アガサ・クリスティー ミス・マープル
『アガサ・クリスティー ミス・マープル』(Agatha Christie's Marple)は、推理作家アガサ・クリスティの作品を原作に、イギリスのITVとアメリカのWGBH-TVが共同で制作・放送したテレビドラマのシリーズ。主演のミス・マープルは、シーズン1からシーズン3までをジェラルディン・マクイーワン (発音はマキューアン)、シーズン4からシーズン6までをジュリア・マッケンジーが務めた。
アガサ・クリスティー ミス・マープル | |
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ジャンル | ミステリードラマ |
原作 | アガサ・クリスティ |
出演者 |
シーズン1 - 3 ジェラルディン・マクイーワン シーズン4 - 6 ジュリア・マッケンジー |
製作 | |
制作 |
グラナダテレビ WGBHボストン |
放送 | |
放送国・地域 | イギリス ITV・STV・UTV 日本 NHKBSプレミアム・LaLa TV他 |
放送期間 | 2004年 - 2013年 |
放送時間 | 88 - 94分 |
回数 | 23 |
シーズン1からシーズン5までは4エピソード、シーズン6のみ3エピソードで構成されている。ミス・マープルシリーズを原作としているのは最初の6話(シーズン1からシーズン2第2話)のみで、他はマープルシリーズと他作品を混合した作品である。原題"Agatha Christie's Marple" に"Miss" がないのは、"Agatha Christie's Poirot" (『名探偵ポワロ』として放送)に倣ったためである[1]。
シーズン6終了後、BBCはITVに続編(シーズン7)制作の意思がないことをほのめかしつつ、クリスティの作品の映像化の権利を得たことを発表した[2][3]。
主なあらすじ
編集セント・メアリ・ミード村に静かに暮らす老婦人ミス・ジェーン・マープルの活躍が描かれる。他の村の友人や親戚を訪ねたマープルが、度々不可解な殺人に遭遇し、事件を解決していく。警察は往々にしてマープルの介入を好まないが、マープルの名声や比類なき観察力は時に彼らを圧倒する。
事件の捜査中に、クリスティの別作品の主人公トミーとタペンスに出会う場面もある。
登場人物
編集全エピソードに登場するのはミス・マープルのみで、前半3シリーズをジェラルディン・マクイーワンが、後半3シリーズをジュリア・マッケンジーが演じている。
複数エピソードに登場する人物も何人かいるが、同じ俳優が演じているわけではない。例外は『書斎の死体』と『鏡は横にひび割れて』でミセス・バントリーを演じたジョアナ・ラムリーと、4エピソードで検死官役を演じたスティーヴン・チャーチェットである。
ヘイドック医師は3エピソードに登場するが、全て異なる俳優が演じており、『書斎の死体』ではロビン・ソーンズが、『牧師館の殺人』ではロバート・パウエルが、『鏡は横にひび割れて』ではニール・ステュークが演じた。マープルの古くからの友人ジェイソン・ラフィエルは、『復讐の女神』では、『牧師館の殺人』にデュフォス教授役で出演したハーバート・ロムが声を当て、『カリブ海の秘密』ではアントニー・シャーが演じた。
エピソードリスト
編集シーズン1(2004年 - 2005年)
編集タイトル | 放送日 | ゲスト出演者 | IMDb link | |||||||
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書斎の死体 | 2004年12月12日 |
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[1] | |||||||
牧師館の殺人 | 2004年12月19日 |
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[2] | |||||||
パディントン発4時50分 | 2004年12月26日 |
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[3] | |||||||
予告殺人 | 2005年1月2日 |
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[4] |
シーズン2(2006年)
編集タイトル | 放送日 | ゲスト出演者 | IMDb link | |||||||
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スリーピング・マーダー | 2006年2月5日 |
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[5] | |||||||
動く指 | 2006年2月12日 |
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[6] | |||||||
親指のうずき | 2006年2月19日 |
