アーバンネット仙台中央ビル
仙台市青葉区にあるオフィスビル
アーバンネット仙台中央ビル(アーバンネットせんだいちゅうおうビル)は、宮城県仙台市青葉区中央4丁目に所在するオフィスビルである。
アーバンネット仙台中央ビル | |
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ビル外観(2024年8月撮影) | |
施設情報 | |
所在地 |
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央4丁目4-19 |
座標 | 北緯38度15分28.49秒 東経140度52分36.99秒 / 北緯38.2579139度 東経140.8769417度座標: 北緯38度15分28.49秒 東経140度52分36.99秒 / 北緯38.2579139度 東経140.8769417度 |
状態 | 完成 |
着工 | 2022年3月[1] |
竣工 | 2023年12月[4] |
開業 | 2024年3月[2] |
用途 | オフィス |
建設費 | 非公開[3] |
地上高 | |
高さ | 88.70m [5] |
各種諸元 | |
階数 | 地上19階・地下1階 [5] |
敷地面積 | 3,073.86 m² [5] |
建築面積 | 2,330.05 m² [5] |
延床面積 | 42,132.77 m² [5] |
構造形式 | 鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造 [5] |
エレベーター数 | 4台 |
駐車台数 | 120台 [5] |
関連企業 | |
設計 | 久米設計 |
施工 | 鹿島建設 |
デベロッパー | NTT都市開発 |
概要
編集NTT東日本(NTT都市開発)が所有していた、仙台市青葉区中央4丁目の自社ビル・NTT仙台中央ビルを更新し建設された。仙台市内の大規模オフィスとしてはヨドバシ仙台第1ビル以来約半年ぶり、高さ60m超の高層オフィスビルとしては、JR仙台イーストゲートビル以来約3年ぶりのオフィス供給となった。
当初、16階建て・延床面積24,000m2の規模での建て替えを予定していたが[6]、仙台市が主導する再開発促進事業であるせんだい都心再構築プロジェクトに認定されたことで、19階建て・延床面積42,000m2へと計画を変更[7][8]。2023年12月8日竣工[4][3]、2024年3月14日開業[9]。
1 - 4階の低層部には、東北大学青葉山キャンパスで2024年4月より運用が開始される放射光施設・ナノテラスとの連携を見込み、NTTグループの強みである情報通信技術を活用したデータ解析等の支援を行うための分析室や研究者のための仮眠室を設置[7]。スタートアップ企業支援のためのコワーキングスペースやシェアオフィス、仙台市のスタートアップ支援拠点から構成される「YUI NOS(ユイノス)」を設置した[2]。
沿革
編集出典
編集- ^ a b 仙台市青葉区中央における新築工事着工および計画建物名称「アーバンネット仙台中央ビル」決定について (PDF) NTT都市開発(2022年3月18日)
- ^ a b c 仙台・スタートアップやR&Dの拠点「YUINOS」オープン 日本経済新聞(2024年3月14日)
- ^ a b 仙台で再開発促進の第1号ビル完成 産学官民の連携拠点 日本経済新聞(2023年12月8日)
- ^ a b c せんだい都心再構築プロジェクト第1号物件 「アーバンネット仙台中央ビル」竣工 (PDF) NTT都市開発(2023年12月8日)
- ^ a b c d e f g “concept”. アーバンネット仙台中央ビル. NTT都市開発. 2024年8月5日閲覧。
- ^ a b NTT東、仙台中央ビル建て替え 次世代放射光施設を支援 日本経済新聞(2019年6月12日)
- ^ a b 脱支店経済へ、仙台市とNTTの挑戦 未来コトハジメ・日経BP(2022年8月2日)
- ^ 仙台市、老朽化ビル建て替え急ぐ 企業誘致へ助成拡充 日本経済新聞(2020年11月6日)
- ^ アーバンネット仙台中央ビルが開業 都心再構築第1号、低層部の名称は「YUINOS」 河北新報(2024年3月15日)
- ^ 東北工大が25年4月に新サテライトキャンパス 仙台・青葉区中央のビルに開設、交流拠点やギャラリーに 河北新報(2024年11月22日)
- ^ せんだい都心再構築プロジェクト 老朽建築物の建替え第1号が決定しました (PDF) 仙台市(2020年4月7日)
関連項目
編集外部リンク
編集- アーバンネット仙台中央ビル (NTT都市開発)