オープン・ウォーター
『オープン・ウォーター』(原題:Open Water)は2003年公開のアメリカ合衆国のサバイバル・スリラー映画。監督はクリス・ケンティス。ダイビングツアー中に手違いから海に取り残された夫婦の恐怖を描いており、実際の事件が元になっている。
オープン・ウォーター | |
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Open Water | |
監督 | クリス・ケンティス |
脚本 | クリス・ケンティス |
製作 | エステル・ラウ |
出演者 |
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音楽 | グレーム・レヴェル |
撮影 |
クリス・ケンティス ローラ・ラウ |
編集 | クリス・ケンティス |
製作会社 |
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配給 |
ライオンズゲート プレシディオ |
公開 | |
上映時間 | 79分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $130,000~500,000 |
興行収入 | $55,500,000 |
次作 | オープン・ウォーター2 |
サンダンス映画祭で公開後、全米で公開。予算は約13万ドル(最終50万ドル[1][2])で、特殊効果はほとんど使っておらず、俳優たちは実際にサメが泳ぐ中で演技した。日本版のキャッチコピーは、「海の恐怖が今始まる…。」。2007年7月28日には、続編の『オープン・ウォーター2』が公開された。
キャスト
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- スーザン・ワトキンス:ブランチャード・ライアン
- ダニエル・キントナー:ダニエル・トラヴィス
元となった事件
編集1998年1月25日、ルイジアナ州の夫婦トム/アイリーン・ローナガンは、オーストラリアのグレート・バリア・リーフでスキューバダイビング中にグループとはぐれてしまう。同じボートに乗っていた他の24人の乗客と5人のクルーは2人が見当たらないことに気づかず、船はそのまま行ってしまい、2人は鮫の泳ぐ海原に取り残されてしまった。
2日後の1月27日、ボートに夫妻のバッグやパスポートが残されていることが分かり、ようやく捜索が行われたが、2人は発見されなかった。その後の訴訟裁判で夫妻の日記が明らかになり、夫妻が移住先であるフィジーでの仕事を嫌がっていたことや、トムが死にたがっていたことなどが分かった。
最終的に船長は無罪になったものの、彼の会社は過失で有罪、罰金刑となり、破産に追い込まれた。
脚注
編集- ^ “Open Water”. Box Office Mojo. 2023年9月30日閲覧。
- ^ “Open Water (2004) - Financial Information”. The Numbers. 2023年9月30日閲覧。