カウチュク工場付属クラブ
カウチュク工場付属クラブ(カウチュククラブ、ロシア語: Клуб завода «Каучук» )は、1927年から1929年にかけて建設されたロシア構成主義建築。設計はコンスタンチン・メーリニコフ。ロシアの首都モスクワ、ハモフニキ地区にある。
カウチュク工場付属クラブ Клуб завода «Каучук» | |
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カウチュク工場付属クラブ(2007年撮影) | |
情報 | |
設計者 | コンスタンチン・メーリニコフ |
着工 | 1927年 |
竣工 | 1929年 |
所在地 | モスクワ |
座標 | 北緯55度44分09.0秒 東経37度34分25.3秒 / 北緯55.735833度 東経37.573694度座標: 北緯55度44分09.0秒 東経37度34分25.3秒 / 北緯55.735833度 東経37.573694度 |
建築と歴史
編集元々、カウチュク・ゴム工場は、帝政ロシアの領土であったラトビアの首都リガにあった。しかし、第一次世界大戦の勃発と戦況の悪化に伴い、1915年工場はモスクワのハモフニキ地区に移転し、その規模を拡大した。ロシア革命に伴い、1920年代、工場の労働者クラブとして建設が決定した。
保存状態
編集1920年代の建造物と同様、カウチュク工場付属クラブは解体の危機にある。2003年ロシア連邦における保護リストに掲載されたにもかかわらず、モスクワ市は、カウチュククラブを解体リストに載せた。その後、クラブの保存論が起こり解体は延期された。
参考
編集- Khan-Magomedov, "Pioneers of Soviet Architecture: The Search for New Solutions in the 1920s and 1930s", Thames and Hudson Ltd, ISBN 978-0500341025
- Russian bio: Russian: Хан-Магомедов, С.О., "Константин Мельников", М, 2006 ISBN 5-9647-0095-0 (Khan-Magomedov, 2006)