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[7] | |||||||
シタフォードの秘密 | 2006年4月30日 |
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[8] |
シーズン3(2007年 - 2009年)
編集タイトル | 放送日 | ゲスト | IMDb link | |||||||
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バートラム・ホテルにて | 2007年9月23日 2007年7月29日 |
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[9] | |||||||
無実はさいなむ | 2007年9月30日 2007年8月19日 |
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[10] | |||||||
ゼロ時間へ | 2008年8月3日 2007年7月15日 |
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[11] | |||||||
復讐の女神 | 2009年1月1日 2007年7月22日 |
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[12] |
シーズン4(2009年 - 2011年)
編集タイトル | 放送日 | ゲスト | IMDb link | |||||||
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ポケットにライ麦を | 2009年9月6日 2009年7月5日 |
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[13] | |||||||
殺人は容易だ | 2009年9月13日 2009年7月12日 |
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[14] | |||||||
魔術の殺人 | 2010年1月1日 2009年7月19日 |
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[15] | |||||||
なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? | 2011年6月15日 2009年7月26日 |
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[16] |
シーズン5(2010年 - 2011年)
編集タイトル | 放送日 | ゲスト | IMDb link | |||||||
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蒼ざめた馬 | 2010年8月30日 2011年7月10日 |
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[17] | |||||||
チムニーズ館の秘密 | 2010年12月27日 2010年6月20日 |
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[18] | |||||||
青いゼラニウム | 2010年12月29日 2010年6月27日 |
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[19] | |||||||
鏡は横にひび割れて | 2011年1月2日 2010年5月23日 |
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[20] |
シーズン6(2013年)
編集タイトル | 放送日 | ゲスト | IMDb link | |||||||
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カリブ海の秘密 | 2013年6月16日 2014年9月21日 |
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[21] | |||||||
グリーンショウ氏の阿房宮 | 2013年6月23日 2014年9月21日 |
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[22] | |||||||
終りなき夜に生れつく | 2013年12月29日 2014年9月28日 |
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[23] |
非映像化作品
編集ミス・マープルシリーズの長編全12作は全て本作で映像化されている。
