ウィラ・キャザー
アメリカ合衆国の女流作家
ウィラ・キャザー(Willa Cather, 1873年12月7日 - 1947年4月24日)は、アメリカ合衆国の女流作家[1]・小説家。20世紀初めのアメリカを代表する作家のひとりである。
ヴァージニア州に生まれたが、9歳のとき家族とともにネブラスカ州のレッド・クラウドという移民たちが土地を開拓している村に移りすむ。ネブラスカ大学リンカーン校を卒業し、ピッツバーグで高等学校の教師になった。そののち、ニューヨークで雑誌編集者をしながら創作に励み、やがて小説家となった。1923年、『One of Ours』でピュリッツァー賞を受賞。ニューヨークで1947年に亡くなった。
作品
編集長編小説
編集- アレグザンダーの橋(Alexander's Bridge、1912年)
- おお開拓者よ!(O Pioneers!、1913年)
- ひばりの歌(The Song of the Lark、1915年)
- マイ・アントニーア(My Ántonia、1918年)
- われらの一人(One of Ours、1922年)
- 迷える夫人(A Lost Lady、1923年)
- 教授の家(The Professor's House、1925年)
- 私の不倶戴天の敵(My Mortal Enemy、1926年)
- 大司教に死来る(Death Comes for the Archbishop、1927年)
- 巌の上の影(Shadows on the Rock、1931年)
- 別れの歌(Lucy Gayheart、1935年)
- サファイラと奴隷娘(Sapphira and the Slave Girl、1940年)
短編小説
編集- ポールの場合(Paul's Case)
- 隣人ロシキー(Neighbour Rosicky)
脚注
編集- ^ “The Perfect Antidote to Trump”. www.nytimes.com. www.nytimes.com (2019年7月19日). 2020年9月24日閲覧。
外部リンク
編集- Willa Cather Pioneer Memorial and Educational Foundation in Red Cloud, Nebraska
- American Masters - Willa Cather
- Willa Catherの作品 (インターフェイスは英語)- プロジェクト・グーテンベルク
- glbtq article on Willa Cather with special focus on her possible lesbianism
- Willa Cather birthplace
- LitWeb.net: Willa Cather Biography