ふよう1号
ふよう1号(JERS-1:Japanese Earth Resources Satellite-1)は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた地球観測衛星である。
地球資源衛星 「ふよう1号(JERS-1)」 | |
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所属 | 宇宙開発事業団 |
主製造業者 | 三菱電機 |
公式ページ | 地球資源衛星「ふよう1号」 |
国際標識番号 | 1992-007A |
カタログ番号 | 21867 |
状態 | 運用終了 |
観測対象 | 地球 |
設計寿命 | 2年[1] |
打上げ場所 | 種子島宇宙センター |
打上げ機 | H-Iロケット9号機 |
打上げ日時 | 1992年2月11日10:50(JST) |
運用終了日 | 1998年10月12日 |
消滅日時 | 2001年12月3日22:28(JST) |
物理的特長 | |
本体寸法 | 約0.9m×1.8m×3.1m[1] |
質量 | 約1300kg |
発生電力 | 約2kW |
姿勢制御方式 | ゼロモーメンタム三軸姿勢制御 |
軌道要素 | |
軌道 | 太陽同期準回帰軌道 |
近点高度 (hp) | 579.9km |
遠点高度 (ha) | 588km |
離心率 (e) | 5.81 |
軌道傾斜角 (i) | 97.67度[1] |
軌道周期 (P) | 96分 |
回帰日数 | 44日[1] |
降交点通過 地方時 | 10:30~11:00[2] |
搭載機器 | |
SAR | Lバンド合成開口レーダ |
OPS | 高分解能光学イメージャ |
打ち上げ
編集目的
編集全陸域のデータを取得し、資源探査を主目的に、国土調査、農林漁業、環境保全、防災、沿岸監視等の観測を行うことを目的とした。
特徴
編集日本初の合成開口レーダー搭載衛星。地表のみならず地中の岩盤なども探査可能。
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軌道
編集成果
編集宇宙考古学の先駆けとしてのピラミッド基礎探査に利用され、日本の調査隊による古代エジプト遺跡の発見に貢献した。
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d “JERS-1|一般財団法人リモート・センシング技術センター”. リモート・センシング技術センター. 2024年4月16日閲覧。
- ^ 久田安正, 鈴木孝「地球資源衛星 (JERS-1)」『計測と制御』第32巻第2号、計測自動制御学会、1993年、146-155頁、doi:10.11499/sicejl1962.32.146、ISSN 0453-4662、202-07-02閲覧。