しかし、短編で映像化されていない作品がまだ残っており、それらが映像化されるか否かは不明である。「青いゼラニウム」は長編として制作され、「グリーンショウ氏の阿房宮」は「聖ペテロの指のあと」と繋ぎ合わせる形で制作された。「毒草」は『チムニーズ館の秘密』の一部として制作された。
ノミネート
編集2005年、ジェラルディン・マクイーワンが第10回サテライト賞主演女優賞(ミニシリーズ部門)にノミネートされた[4]。また、同年シーズン1はプライムタイム・エミー賞 作品賞 (ミニシリーズ/テレビ映画部門)にノミネートされた。
世界への配給
編集アメリカでは、PBS(公共放送サービス)のミステリードラマ枠"Mystery!" にて"Agatha Christie's Miss Marple"のタイトルで放送された。カナダ全域でカナダ放送協会で(レディオ・カナダではフランス語版)放送された。オーストラリアでは、原題のままオーストラリア放送協会で放送された。
香港ではATVワールドで、韓国ではMegaTVで、中国ではCCTV-8で放送された。なお、中国では『書斎の死体』と『殺人は容易だ』はレズビアンや近親相姦がストーリーに関わってくるため放送されなかった。また、『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』は中国の終戦のエピソードが出てくるため大幅に編集されて放送された。
ノルウェーではNRK1で"Miss Marple" として、スウェーデンではTV4で"Marple" として、ポーランドではAle Kino で、チェコではチェコ語でミス・マープルを意味する"Slečna Marplová" として放送された。
ブラジルでは、ブラジルHBOで放送された。
日本
編集主な出演者の声の吹き替えはシーズン1でジェラルディン・マクイーワン(岸田今日子)、イアン・リチャードソン(内田稔)、タラ・フィッツジェラルド(藤生聖子)、レイチェル・スターリング(山崎美貴)、ジェーン・アッシャー(一城みゆ希)が務めた。なお岸田の亡くなった後に放送されたシーズン2ではマープル役は草笛光子に、シーズン4以降ジュリア・マッケンジーがマープルを演じるのに合わせて、藤田弓子が起用された[6]。
原作からの変更点
編集映像化に当たって、いくつかの変更があり、視聴者に議論を巻き起こした。第1話『書斎の死体』では、犯人の1人を変え、プロットに同性愛のエピソードを盛り込んだ。第2話ではマープルの若い頃のエピソードを挿入し、第3話では犯行の動機が変更され、第4話では登場人物が減らされ、原作で控えめに表現されているレズビアンのエピソードが強調された。
シーズン2でも変更点がいくつか見られる。トミーとタペンスシリーズの『親指のうずき』や、シリーズ外の『シタフォードの秘密』などがミス・マープルものとして、犯人を変更して制作された。
シーズン3の『無実はさいなむ』と『ゼロ時間へ』もシリーズ外の作品である。シリーズ外の作品を取り入れる傾向は続き、シーズン4では『殺人は容易だ』や『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』が、シーズン5では『チムニーズ館の秘密』と『蒼ざめた馬』が、シーズン6では『終わりなき夜に生まれつく』がそれに相当する。
S | サブタイトル | 変更点 |
---|---|---|
1-1 | 書斎の死体 | レズビアンのエピソードを追加、犯人の1人を変更 |
1-2 | 牧師館の殺人 | マープルの若かりし頃のエピソードを追加 |
1-3 | パディントン発4時50分 | 犯人の犯行動機を変更 |
1-4 | 予告殺人 | 登場人物を複数人変え、レズビアンの関係を強調 |
2-1 | スリーピング・マーダー | 恋愛関係のエピソードを中心に追加 |
2-2 | 動く指 | メインのトリックを変更 |
2-3 | 親指のうずき | 原作はトミーとタペンスシリーズ、プロットの要素を変更 |
2-4 | シタフォードの秘密 | 原作はシリーズ外作品、犯人を変更 |
3-1 | バートラム・ホテルにて | プロット、登場人物、設定など多くを変更 |
3-2 | 無実はさいなむ | 原作はシリーズ外作品、登場人物を大幅に変更 |
3-3 | ゼロ時間へ | 原作はシリーズ外作品 |
3-4 | 復讐の女神 | 容疑者と設定を変更 |
4-1 | ポケットにライ麦を | 登場人物に多少の変更があるが、ほぼ原作に忠実 |
4-2 | 殺人は容易だ | 原作はシリーズ外作品、犯行動機を変更 |
4-3 | 魔術の殺人 | 複数の登場人物をまとめ、放火事件を追加 |
4-4 | なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? | 原作はシリーズ外作品 |
5-1 | 蒼ざめた馬 | 原作はシリーズ外作品 |
5-2 | チムニーズ館の秘密 | 原作はシリーズ外作品、犯人を変更、短編「毒草」の要素を追加 |
5-3 | 青いゼラニウム | 原作にほぼ忠実 |
5-4 | 鏡は横にひび割れて | 原作にほぼ忠実 |
