨコ(取締役)
- 緒方智幸(代表取締役副社長・所属プロデューサー)
- 轟木一騎(取締役・企画部長)
- 川上量生(取締役)
- 田中美津子(取締役)
- 岡島隆敏(制作部長)
- 島居理恵(海外展開戦略担当・音楽渉外担当プロデューサー)[28]
デジタル部
編集- 小林浩康(取締役・デジタル部長・所属CGI監督)
- 鬼塚大輔(所属CGI監督)
- 鈴木貴志(所属3Dアニメーター)
- 松井祐亮(所属3Dアニメーター)
- 宮城健(所属3Dアニメーター)
- 増田朋子(所属2D WORKS)
- 浦林和紀(所属撮影、コンポジット)
- 岩里昌則(所属3Dアニメーター)
- 仲眞良一(所属3Dアニメーター)
- 釣井省吾(所属3Dアニメーター)
- 山田豊徳(撮影監督)
退社・物故
編集- 鈴木俊二(元所属アニメーター)
- 瓶子修一(元デジタル部長・CGIプロデューサー)
- 小野承國(元所属アニメーター)
- 吉井勝也(元所属アニメーター)
- 中村颯(元所属アニメーター)
- 布施侑記(元所属アニメーター)
- 増尾昭一(所属アニメーション監督。2017年7月24日死去)
- 平松禎史(元所属アニメーター、現:MAPPA所属)
- 本田雄(元所属アニメーター、現:スタジオジブリ所属)
その他
編集関連企業
編集- 株式会社グラウンドワークス - 2010年設立。「エヴァンゲリオン」シリーズの著作権・キャラクターライセンス管理、商品の企画・販売などを手掛ける。
- 株式会社でほぎゃらりー - カラー、ドワンゴ、スタジオポノックの3社により2015年設立。
- 株式会社プロジェクトスタジオQ - カラー、ドワンゴ、学校法人麻生塾の3社により2017年設立。
- アニメ特撮アーカイブ機構 - 2017年設立。特定非営利活動法人。2023年に認定NPOとなる。
- 日本アニメ(ーター)見本市有限責任事業組合 - 2014年にカラードワンゴ有限責任事業組合として設立。2021年に解散。
- CRAFTAR - 2011年にSTEVE N' STEVENとして設立。株式譲渡後、2022年に解散。
- 株式会社バカー - 『つぐのひ』等のインディゲーム制作。2018年に設立、2019年に株式譲渡及び庵野取締役辞任。
- 八万・能 - 2020年に設立、2022年に解散。
脚注
編集- ^ a b “カラーの転職・採用情報”. 転職会議. リブセンス. 2021年11月25日閲覧。
- ^ a b c 氷川竜介「スタジオカラーがめざすもの」『月刊ニュータイプ』2011年6月号(27巻10号)、角川書店、2011年5月10日
- ^ 会社概要 株式会社カラー
- ^ Brutus No. 922 p.47
- ^ ヱヴァンゲリヲン新劇場版制作日誌、2007年2月12日(インターネットアーカイブ参照)
- ^ Henry Liddell; Robert Scott; Henry Jones (1996) (English). A Greek-English Lexicon (9 ed.). Clarendon Press. p. 1976. ISBN 978-0198642268
- ^ Walter Bauer (2010). Frederick Danker. ed (English). A Greek–English Lexicon of the New Testament and Other Early Christian Literature (3 ed.). University of Chicago Press. p. 1077. ISBN 9780226039336
- ^ 西田, 宗千佳 (2019年8月14日). “「やっと3Dツールが紙とペンのような存在になる」エヴァ制作のカラーがBlenderへの移行を進める理由とは?(西田宗千佳)”. Engadget 日本版. 2019年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月15日閲覧。
- ^ “Blender開発基金への賛同について”. 株式会社カラー (2019年7月30日). 2019年8月15日閲覧。
