イオンモール木更津
イオンモール木更津(イオンモールきさらづ)は、千葉県木更津市に所在するイオンモール株式会社が管理・運営するモール型ショッピングセンターである[2]。
イオンモール木更津 ÆON MALL KISARAZU | |
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南側全景 | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒292-0835 千葉県木更津市築地1番4、1番6 |
座標 | 北緯35度21分58秒 東経139度54分28秒 / 北緯35.36611度 東経139.90778度座標: 北緯35度21分58秒 東経139度54分28秒 / 北緯35.36611度 東経139.90778度 |
開業日 | 2014年(平成26年)10月18日[2][3] |
正式名称 | イオンモール木更津 |
土地所有者 | イオンモール株式会社 |
施設管理者 | イオンモール株式会社[5] |
設計者 | 株式会社大林組 |
施工者 | 株式会社大林組 |
敷地面積 | 約283,500 m2[3][6][5][1] |
延床面積 | 約94,700 m2[5] |
商業施設面積 |
約68,000 m2[8] ※大店立地法上の届出小売店舗面積 53,000m2 |
中核店舗 | イオンスタイル木更津[1] |
店舗数 | 約160店[6][3][1][7] |
駐車台数 | 約4,000台[3] |
前身 | 新日本製鉄[4] |
商圏人口 | 約38万人[1](約14万世帯) |
最寄駅 | 東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線木更津駅 |
最寄IC | 館山自動車道木更津南IC[5] |
外部リンク | 公式サイト |
概要
編集木更津駅西口の南西約3キロメートルにある「新日本製鉄君津製鉄所」の遊休地約40ヘクタールで、木更津市が進める市街地再開発事業「みなと木更津再生構想」の一環として開発が進められた[4]。
当初は2007年(平成19年)に開業する計画[5]が、景気の影響で開業を延期[5]して2009年(平成21年)度中に開業[4]を計画するが、2009年(平成21年)1月にロジコムが「みなと木更津再生構想」の大型娯楽施設の建設計画から撤退を表明し、影響から集客面など基本構想に見直しを生じ[4]て2月19日に基本構想に再度の開業延期を発表した[4]。
2013年(平成25年)4月9日にイオンモールが「イオンモール木更津」(仮称)を2014年(平成26年)秋に開業する計画[5]を発表し、同年11月7日に起工式を行って着工[9]した。地上2階一部3階が南北に約600メートル[6]となっており、大型で7つの核店舗を配置するショッピングモール[1]である。1階の主玄関に「(街に)定着する」[3]意味で鉄製の巨大な「錨(いかり)」のモニュメント[6]を設置し、レストラン街は日本の古い港町の雰囲気で木更津の海運の歴史[6]を、2階のフードコートは木更津市の姉妹都市カリフォルニアのオーシャンサイド[6]の雰囲気とし、それぞれ地域特性を表現した。
店舗面積は約68,000m2で店舗としてあまり大きくない[8]が、開業時に核店舗として総合スーパーの「イオン木更津店」がイオンタウン木更津朝日からイオンスタイル木更津として移転し[1]、10スクリーンのシネマコンプレックス「USシネマ木更津」[6]、地元の名産品を扱う「東京24区」[10]、各地へ出かける目的で半日近い長時間の試乗を提供するほかにカフェで房総半島を紹介する書籍やクーポン[7]を扱う、ガリバーインターナショナルの新業態「ハント・デ・オデカケ」[1][10]、などが出店する。広大な敷地の野外に、700席の大型テント[6]に潮干狩り貝などの食材を持ち込んで楽しむ[1]バーベキュー場「テジキューBBQ CAFE」[7]、3面コートのフットサル場「ローヴァーズフットサルスタジアム木更津」[1]、レーシングカートで410メートルのコース[1]を走る「木更津サーキット」[7]、イベントの開催が可能なステージ「ライブパーク」[10]など、娯楽施設を充実[1]させ、袖ケ浦市、君津市、富津市など20キロメートル圏内[1]を開業時の基本商圏に、首都圏中央連絡自動車道を経由する茂原市や東金市など千葉県内の広範囲[5]や、東京都内や神奈川県から観光客[7]、の集客を目論む。
同じ木更津市内の「イオンタウン木更津朝日」は[11]、当施設へ移転する「イオン木更津店」が2014年(平成26年)8月31日に閉店して11月14日にイオングループの食品スーパー「カスミ」が「フードスクエアカスミイオンタウン木更津朝日店」を開業し、約30の専門店とともにショッピングセンター[12]として継続する。商圏が重複する富津市の「イオンモール富津」は、約90パーセントの90店舗を段階的に改装して地元密着を試行するとしている[1]が、実際には過半数が空き店舗となる状況が続いている。
年表
編集主なテナントや施設
編集開業時に、核店舗として総合スーパーの「イオン木更津店」、10スクリーンのシネマコンプレックス「USシネマ木更津」[1]、ガリバーインターナショナルの新業態「ハント・デ・オデカケ」、「東急ハンズ・トラックマーケット」[10]、三越伊勢丹の「エムアイプラザ」や「オールドネイビー」などファッション店舗、のほかに約160店の専門店が入居した[1][7]。
イオンスタイル木更津
編集1982年(昭和57年)11月17日に「扇屋ジャスコ木更津店」が「木更津グリーンシティショッピングセンター」の核店舗[14]として開業[12]する。
1999年(平成11年)8月21日に扇屋ジャスコがジャスコに合併[15]されて「ジャスコ木更津店」、2011年(平成23年)3月1日にイオングループが総合スーパーを「イオン」[16]に統一して「イオン木更津店」へ改称[12]した。
2014年(平成26年)8月31日に初代店舗を閉店し[12]、10月18日に当施設へ約1.5倍に増床[12]して移転した[1]。
USシネマ木更津
編集USシネマ木更津 US Cinema Kisarazu | |
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情報 | |
