エネコム
(エネルギア・コミュニケーションズから転送)
株式会社エネコム(Enecom Inc.)は、中国電力系列の電気通信事業者(電力系通信事業者)で、システムインテグレーター(ユーザー系)である。中国地方内において、ADSL・FTTH接続サービスを行なっている。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒730-0051 広島県広島市中区大手町二丁目11番10号 NHK広島放送センタービル |
設立 |
1985年4月1日 (中国情報システムサービス株式会社として設立) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 2240001006697 |
事業内容 | 電気通信事業 等 |
代表者 | 取締役社長 渡部 伸夫 |
資本金 | 60億円 |
売上高 |
474億4,700万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
52億円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
50億6,600万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
33億5,500万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
739億1,600万円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 1019人(2022年4月1日現在) |
決算期 | 毎年3月末日 |
主要株主 |
中国電力 100% (同社の連結子会社) |
外部リンク | https://www.enecom.co.jp/index.html |
特記事項:2003年7月1日に中国情報システムサービス株式会社から株式会社エネルギア・コミュニケーションズに商号変更。2023年7月1日に株式会社エネコムに商号変更。 |
概要
編集本店所在地は広島市中区大手町二丁目11番10号のNHK広島放送センタービル内。
電力会社系のインターネットサービスプロバイダ(ISP)でありながら、元々独立系のISPであったアーバンインターネットのサービスを継承している関係で、中国電力系のFTTH接続サービス「MEGA EGG」(メガ・エッグ)と平行してNTT系のFTTH接続サービス(フレッツ光など)を行っている。
また、ひろしまケーブルテレビ(現・ちゅピCOM)と提携し、同テレビ局のサービス提供地域(広島市、廿日市市、呉市の全域と、府中町、海田町、熊野町、坂町のそれぞれ一部地域)ではMEGA EGGのIP電話サービスを含めた「トリプルサービス」[2]を2010年6月より提供。福山市の一部ではスカパーJSATと提携してMEGA EGGトリプルサービスによるスカパー!プレミアムサービスの番組配信サービス(光PerfecTV!)の提供、府中市・福山市新市町の各一部ではケーブル・ジョイと提携してMEGA EGGトリプルサービスによる番組配信サービスの提供を行っている。
沿革
編集→「アステル中国」も参照
- 1985年 - 情報処理サービスを主体とした中国情報システムサービス(CIS)設立。
- 1992年 - 専用線サービスを主体とした中国通信ネットワーク(CTNet)設立。
- 1993年 - 中国地方大手のマンションデベロッパーであるアーバンコーポレイションがISP運営企業であるアーバンエコロジー社(サービス名:アーバンインターネット)を設立。
- 1999年 - CTNetがアーバンエコロジー社を完全子会社化(後にアーバンインターネットに社名変更)。
- 2001年10月1日 - アステル中国がCISにPHS事業を譲渡(アステル中国は同年解散)。
- 2003年7月1日 - CISがCTNetと合併し、株式会社エネルギア・コミュニケーションズに社名改称。
- 2004年5月19日 - アステルPHSの音声サービス新規受付終了。12月9日サービス終了(PHSデータ通信サービスは継続)。
- 2005年 - アーバンインターネットを合併。
- 2005年9月30日 - インターネット接続サービス「CIS インターネット」新規契約受付停止。将来的にサービス終了。
- 2005年11月1日 - オプティキャスト(現:スカパーJSAT)と提携して福山市の一部でMEGA EGGトリプルサービスによるスカパー!の番組配信サービス(光PerfecTV!)の提供を開始。
- 2006年 - 中国データサービス、中国ネットワークサービスを合併。
- 2007年2月28日 - 旧アステル系のインフラを継承したPHSデータ通信サービス(MEGA EGG64)及び無線インターネット(MEGA EGGウェーブ)新規契約受付停止。9月30日、MEGA EGG64のサービスを終了。
- 2007年12月14日 - ケーブル・ジョイと府中市・福山市新市町の各一部でMEGA EGGトリプルサービスによる番組配信サービスの提供に関する業務提携を締結。
- 2008年2月1日 - 本社を広島市中区小町4番33号の中国電力本社内から広島市中区大手町二丁目11番10号のNHK広島放送センタービル内に移転。
- 2008年4月21日 - インターネット接続サービス「HIROSHIMA C-DASインターネット」新規契約受付停止。2009年3月31日をもってサービス終了。
- 2008年5月 - ケーブル・ジョイと提携して府中市・福山市新市町の各一部でMEGA EGGトリプルサービスによる番組配信サービスの提供を開始。
- 2010年1月12日以降 - ひろしまケーブルテレビと提携して広島市、廿日市市の各一部でMEGA EGGトリプルサービスによる番組配信サービスの提供を順次開始[3]。以後サービス提供エリアを広島市、廿日市市、呉市の全域と、府中町、海田町、熊野町、坂町の各一部に拡大。
- 2010年12月1日 - 中国電力から会社分割により、電気事業用光ケーブル関連事業を承継。
- 2023年7月1日 - 株式会社エネコムに変更。
関連項目
編集- 電力系通信事業者
- 中国電力
- スカパーJSAT(光PerfecTV!、業務提携)
- ケーブル・ジョイ(業務提携)
- ひろしまケーブルテレビ→ちゅピCOM(業務提携)
脚注
編集- ^ a b c d e 株式会社エネコム 第39期決算公告
- ^ ひろしまケーブルテレビ会社概要
- ^ “光ファイバーを利用した放送サービス「MEGAEGG光テレビ by HICAT」の提供開始について~平成21年12月22日から受付,平成22年1月12日からサービス開始~ ”. エネルギア・コミュニケーションズ/ひろしまケーブルテレビ (2009年12月21日). 2021年2月9日閲覧。
外部リンク
編集- エネコム
- メガ・エッグ
- HIROSHIMA C-DASインターネット
- アーバンインターネット
- do!up - アーバンインターネット(現エネルギア・コミュニケーションズ)の提供しているインターネット接続サービス