- ^ Blender [@blender_org] (2019年7月24日). "The Japanese Anime studios Khara and its child company Project Studio Q sign up as Corporate Silver and Bronze members of Development Fund. They're working on the Evangelion feature animation movie. www.khara.co.jp studio-q.co.jp #b3d". X(旧Twitter)より2019年8月15日閲覧。
- ^ https://jp.ext.hp.com/content/dam/jp-ext-hp-com/jp/ja/ec/lib/products/workstations/personal_ws/case_studies/jirei_studio_khara.pdf
- ^ 庵野秀明 (2019年12月30日). “【庵野監督・特別寄稿】『エヴァ』の名を悪用したガイナックスと報道に強く憤る理由 (4ページ目)”. ダイヤモンド・オンライン. 2020年6月2日閲覧。
- ^ a b c 庵野秀明 (2019年12月30日). “【庵野監督・特別寄稿】『エヴァ』の名を悪用したガイナックスと報道に強く憤る理由 (5ページ目)”. ダイヤモンド・オンライン. 2020年6月2日閲覧。
- ^ 庵野秀明 (2016年11月16日). “庵野秀明監督が初めて語る経営者としての10年(下)”. ダイヤモンド・オンライン. 2020年6月4日閲覧。
- ^ a b c 庵野秀明 (2019年12月30日). “【庵野監督・特別寄稿】『エヴァ』の名を悪用したガイナックスと報道に強く憤る理由 (7ページ目)”. ダイヤモンド・オンライン. 2020年6月2日閲覧。
- ^ “「エヴァと関係ない」ガイナックス社長逮捕の報道に庵野秀明氏率いるカラーが抗議”. HUFFPOST日本版. (2019年12月6日) 2020年6月2日閲覧。
- ^ “アニメ会社カラー、準強制わいせつ巻被告と関係ない”. 日刊スポーツ. (2019年12月5日) 2020年6月2日閲覧。
- ^ “ガイナックス、不祥事を受けて役員を総入れ替え 新取締役に「エヴァ」やトリガー関係者らが就任”. ねとらぼ. (2020年2月22日) 2020年6月2日閲覧。
- ^ “東所沢会場”. 今石洋之の世界. 今石洋之の世界. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “アニメ『パンティ&ストッキング』新作が始動 PV公開でTRIGGERが新たに生み出す”. オリコン (2023年7月2日). 2023年7月2日閲覧。
- ^ “株式会社トリガーによるツイート”. Twitter. 2023年7月2日閲覧。
- ^ “アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」など制作 ガイナックスが破産へ”. 朝日新聞. (2024年6月7日) 2024年6月9日閲覧。
- ^ “アニメ制作会社「ガイナックス」破産していた、「エヴァンゲリオン」が代表作/発表全文”. 日刊スポーツ. (2024年6月7日) 2024年6月9日閲覧。
- ^ “株式会社ガイナックスからのお知らせに関して”. 株式会社カラー. 2024年6月9日閲覧。
- ^ VFX-JAPANアワード2017 公式サイト 2017年3月12日閲覧。
- ^ https://twitter.com/khara_inc/status/908220620504162304
- ^ 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 謎の解明まであと7日」『アニメージュ』2023年12月号、徳間書店、81頁。
- ^ “渋谷カルカルにてエヴァ公式トークショー2月4日開催!「エヴァンゲリオンシリーズ映像商品全部解説します〜わかりづらくて誠に申し訳ございません2020〜」 « エヴァ・インフォメーション”. エヴァ・インフォメーション. 2020年1月10日閲覧。
外部リンク
編集- 公式サイト
- 株式会社カラー (@khara_inc) - X(旧Twitter)
- (株)カラー 2号機 (@khara_inc2) - X(旧Twitter)
- カラー (@khara_inc) - Instagram
- 株式会社カラー khara inc.official - YouTubeチャンネル
- GroundWorks
- 庵野秀明監督が初めて語る経営者としての10年(上)
- 庵野秀明監督が初めて語る経営者としての10年(下)