正式名称 | USシネマ木更津 |
完成 | 2014年 |
開館 | 2014年10月18日 |
開館公演 | 「ふしぎな岬の物語」他 |
収容人員 | (10スクリーン)1,960人 |
設備 | 5.1chデジタルサウンド、DLP |
用途 | 映画上映 |
運営 | USシネマ株式会社 |
所在地 |
千葉県木更津市築地1-4 イオンモール木更津2階 |
外部リンク | USシネマ木更津 |
USシネマ木更津(ユーエスシネマきさらづ)は、イオンモール2階[6]で10スクリーン[6][1]、1960席[6]、体感型シアター[10]、をUSシネマ株式会社が運営するシネマコンプレックスである。
プレオープン日の2014年10月15日に、開館番組で『ふしぎな岬の物語』主演の吉永小百合と監督の成島出が舞台挨拶した[17]。
スクリーンNo. | 座席数(+車いす席) | 備考 |
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1 | 347( 3) | |
2 | 102( 2) | |
3 | 347( 3) | |
4(ADMIX) | 389( 3) | DOLBY ATMOS対応 3D対応 |
5 | 102( 2) | |
6 | 276( 2) | |
7 | 66( 1) | |
8 | 84( 1) | |
9 | 126( 2) | 3D対応 |
10(4DX) | 100( 2) | 3D対応 |
その他の主なテナント
編集- ハント・デ・オデカケ(1階)[10][6] - ガリバーインターナショナルの新業態で[10][7]、各地へ出かけることを目的に半日に近い長時間の試乗を提供するほか[1][7]、房総半島の魅力を紹介する書籍やクーポンを扱うカフェを併設する[1][7]。
- 施設紹介
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1F センターアトリウム(アクアパーク入り口)
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1F サウスアトリウム
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2F サウスアトリウム
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2F ドコモショップ付近
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未来屋書店
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ノースアトリウム(イオンスタイル前)
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駐車場と国道16号に沿う植樹帯
野外施設
編集周辺
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v “<イオンモール木更津>7つの核店舗を配置 BBQ場、サーキットも 10月18日開業”. 千葉日報(千葉日報社). (2014年7月31日)
- ^ a b c “イオンモール木更津オープン”. 読売新聞 (読売新聞社). (2014年10月19日)
- ^ a b c d e f 北浜修(2014年10月18日). “160店舗、映画館やバーベキューも イオン木更津 18日オープン”. 東京新聞 (中日新聞社)
- ^ a b c d e f g “イオン木更津出店を延期”. 読売新聞(読売新聞社). (2009年2月19日)
- ^ a b c d e f g h i j “イオンモール、14年秋に木更津に出店”. 日本経済新聞(日本経済新聞社). (2013年4月10日)
- ^ a b c d e f g h i j k l m 阿部義正(2014年10月16日). “イオンモール、18日オープン−−木更津”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b c d e f g h i j k “イオンモール木更津、10月18日に開業”. 日本経済新聞(日本経済新聞社). (2014年7月30日)
- ^ a b “「多核1モール」初導入 来年10月オープン イオンモールル木更津”. 千葉日報(千葉日報社). (2013年11月22日)
- ^ a b “来年秋開業へ大型SC着工 木更津、イオンモール”. 千葉日報(千葉日報社). (2013年11月8日)
- ^ a b c d e f g h “イオンモール木更津、観光スポットへ”. 繊研新聞 (繊研新聞社). (2014年10月16日)
- ^ “イオン木更津店8月撤退 秋開業の新モールに注力 SCは存続、テナント誘致へ”. 千葉日報(千葉日報社). (2014年2月11日)
- ^ a b c d e “32年間の営業に幕 イオン木更津店 跡地にスーパーと市役所 10月移転し新装開店”. 千葉日報(千葉日報社). (2014年9月1日)
- ^ “オープン前に2万本植樹 「地域に根付く店に」 イオンモール木更津”. 千葉日報(千葉日報社). (2014年9月21日)
- ^ 『大企業の進出に伴なう地域社会の変動と住民意識 : 木更津市・君津市の事例調査報告(2)』 法政大学社会学部木更津市君津市調査団、1979年。
- ^ “シャスコグループ再編で「扇屋」称号姿消す”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1999年8月25日)
- ^ “総合スーパー名「イオン」に統一、ジャスコ、サティの屋号消滅”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2011年3月2日)
- ^ “映画「ふしぎな岬の物語」、実在の店主が“吉永小百合フィーバー”語る”. マイナビニュース/エンタメ. マイナビ (2014年10月16日). 2014年10月30日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
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