その女諜報員 アレックス
『その女諜報員 アレックス』(そのおんなちょうほういんアレックス、Momentum)は、2015年のアメリカ合衆国のアクション、クライム映画。オルガ・キュリレンコ主演。
その女諜報員 アレックス | |
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Momentum | |
監督 | スティーブン・カンパネッリ |
脚本 | アダム・マーカス |
製作 | アントン・エルンスト |
製作総指揮 | ポール・シフ |
出演者 |
オルガ・キュリレンコ ジェームズ・ピュアフォイ |
音楽 | ロラン・エケン |
撮影 | グレン・マクファーソン |
編集 | ドゥービー・ホワイト |
製作会社 |
Azari Media Thaba Media |
配給 |
GoDigital アークエンタテインメント |
公開 |
2015年10月16日 2016年6月4日[1] |
上映時間 | 96分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 南アフリカ共和国[2] |
言語 | 英語 |
製作費 | $20 million[3] |
興行収入 | $133,332[4] |
ストーリー
編集南アフリカ、ケープタウン。 元CIAの諜報員だったアレックスは、かつての恋人フラーに誘われ、銀行強盗チームに加わる。計画は順調に進み首尾よくダイヤを盗んだが、メンバーと意見の不一致で喧嘩をし、そのやり取りから顔をさらすことになってしまう。そのメンバーを射殺したアレックスは、証拠品を爆破し、フラーと行動を共にする。
その晩、フラーは今回のヤマを依頼した人物と会うため、面会場所のホテルへ向かうが、そこに襲撃者が現れる。フラーは隠れるものの、プロの襲撃者に拉致され拷問を受ける。襲撃者はダイヤと一緒に盗んだUSBメモリの所在を聞き出そうとする。フラーは拷問の末殺されるが、アレックスの名は口にしなかった。
襲撃者たちは、リーダーのワシントンはじめ、クリントン、ジェファーソンなどと、歴代大統領の名前などをコードネームに使用していた。アレックスは襲撃者たちの隙をついて逃げようとするが、姿を見られてしまう。
襲撃者たちがフラーの妻子を狙っていることを知り、アレックスは自分を毛嫌いしているフラーの妻、ペニーの元へバイクで駆けつける。襲撃者たちは上院議員の指示で行動しており、アレックスの過去も調べ上げていた。殺人を意に介さない襲撃者たちから、フラーの妻子を守るため、アレックスはたった一人で立ち向かう。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
- アレックス・ファラデー - オルガ・キュリレンコ(小松由佳)
- 元CIAの諜報員。気の強い性格。凄腕の開錠技術を持つ。元は赤毛に青い瞳だったが銀行強盗後は髪を染めてカラーコンタクトに変えている。
- 上院議員に雇われた男性。
- 上院議員 - モーガン・フリーマン(坂口芳貞)
- ペニー・フラー - リー=アン・サマーズ(森千晃)
- ケヴィンの妻。アレックスに対しては夫の元恋人ということもあり、好きではなく、電話の相手が彼女と知ったら、すぐに電話を切った。
- ケヴィン・フラー - コリン・モス(祐仙勇)
- アレックスの元恋人。犯罪者だが、愛する人間に対する情は深く、悲惨な拷問を受けても、アレックスのことは吐かなかった。
スタッフ
編集- 監督:スティーブン・カンパネッリ
- 脚本:アダム・マーカス、デブラ・サリヴァン
- 製作:アントン・エルンスト、ドナルド・A・バートン、メシャック・モロプ
- 製作総指揮:ポール・シフ、タイ・ダンカン:ポール・ラレイ
- 音楽:ロラン・エケン
- 撮影:グレン・マクファーソン
- 編集:ドゥービー・ホワイト
製作
編集監督は、クリント・イーストウッドの下で、『マディソン郡の橋』『アメリカン・スナイパー 』などのカメラオペレーターを務めたスティーブン・カンパネッリが行い、監督デビューを果たした[1]。
主演のオルガ・キュリレンコは、『007 慰めの報酬』でボンドガールに抜擢され、『陰謀のスプレマシー』『スパイ・レジェンド』などのスパイ映画に出演しており、本作では華麗なアクションを披露している。
脚注
編集- ^ a b その女諜報員 アレックス - 公式ウェブサイト(2017年1月29日閲覧)
- ^ a b Momentum (2015) - IMDb(2017年1月29日閲覧)
- ^ w:Momentum (2015 film)(2017年1月29日閲覧)
- ^ Momentum (2015) - THE NUMBERS(2017年1月29日閲覧)