アズマイチゲ
アズマイチゲ(東一華、学名:Anemone raddeana)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
アズマイチゲ | ||||||||||||||||||||||||
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福島県会津地方 2010年4月
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Anemone raddeana Regel | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
アズマイチゲ(東一華) |
特徴
編集根茎は横に這い、紡錘状にふくらむ。茎につく葉は柄を持って3枚が輪生し、3出複葉である。花期は3-5月、花茎の高さは15-20cmになり、直径2-3cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つける。萼片は白色で8-13枚。花弁はない。近縁のキクザキイチゲに似るが、浅く3葉に切れ込んだ葉の形が特徴である。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
別名「雨降花」と呼ばれており、摘み取ると雨が降るという説がある。名称は「東の一輪草」から。
分布と生育環境
編集日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、山地や山麓の日当たりの良い場所に生育する。アジアでは樺太、朝鮮、ウスリー地方に分布する。
画像
編集-
東京都日の出山・2007年4月
下位品種
編集- シラゲウラベニイチゲ Anemone raddeana Regel f. raddeana
参考文献
編集- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本Ⅱ離弁花類』、1982年、平凡社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)