カイル・オライリー
カイル・オライリー(Kyle O'Reilly)のリングネームで知られるカイル・グリーンウッド(Kyle Greenwood、1987年3月1日 - )は、カナダの男性プロレスラー。ブリティッシュコロンビア州デルタ出身[3]。
カイル・オライリー | |
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プロフィール | |
リングネーム | カイル・オライリー |
本名 | カイル・リチャード・トーマス・グリーンウッド |
ニックネーム | ザ・マーシャル・アーティスト |
身長 | 180cm[1] |
体重 | 94kg[1] |
誕生日 | 1987年3月1日(37歳)[1] |
出身地 |
カナダ[1] ブリティッシュコロンビア州デルタ |
所属 | AEW |
スポーツ歴 |
ホッケー[2] ラグビー[2] フットボール[2] レスリング[2] 柔術[2] |
トレーナー |
アーロン・アイドル スコッティ・マック デイビー・リチャーズ トニー・コジーナ |
デビュー | 2005年[1] |
来歴
編集キャリア初期
編集2005年にECCW(エクストリーム・カナディアン・チャンピオンシップ・レスリング)のリングでプロレスデビュー。
2007年6月16日、同団体が主催するトーナメント、パシフィック・カップに出場。決勝戦でスコッティ・マック、トニー・コジーナとトリプルスレットマッチで対戦。この試合に勝利を収め、同大会を優勝する。7月21日、アイスが保持するNWAカナディアンジュニアヘビー級王座に挑戦し、奪取。第26代王者に輝き、自身初のベルト戴冠となった。
ROH
編集2009年11月28日、DRAGON GATE USAに初参戦。ダークマッチでアダム・コールと対戦し、勝利を収めた。また、同年よりROHに初参戦し、2010年9月13日より同団体の所属選手となる。所属後はコールとタッグを結成し、タッグ戦線に参入。2011年1月、ROHが主催するトーナメント、トップ・プロスペクト・トーナメントに出場。決勝までコマを進めるも、マイケル・ベネットに敗れ、準優勝に終わる。8月13日、コールとのタッグチーム名を「フューチャー・ショック(Future Shock)」と命名。
2012年1月7日、フューチャー・ショックを解消。デイビー・リチャーズをパートナーとした新チーム「チーム・アンビション(Team Ambition)」を結成。また、NWAスモーキーマウンテンに参戦した際には、同チームにトニー・コジーナを含めたトリオとして活動している。3月4日、ROH創立10周年記念興行、Young Wolves Risingのメインイベントに出場。チーム・アンビションとして、前タッグパートナーだったアダム・コール&エディ・エドワーズ組と対戦。39分以上に及ぶ激闘の末、敗北を喫した。6月24日、Best In The World 2012 Hostage Crisisにて、コールとハイブリッド・ファイティング・ルールで対戦したが、足4の字固めでギブアップ負けを喫する。その後、リチャーズはエドワーズとのタッグ、アメリカン・ウルブズを復活させ、アンビションとしての活動を終息する。12月16日、ROH年内最終興行、Final Battle 2012にて、ボビー・フィッシュとのタッグでウルブズと対戦したが、敗北を喫した。
2013年2月2日、フィッシュとのタッグチームを「レッドラゴン(reDRagon)」と命名し活動。3月2日、ブリスコ・ブラザーズ(ジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコ組)が保持するROH世界タッグ王座に挑戦。この試合に勝利を収め、第36代王者組に輝く。以降、7度の防衛に成功するが、7月27日、フォーエバー・フーリガンズ(ロッキー・ロメロ&アレックス・コズロフ組)に敗れ、王座から陥落。8月17日、フーリガンズから勝利を収め、新たにタッグ王者となったウルブズの初防衛戦の相手として対戦。これに勝利を収め、第39代王者組に返り咲いた。8月30日、プロレスリング・ゲリラが主催するトーナメント、バトル・オブ・ロサンゼルスに出場。トレント、ACH、ドレイク・ヤンガー、マイケル・エルガンを下し、優勝を収めた。
2014年3月8日、ヤング・バックス(マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン組)に敗北を喫し、ROHタッグ王座を手放す。5月17日、ROHと新日本プロレスの合同興行、WAR OF THE WORLDSにて、ヤング・バックスが保持するROHタッグ王座に挑戦。腕ひしぎ逆十字固めでマットからギブアップ勝ちを収め、同王座に返り咲いた[4]。8月10日、新日本プロレスが主催する西武ドーム大会にレッドラゴンとして参戦。TIME SPLITTERS(KUSHIDA&アレックス・シェリー組)が保持するIWGPジュニアタッグ王座に初挑戦したが、敗北を喫し奪取には至らなかった。11月8日、新日本プロレスの大阪大会でTIME SPLITTERSに再度挑戦し、勝利を収めて第39代IWGPジュニアタッグ王座を奪取した。
2015年1月4日、東京ドーム大会で、フォーエバー・フーリガンズ、ヤング・バックス、TIME SPLITTERSとの4WAYマッチを制し、IWGPジュニアタッグ王座の初防衛に成功した。2月11日、大阪大会にてヤング・バックス、TIME SPLITTERSとの3WAYマッチによる2度目の防衛戦に挑んだが、ヤング・バックスがTIME SPLITTERSからフォールを奪い、王座から陥落した。5月3日、福岡大会で、ヤング・バックス、ROPPONGI VICEとの3WAYマッチで王座奪還に挑んだが、ヤング・バックスがROPPONGI VICEからフォール勝ちし、王座奪取とはならなかった。
WWE
編集NXT