6-1 | カリブ海の秘密 | 原作にほぼ忠実 |
6-2 | グリーンショウ氏の阿房宮 | 「親指のうずき」と合体、コアな部分は原作に忠実 |
6-3 | 終わりなき夜に生まれつく | 原作はシリーズ外作品だが、マープルシリーズの短編「管理人事件」と似ている |
DVD
編集シーズン | 国 | 発売 |
---|---|---|
シーズン1 | イギリス (リージョン2) |
2005年 | 3月
アメリカ合衆国 (リージョン1) |
2005年 | 5月|
日本 (リージョン2) |
2007年11月[7] | |
シーズン2 | イギリス | 2006年 | 7月
アメリカ合衆国 | 2006年 | 8月|
日本 | 2008年11月[8] | |
シーズン3 | アメリカ合衆国 | 2007年10月 |
イギリス | 2008年10月[注 2] | |
日本 | 2010年[9] | 8月|
シーズン4 | イギリス | 2010年[注 3] | 1月
アメリカ合衆国 | 2009年 | 8月|
日本 | 2012年10月[10] | |
シーズン5 | アメリカ合衆国 | 2010年[注 4] | 8月
イギリス | 2011年 | 6月|
日本 | 2012年11月[11] | |
シーズン6 | イギリス | 2014年[12] | 1月
日本 | 2015年[13] | 2月|
シーズン1-5 コレクションボックス |
イギリス | 2011年[注 5] | 8月
シーズン1-6 DVD-BOX |
イギリス | 2014年[注 6] | 1月
ブルーレイディスク
編集シーズン | 国 | 発売 |
---|---|---|
シーズン1-5 Blu-ray BOX |
スペイン (リージョン・フリー) |
[注 7] |
撮影
編集撮影は、ロンドンを含む、バークシャー・エングルフィールド村、ケント・チラム村、バッキンガムシャー・ターヴィル、オックスフォードシャー・ブルーバリーなどで行われた。ウィンザーのウィンザー・ギルドホールは『牧師館の殺人』で使用された。ネブワースのカントリー・ハウス、ネブワース・ハウスは『パディントン発4時50分』や『グリーンショウ氏の阿房宮』で、ハットフィールド・ハウスは『チムニーズ館の秘密』でチムニーズ館として使用された。ハンブルドン村はセント・メアリ・ミード村や『書斎の死体』に登場するマナー・ハウス、バントリー氏の居館ゴッシントン・ホールとして、『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』に登場するサヴェージ城はギルフォードにあるマナー・ハウス、ラズリー・パークが使用された。『カリブ海の秘密』の撮影は南アフリカ共和国のケープタウンで、ビーチのシーンはボルダーズ・ビーチで行われた[17]。最終話『終わりなき夜に生まれつく』はドーセット州ドーチェスターで撮影された[18]。
視聴者数
編集データはイギリスのNPO BARBの視聴率調査による[19]。
放送日 | サブタイトル | 視聴者数 (100万人) |
---|---|---|
2004年12月12日 | 書斎の死体 | 8.72 |
2004年12月19日 | 牧師館の殺人 | 8.36 |
2004年12月26日 | パディントン発4時50分 | 5.95 |
2005年 | 1月 2日予告殺人 | 7.78 |
放送日 | サブタイトル | 視聴者数 (100万人) |
---|---|---|
2006年 | 2月 5日スリーピング・マーダー | 8.74 |
2006年 | 2月12日動く指 | 7.89 |
2006年 | 2月19日親指のうずき | 7.93 |
2006年 | 4月30日シタフォードの秘密 | 6.58 |
放送日 | サブタイトル | 視聴者数 (100万人) |
---|---|---|
2007年 | 9月23日バートラム・ホテルにて | 5.41 |
2007年 | 9月30日無実はさいなむ | 5.54 |
2008年 | 8月 3日ゼロ時間へ | 5.84 |
2009年 | 1月 1日復讐の女神 | 4.48 |
放送日 | サブタイトル | 視聴者数 (100万人) |
---|---|---|
2009年 | 9月 6日ポケットにライ麦を | 5.39 |
2009年 | 9月13日殺人は容易だ | 4.86 |
2010年 | 1月 1日魔術の殺人 | 5.55 |
2011年 | 6月15日なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? | 4.51 |
放送日 | サブタイトル | 視聴者数 (100万人) |
---|---|---|
2010年 | 8月30日蒼ざめた馬 | 5.11 |
2010年12月27日 | チムニーズ館の秘密 | 5.06 |
2010年12月29日 | 青いゼラニウム | 5.96 |
2011年 | 1月 2日鏡は横にひび割れて | 4.93 |
放送日 | サブタイトル | 視聴者数 (100万人) |
