アデイインザライフ
アデイインザライフ(欧字名:A Day in the Life、2011年2月11日 - 2020年)は、日本の競走馬。主な勝ち鞍に2016年の新潟記念。
アデイインザライフ | ||||||
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欧字表記 | A Day in the Life[1] | |||||
品種 | サラブレッド[1] | |||||
性別 | 牡[1] | |||||
毛色 | 鹿毛[1] | |||||
生誕 | 2011年2月11日[1] | |||||
死没 | 2020年(9歳没) | |||||
抹消日 | 2018年6月14日[2] | |||||
父 | ディープインパクト[1] | |||||
母 | ラッシュライフ[1] | |||||
母の父 | サクラバクシンオー[1] | |||||
生国 | 日本(北海道白老町)[2] | |||||
生産者 | (有)社台コーポレーション白老ファーム[1] | |||||
馬主 | 池谷誠一[1] | |||||
調教師 |
鈴木康弘(美浦) →萩原清(美浦)[1] | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 | 16戦6勝[1] | |||||
獲得賞金 | 1億3203万9500円[1] | |||||
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経歴
編集2 - 4歳(2013年 - 2015年)
編集2013年12月22日、中山競馬場4レースの2歳新馬戦(芝2000m)でデビューし勝利。
3歳シーズンは重賞初挑戦となる1月の京成杯より始動。最後方から上り最速の末脚で前方集団に迫り、プレイアンドリアルから0.3秒差の3着に好走した。3月の弥生賞は中団から徐々に進出し、トゥザワールドの3着に入り皐月賞の優先出走権を手に入れた。GI初挑戦の皐月賞本番は直線で馬群に沈み、16着惨敗に終わる。皐月賞の後は自己条件に戻って出走を重ねた。2015年2月末、鈴木康弘調教師の定年退職に伴い、萩原清厩舎に転厩。
5 - 7歳(2016年 - 2018年)
編集5歳3月、1600万下・常総ステークスを勝利し、晴れてオープン入り。9月の新潟記念は後方2番手で脚をため、直線大外を鋭く伸びて先行各馬を一気に交わし先頭に立つと、最後は追いすがるアルバートドックを3/4馬身差抑え念願の重賞初優勝を飾った[3]。また鞍上の横山典弘騎手は史上4人目となるJRA全10場重賞制覇を達成している。しかし、レース後に屈腱炎発症が判明し、長期休養に入った[4]。
7歳1月のオープン・ニューイヤーステークスで約1年4か月ぶりにレースに復帰したが、7着に敗れる。ブービー15着に敗れた6月のエプソムカップが現役ラストランとなり、6月14日付で競走馬登録を抹消され引退した[2]。
引退後
編集引退後は静岡県の御殿場オリエント馬事センターで乗馬となった[5]が、2020年になり疝痛を発症、麻布大学の動物病院にも入院したものの亡くなったことが、翌年になってnetkeibaの掲示板でオーナーの池谷(ユーザーネームは「くりげ君」)により明かされた。9歳没。
競走成績
編集以下の内容は、JBISサーチ[1]、netkeiba.com[6]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2013.12.22 | 中山 | 2歳新馬 | 芝2000m(良) | 18 | 2 | 3 | 3.6 (1人) | 1着 | 2:05.6(35.3) | -0.3 | 戸崎圭太 | 55 | (コズミックライト) | 546 | |
2014. 1.19 | 中山 | 京成杯 | GIII | 芝2000m(良) | 16 | 6 | 11 | 7.3 (4人) | 3着 | 2:01.4(35.8) | 0.3 | 横山典弘 | 56 | プレイアンドリアル | 546 |
3. 9 | 中山 | 弥生賞 | GII | 芝2000m(良) | 13 | 3 | 3 | 7.8 (2人) | 3着 | 2:01.8(36.2) | 0.4 | 戸崎圭太 | 56 | プレイアンドリアル | 544 |
4.20 | 中山 | 皐月賞 | GI | 芝2000m(良) | 18 | 3 | 5 | 45.0 (9人) | 16着 | 2:01.2(36.0) | 1.6 | 田辺裕信 | 57 | イスラボニータ | 540 |
6.22 | 東京 | 3歳上500万下 | 芝1800m(良) | 12 | 5 | 6 | 1.7 (1人) | 3着 | 1:48.3(35.0) | 0.6 | 戸崎圭太 | 54 | メドウヒルズ | 542 | |
10.11 | 東京 | 3歳上500万下 | 芝1800m(良) | 18 | 2 | 4 | 1.9 (1人) | 1着 | 1:46.0(33.5) | -0.4 | 戸崎圭太 | 55 | (モンサンカノープス) | 546 | |
11. 8 | 東京 | 3歳上1000万下 | 芝1800m(良) | 11 | 3 | 3 | 1.5 (1人) | 1着 | 1:48.3(33.0) | -0.1 | 戸崎圭太 | 55 | (キミノナハセンター) | 540 | |