編集2017年8月2日、WWEの傘下団体であるNXTに登場。アリスター・ブラックと対戦。試合を通して両者が得意とする蹴り技の応酬になり、終盤にはジャンピングニーからアックスキックを決めるが、ブラックからすかさずブラックマスを決められ敗戦した[5][6]。11月18日、Takeover: War Gamesにてアダム・コール & ボビー・フィッシュと組んでオーサーズ・オブ・ペイン(アカム & レーザー) & ロデリック・ストロング、サニティー(アレクサンダー・ウルフ & エリック・ヤング & キリアン・デイン)とWCWで行われた金網に囲まれたリング2面で5分事にメンバーが追加される特殊ルールのウォー・ゲームで対戦。各レスラーが暴れまわる中、サニティー追加後には竹刀、スティールチェアー、スティールカンを投入してさらに混沌と化す。終盤にヤングがストロングにショーストッパーを仕掛けた隙を突いてコールが竹刀でヤングを殴打。そして最後にスティールチェアーを持ったヤングにシャイニング・ウィザードを決めて勝利した[7]。同月29日、NXTの収録にてNXTタッグ王座を保持するサニティーにフィッシュと組んで挑戦。セコンドに就いていたコールの助力を仰いで勝負を制し、王座を戴冠した[8]。
2018年7月11日、NXTタッグ王座を保持するマウスタッシュ・マウンテン(トレント・セブン & タイラー・ベイト)にストロングと組んで挑戦。終盤にセブンと関節技の応酬となり、最後はダブル・ニーバーを極めるとコーナーよりベイトがタオルを投入してレフェリーストップで勝利。ベルトを奪取した[9][10]。
AEW
編集タイトル歴
編集- NXTタッグ王座 : 3回
- w / ボビー・フィッシュ & アダム・コール & ロデリック・ストロング
- w / ロデリック・ストロング
- w / ボビー・フィッシュ
- ダスティ・ローデス・タッグクラシック 優勝(2018年)
- w / アダム・コール
- 新日本プロレス
- IWGPジュニアタッグ王座 : 2回(第39、43代)
- w / ボビー・フィッシュ
- SUPER Jr. TAG TOURNAMENT 優勝(2014年)
- w / ボビー・フィッシュ
- ECCW(Extreme Canadian Championship Wrestling)
- ECCW王座 : 1回
- NWAカナディアンジュニアヘビー級王座 : 3回(第26、28、30代)
- パシフィック・カップ 優勝(2007年)
- HRW(High Risk Wrestling)
- HRWタッグ王座
- w / ボビー・フィッシュ
- PWP(Pro Wrestling Prestige)
- PWPタッグ王座
- w / デイビー・リチャーズ
- ROH
- ROH世界王座(第24代)
- ROH世界タッグ王座 : 3回(第36、39、41代)
- w/ ボビー・フィッシュ
- PWG
- PWG世界王座(第22代)
- バトル・オブ・ロサンゼルス 優勝(2013年)
入場テーマ曲
編集- Axe & Smash
- Undisputed
- Lightning and Thunder
- Prelude
- Dance Away[2]
- I'm Shipping Up to Boston / Dropkick Murphys
エピソード
編集- 1型糖尿病患者である。
脚注
編集- ^ a b c d e “選手名鑑”. 新日本プロレス公式サイト. 2014年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月1日閲覧。
- ^ a b c d e f 『週刊プロレス』2015年12月7日号増刊、プロレスラー写真名鑑号 2016、頁7。
- ^ “Kyle O’Reilly”. Online World of Wrestling. 2017年6月14日閲覧。
- ^ “ROH&新日本プロレス「WAR OF THE WORLDS」”. 新日本プロレス公式サイト. 2014年11月1日閲覧。
- ^ “WWE NXT Results – 8/2/17 (Kyle O’Reilly debuts, Gargano returns)”. Wrestleview.com. 2017年8月2日閲覧。
- ^ “Kyle O'Reilly On His WWE NXT Arrival (Video), News For Next Week's NXT Episode, Sonya Deville Promo”. Wrestlinginc.com. 2017年8月2日閲覧。
- ^ “NXT TakeOver WarGames Results – 11/18/17 (NXT Title, WarGames)”. Wrestleview.com. 2017年11月18日閲覧。
- ^ WrestlingInc.com (2017年11月29日). “** SPOILERS ** WWE NXT Tapings For December”. Marc Middleton. 2017年11月30日閲覧。
- ^ “WWE NXT Results – 7/11/18 (Moustache Mountain vs. The Undisputed ERA headlines)”. Wrestleview.com. 2018年7月11日閲覧。
- ^ “WWE NXT Results (7/11): Moustache Mountain Defends Against Undisputed Era, Kairi Sane In Action”. Wrestleview.com. 2018年7月11日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 新日本プロレス 公式プロフィール - ウェイバックマシン(2016年11月16日アーカイブ分)
- ROH 公式プロフィール
- Kyle O'Reilly (@KORcombat) - X(旧Twitter)