オ・グローベ
オ・グローベ(O Grove)は、スペイン、ガリシア州、ポンテベドラ県の自治体。リア・デ・アロウサ(アロウサ湾)の南岸に位置する。コマルカ・ド・サルネスを構成する自治体のひとつ。ガリシア統計局によると2009年の人口は11,250人(2007年:11,226人)、男女別では男性5,549人、女性が5,677人となっている。カスティーリャ語による表記はEl Grove エル・グローベ。
自治体庁舎 | |
州 | ガリシア州 |
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県 | ポンテベドラ県 |
コマルカ | オ・サルネス |
面積 | 21.9 km² |
人口 | 11,250 人 (2009年) |
人口密度 | 512.6 人/km² |
住民呼称 | grovense、groveiro/-a、meco/-a |
ガリシア語率 | 96.93% (2011年[1]) |
北緯42度30分 西経8度52分 / 北緯42.500度 西経8.867度座標: 北緯42度30分 西経8度52分 / 北緯42.500度 西経8.867度
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住民呼称は男女同形のgrovense、またはgroveiro/-a、meco/-a。
ガリシア語話者は自治体人口の96.93%(2001年)。
地理
編集オ・グローベは、オ・バオとして知られる地峡とつながり、小さな半島になっており、面積は21.89平方km。オ・バオ地峡の西側はランサーダ海岸、東側はエンセアーダ・ド・バオの入江となっている。この地峡でオ・グローベはサンシェンショとつながっている。
この地峡は、長さが2kmあり、中央部が幅およそ500m、北側の最も広い所で幅約1kmとなっており、ウミア川と南からの海流によって堆積されたものである。この地峡の形成は比較的新しく、1632年の地図では島であったオ・グローベが、半島として初めて地図に描かれたのは1784年のことである。
オ・グローベの最高地点はシラデージャ山で167m、次いで、コン・ダ・ガルダ山の95mとなっている。
川については、半島の各所に小さな小川があるのみで、市街地にあるラソエイロ川口には、今日水道管が敷設されている。
半島部の北側には淡水池のボデイラ池がある。付近のリア・デ・アロウサ岸の入り江、砂丘、ラグーン、島嶼などは1989年にラムサール条約登録地となった[2]。
人口
編集オ・グローベの人口は11,264人(2008年、スペイン統計局)で、市街地とトシャ島と市域の大部分を含むサン・マルティーニョ教区と半島部の西側のサン・ビセンテ教区に分かれて暮らしている。住民の多くはサン・マルティーニョ教区に居住しており、その数は10,147人、一方サン・ビセンテ教区の人口はわずか1,117人である。
オ・グローベの人口推移 1910-2010 |
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[3]、1996年 - [4] |
政治
編集2007年の自治体選挙の結果、自治体首長はガリシア社会党(PSdeG-PSOE)のホセ・アントーニオ・カカベーロス・リコ(José Antonio Cacabelos Rico)、自治体評議員は、ガリシア国民党(PPdeG):7、ガリシア社会党:4、ガリシア民族主義ブロック(BNG):3、その他:3(統一左翼ガリシアEU-IU、ガリシア主義党PG、Alternativa Meca(A MECA)、各1)となっている。
教区
編集オ・グローベは2つの教区に分けられる。
- オ・グローベ(サン・マルティーニョ)
- サン・ビセンテ・ド・グローベ(サン・ビセンテ)
脚注
編集- ^ Neira, Carlos (ガリシア語), Evolución no uso do galego por concellos, Praza Pública.
- ^ “Complejo intermareal Umia-Grove | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1999年1月1日). 2023年4月2日閲覧。
- ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
- ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.