---|---|---|
2013年 | 6月16日カリブ海の秘密 | 4.89 |
2013年 | 6月23日グリーンショウ氏の阿房宮 | 5.11 |
2013年12月29日 | 終わりなき夜に生まれつく | 5.34 |
脚注
編集注釈
編集- ^ 2014年12月は、当時最新のシーズン6より「カリブ海の秘密」(12月7日)、「グリーンショウ氏の阿房宮」(12月14日)、「終わりなき夜に生まれつく」(12月21日)と、ハイビジョン版にリマスターしたシーズン1より「書斎の死体」(12月7日)、「牧師館の殺人」(12月14日)、「パディントン発4時50分」(12月21日)を放送[5]。
- ^ シーズンの後半2話の放送が延期され、第4話「復讐の女神」(2009年1月)が放送される前にDVDが発売された。
- ^ 第4話「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」(2011年6月)の放送前に発売された。
- ^ 「蒼ざめた馬」のみ分離され2011年6月に発売された。
- ^ シリーズ1–5 に特典映像を追加。[14]。
- ^ 収録内容はシリーズ 1: The Body In The Library, Murder At The Vicarage, 4.50 From Paddington, A Murder Is Announced。シリーズ 2: Sleeping Murder, By The Pricking Of My Thumbs, The Sittaford Mystery, The Moving Finger。シリーズ 3: Towards Zero, Nemesis, At Bertram's Hotel, Ordeal By Innocence。シリーズ 4: A Pocket Full Of Rye, Murder Is Easy, They Do It With Mirrors, Why Didn't They Ask Evans?。シリーズ 5: The Pale Horse, The Secret of Chimneys, The Blue Geranium, The Mirror Crack'd from Side to Side。シリーズ 6: Caribbean Mystery; Greenshaw's Folly; Endless Night [15]。
- ^ 出演者のジョアナ・ラムレイとハーバート・ロムおよびアンディー・ウィルソンとチャーリー・パーマー両監督が司会進行役を務め、撮影中の裏話を紹介している。パーマーの監督エピソードはシーズン1「牧師館の殺人」、シーズン4「ポケットにライ麦を」、シーズン6「カリブ海の秘密」の3本。ウィルソンはTVシリーズ『名探偵ポワロ』の3エピソードを監督[16]。
出典
編集- ^ “Media, books”, ガーディアン (イギリス), (2004-10-22)
- ^ “David Williams heralds new era for BBC as the new home of Agatha Christie adaptations”, レディオ・タイムズ, (2014-02-28)
- ^ “Case closed: ITV's Miss Marple”, ザ・ミラー (UK)
- ^ “ジェラルディン・マキューアン受賞歴(Awards)” (英語). IMDb. 2014年11月16日閲覧。
- ^ “「ミス・マープル」アンコール放送 毎週土曜 午後3時00分~”. 2014年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月4日閲覧。
- ^ アガサ・クリスティーの名作を集中放送!藤田弓子がミス・マープルの日本語吹き替えを担当|シネマトゥデイ
- ^ ジェラルディン・マクイーワン (出演), イアン・リチャードソン (出演) (22 November 2007). アガサ・クリスティーのミス・マープル DVD-BOX 1 (DVD; カラー; ドルビー; 字幕; リージョン2; ワイドスクリーン 1.78:1; ディスク枚数: 4; 録画時間: 376分). Happinet(SB)(D) [販売元]. JAN:4907953025172。
- ^ ジェラルディン・マクイーワン (出演); アンソニー・アンドルーズ (出演) (28 November 2008). アガサ・クリスティーのミス・マープル DVD-BOX 2 (DVD; カラー; ドルビー; 字幕; リージョン2; ワイドスクリーン 1.78:1; ディスク枚数: 4; 録画時間: 376分). Happinet(SB)(D) [販売元]. JAN:4907953026384。
- ^ ジェラルディン・マクイーワン (出演) (27 August 2010). アガサ・クリスティーのミス・マープル DVD-BOX 3 (DVD; カラー; ドルビー; 字幕; リージョン2; ワイドスクリーン 1.78:1; ディスク枚数: 4; 録画時間: 374分). Happinet(SB)(D) [販売元]. JAN:4907953029248。
