寺岡精工

日本の東京都大田区にある計量器、キャッシュレジスターメーカー
アスター精機から転送)

株式会社寺岡精工(てらおかせいこう)とは、計量器やPOSを製造、販売している企業。食料品店や食品加工工場に強い。粘着テープの製造で知られる寺岡製作所とは無関係である。

株式会社寺岡精工
TERAOKASEIKO CO.,LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
146-8580
東京都大田区久が原5-13-12
設立 1947年7月
1934年11月(創立)
業種 機械
法人番号 9010801007647 ウィキデータを編集
事業内容 電子はかり、POSシステム、倉庫管理システム、店舗管理システム、浄水システム、リサイクル処理機などの製造、販売、保守
代表者 代表取締役会長 兼 Chief Technology Architect 寺岡和治
代表取締役社長 山本宏輔
資本金 1億円
売上高 1021億円(2020年度)
従業員数 3,690名(連結・2020年12月31日現在)
主要子会社 株式会社デジアイズ、株式会社デジジャパン、寺岡オートドア株式会社
関係する人物 寺岡豊治(創業者)
外部リンク https://www.teraokaseiko.com/jp/
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沿革

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  • 1928年昭和3年) - 寺岡豊治が株式会社朝日衡器製作所を設立。
  • 1934年(昭和9年)11月 - 寺岡武治が寺岡研究所を創立。
  • 1938年(昭和13年) - 寺岡研究所を寺岡精工所に変更。
  • 1954年(昭和29年) - 日本初の自動巻上カメラ「オートテラI」発売。

製品

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レジスタ・POSシステム

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回転寿司チェーン店のスシローで導入されている寺岡精工のセルフレジ。筐体に「TERAOKA」の文字が載っている。

2010年代以降、量販店向けにスピーディな支払いシステムの一つとして「チェックアウトレボリューション(スピードセルフ・スマイルセルフ、運営会社で名称は異なる)」という名称のセミセルフシステム[1]を開発・提供している[2]。自社のレジと精算機でのワンセット対応が基本だが、イオングループでの導入例の様に他社(この場合は富士通または東芝テック製)の読み取りシステム(既存のレジを活用)と自社の精算機を組み合わせて使用する場合もある[3]

計量器

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その他の製品

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1955年(昭和30年)発売の「オートテラI」でカメラに参入したが、1959年(昭和34年)発売のオートテラスーパーを最後に撤退した。

飲食店向け製品

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  • 2006年(平成18年)11月に飲食店総合マネージメントシステム『Delious(デリオス)』を発売する。
  • 2008年平成20年)12月に販促機能を持った次世代タッチパネル券売機『セラップ』を発売する。
  • 2009年(平成21年)12月にスタイリッシュ・コンパクトPOSレジスター『A4(エーフォー)』を発売する。

広告

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  • 広告展開についてはあまり積極的ではなかったが、1960年代よりラジオCMでの展開を行なってきた。

その中で1987年昭和62年)4月スタートの文化放送の人気昼ワイド「吉田照美のやる気MANMAN!」(2007年3月30日で番組終了)の1コーナーのスポンサーに昇格して、物議を醸した(当初のコーナー提供枠は「おっと危ない照美倶楽部」後に「午後2時の興味津々」へコーナーを移動する)。

同番組を途中で降板した後はニッポン放送の朝ワイド番組内で7:39頃〜7:44頃までの間に月〜金の帯で20秒ラジオCMを流している。

関連企業

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脚注

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  1. ^ 商品のスキャンは店員が行い、商品の支払いは顧客自身が行う。
  2. ^ チェックアウトレボリューション”. 寺岡精工. 2016年9月2日閲覧。
  3. ^ 運営会社によって異なり、イオン九州の既存店ではTEC登録機と寺岡精算機の合成仕様が、旧マックスバリュ九州の店舗(マックスバリュ及びザ・ビッグ・小型店を含む)では寺岡純正品をイオン風に改良して使用している

関連項目

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外部リンク

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