アプリマック川(アプリマックがわ、スペイン語: Río Apurímac)は、ミスミ山スペイン語版英語版(南ペルーアレキパ県の標高5,597メートルの高山)の尾根の融氷水を水源とする

アプリマック川
Apurímac River
アマゾン川流域と左側(西側)で強調表示したアプリマック川
所在
ペルーの旗 ペルー
地域 アプリマク県, クスコ県
特性
水源 ミスミ山英語版
 • 座標 南緯15度31分31秒 西経71度41分27秒 / 南緯15.52528度 西経71.69083度 / -15.52528; -71.69083
河口・合流先 エネ川
 • 座標
南緯12度15分46秒 西経73度58分44秒 / 南緯12.26278度 西経73.97889度 / -12.26278; -73.97889座標: 南緯12度15分46秒 西経73度58分44秒 / 南緯12.26278度 西経73.97889度 / -12.26278; -73.97889
延長 730.7 km (454.0 mi)
流域
主な支流  
 • 左岸 Qañawimayu
 • 右岸 Hatun Wayq'u, Aqumayu
アプリマック川流域
アプリマック川に架けられたインカ式の吊り橋。ケシュワチャカ英語版(ケチュア橋)と呼ばれる[1]

アプリマック川は世界で最も大きい水系、アマゾン川の水源である。ペルーの南西の山脈にある、Cayllomaの村から10キロメートル (km)、太平洋岸から160 km未満離れたところを源流とする。

アプリマックはケチュア語で「話す神」の意で、アプ (神)英語版+rimaq(神託、話す)から来ている[2][3]

アプリマック川にかけられたインカ道を支える橋ケシュワチャカ英語版(ケチュア橋)は、毎年アリサパナと呼ばれる一家によって作り直される。かつては、インカ道の吊り橋は約200か所かかっていたが、残っているのはケシュワチャカのみである[2]

脚注

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  1. ^ ネア, プロッツェン 2012, p. 278.
  2. ^ a b The last Inca bridge master” (英語). www.bbc.com. 2024年12月11日閲覧。
  3. ^ Diccionario Quechua-Español-Quechua. Academia Mayor de la Lengua Quechua Qosqo (1995).