- ^ ジュリア・マッケンジー (出演); 藤田弓子 (吹替) (2 October 2012). アガサ・クリスティーのミス・マープル DVD-BOX 4 (DVD; カラー; ドルビー;言語: 英語; 字幕: 日本語・英語; リージョン2; ワイドスクリーン 1.78:1; ディスク枚数: 4; 録画時間: 374分). Happinet(SB)(D) [販売元]. JAN:4907953031791。
- ^ ジュリア・マッケンジー (出演); 藤田弓子 (吹替) (2 November 2012). アガサ・クリスティーのミス・マープル DVD-BOX 5 (DVD; カラー; ドルビー;言語: 英語; 字幕: 日本語・英語; リージョン2; ワイドスクリーン 1.78:1; ディスク枚数: 4; 録画時間: 371分). Happinet(SB)(D) [販売元]. JAN:4907953031807。
- ^ ジュリア・マッケンジー (俳優) (6 January 2014). Agatha Christie's Marple - Series 6 (DVD, PAL, 字幕 (英語・視覚障害者向け), Region 2, ディスク枚数: 1) (英語). ITV Studios Home Entertainment (スタジオ). 2017年11月19日閲覧。
- ^ NHK BSプレミアム放送時のオープニング&エンド・ロールを収録。ジュリア・マッケンジー (出演); 藤田弓子 (吹替) (3 February 2015). アガサ・クリスティーのミス・マープル DVD-BOX 6 (DVD; カラー; ドルビー;言語: 日本語; 字幕: 日本語; リージョン2; ワイドスクリーン 1.78:1; ディスク枚数: 3; 録画時間:). Happinet(SB)(D) [販売元]. JAN:4907953031807。
- ^ ジェラルディン・マキューアン (俳優); ジュリア・マッケンジー (俳優); (13 January 2014). Marple: The Collection - シリーズ 1-5 (PAL, DVD, Region 2; 言語: 英語; 字幕: 英語; 画面比 16:9 - 1.78:1, ディスク枚数: 20) (英語). ITV Studios Home Entertainment (スタジオ). 2018年6月4日閲覧。
- ^ ジェラルディン・マキューアン (俳優); ジュリア・マッケンジー (俳優); (13 January 2014). Marple: The Collection - シリーズ 1-6 (PAL, DVD, Region 2; 言語: 英語; 字幕: 英語; 画面比 16:9 - 1.78:1, ディスク枚数: 15, 再生時間: 2109分 (35時間9分)) (英語). ITV Studios Home Entertainment (スタジオ). 2017年11月19日閲覧。
- ^ ジョアナ・ラムレイ (俳優・司会); ハーバート・ロム (俳優・司会); アンディー・ウィルソン (監督・司会), チャールズ・パーマー (監督・司会). Miss Marple - Complete Collection seasons 1-5 (Blu-ray; 言語: スペイン語・英語; 字幕: スペイン語; ディスク枚数: 5; 再生時間: 1800分 (30時間)). 2018年6月4日閲覧。
- ^ Payne, Emily (2013年4月28日). “紅茶はクリーム入りでなくちゃ:足が冷えて背筋がゾクゾク――女優のハーマイオニー・ノリス、コルウォールで昔風の家族旅行満喫 Yes please to cream teas: Cold Feet and Spooks actress Hermione Norris revels in a traditional family holiday in Cornwall” (英語). デイリ-メール. 2014年11月16日閲覧。
- ^ “ミス・マープルの新シリーズ:ドーチェスターで撮影中のスター Shooting stars in Dorchester for new Miss Marple” (英語). オックスフォードメール. (2013年4月10日)[[オックスフォードメール]]&rft.date=2013年4月10日&rft_id=http://www.oxfordmail.co.uk/news/10343442.Shooting_starts_in_Dorchester_for_new_Miss_Marple/&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:アガサ・クリスティー_ミス・マープル">
- ^ “イギリスのNPOによる視聴率調査” (英語). BARB. 2017年11月19日閲覧。[リンク切れ]