2015. 2. 1 | 東京 | 節分S | 1600万下 | 芝1600m(良) | 16 | 4 | 8 | 2.1 (1人) | 2着 | 1:34.0(33.9) | 0.1 | F.ベリー | 56 | カフェブリリアント | 544 |
10.18 | 東京 | 3歳上1000万下 | 芝1800m(良) | 9 | 6 | 6 | 1.5 (1人) | 3着 | 1:47.5(34.6) | 0.4 | 戸崎圭太 | 57 | ラスヴェンチュラス | 552 | |
11.15 | 東京 | tvk賞 | 1600万下 | 芝1800m(良) | 11 | 8 | 10 | 1.8 (4人) | 4着 | 1:48.5(33.6) | 0.5 | 横山典弘 | 57 | マイネルイルミナル | 550 |
2016. 2.20 | 東京 | 4歳上1000万下 | 芝2000m(良) | 13 | 3 | 3 | 3.0 (1人) | 1着 | 2:06.5(36.6) | -0.3 | 横山典弘 | 57 | (フォワードカフェ) | 554 | |
3.27 | 中山 | 常総S | 1600万下 | 芝2000m(良) | 14 | 5 | 8 | 2.5 (1人) | 1着 | 1:59.6(34.2) | 0.0 | 田辺裕信 | 57 | (ストレンジクォーク) | 560 |
9. 4 | 新潟 | 新潟記念 | GIII | 芝2000m(良) | 18 | 8 | 17 | 6.1 (2人) | 1着 | 1:57.5(32.7) | -0.1 | 横山典弘 | 55 | (アルバートドック) | 560 |
2018. 1.14 | 中山 | ニューイヤーS | OP | 芝1600m(良) | 10 | 8 | 10 | 4.9 (2人) | 7着 | 1:34.8(35.0) | 0.3 | 石橋脩 | 58 | ダノンプラチナ | 560 |
3.31 | 中山 | ダービー卿CT | GIII | 芝1600m(良) | 16 | 1 | 1 | 17.6 (8人) | 10着 | 1:33.1(34.3) | 0.9 | 北村宏司 | 57 | ヒーズインラブ | 550 |
6.10 | 東京 | エプソムC | GIII | 芝1800m(良) | 16 | 7 | 13 | 20.0 (7人) | 15着 | 1:50.3(37.2) | 2.9 | 北村宏司 | 56 | サトノアーサー | 550 |
血統表
編集アデイインザライフの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系 |
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父 ディープインパクト 鹿毛 2002 |
父の父 *サンデーサイレンス青鹿毛 1986 |
Halo | Hail to Reason | |
Cosmah | ||||
Wishing Well | Understanding | |||
Mountain Flower | ||||
父の母 *ウインドインハーヘア鹿毛 1991 |
Alzao | Lyphard | ||
Lady Rebecca | ||||
Burghclere | Busted | |||
Highclere | ||||
母 ラッシュライフ 黒鹿毛 2003 |
サクラバクシンオー 鹿毛 1989 |
サクラユタカオー | *テスコボーイ | |
アンジェリカ | ||||
サクラハゴロモ | *ノーザンテースト | |||
*クリアアンバー | ||||
母の母 フレンドレイ鹿毛 1997 |
*デインヒル | Danzig | ||
Razyana | ||||
マーチンミユキ | マルゼンスキー | |||
ミユキカマダ | ||||
母系(F-No.) | コランディア(GB)系(FN:9-e) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer 5×5・5 | [§ 3] | ||
出典 |
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n “アデイインザライフ”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年12月9日閲覧。
- ^ a b c d “アデイインザライフ A Day in the Life(JPN)”. 競走馬情報. 日本中央競馬会. 2022年12月9日閲覧。
- ^ “【新潟記念】アデイインザライフが大外一気の末脚で重賞初制覇!”. 競馬ラボ (2016年9月4日). 2022年12月10日閲覧。
- ^ “新潟記念 2017 重賞レース特集”. レジまぐ. 2022年12月10日閲覧。
- ^ “アデイインザライフ引退、乗馬に”. netkeiba.com (2018年6月14日). 2022年12月10日閲覧。
- ^ "アデイインザライフの競走成績". netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2022年12月9日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|アデイインザライフ”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年12月9日閲覧。
- ^ a b c “アデイインザライフの血統表”. netkeiba.com. 2022年12月9日閲覧。