きょうと京北ふるさと公社
公益財団法人きょうと京北ふるさと公社(こうえきざいだんほうじんきょうとけいほくふるさとこうしゃ)とは、京都府京都市右京区京北上弓削町段上ノ下にあり、京都府京都市の旧京北町でバス事業や公園管理、人材派遣業などを営む公益法人である。
種類 | 公益財団法人 |
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本社所在地 |
日本 〒601-0531 京都府京都市右京区京北上弓削町段上ノ下2番地の1 |
設立 | 2001年12月25日 |
法人番号 | 3130005005714 |
代表者 | 理事長 北川義晴 |
外部リンク | http://fuw.jp/ |
法人沿革
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バス事業
編集京北町が京都市へ編入合併されたことにより、旧京北町営バスの運行を、きょうと京北ふるさと公社が引き継いだものである。この際に「京北ふるさとバス」へ改称された[1]。運行形態は、自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)である。
京都市の予算から運行補助のために約5,000万円が支出されている[2]。
運行内容
編集- 年末年始(12月29日 - 1月3日)は運休。
- 京都市の交付する「敬老乗車証」[3] および身体障害者等に交付される福祉乗車証[4] が利用できる。
- スルッとKANSAIには加盟していないため、スルッとKANSAI対応カードやPiTaPaは利用できない。2012年から京都市域バス共通回数券が利用可能となった[5]。
路線沿革
編集京北町営バス当時も含めた京北ふるさとバスに関する沿革は、以下の通りである。
- 1990年10月1日:【京北町】西日本JRバス長野線、矢代線(周山 - 矢代)、灰屋線(上黒田 - 灰屋)廃止による代替として、京北町営バス運行開始。[6]
- 運行開始当時の路線は、細野線(周山 - 細野 - 下長野)、矢代線(周山 - 漆谷)、灰屋線(上黒田 - 灰屋)の3路線。
- 1993年10月1日:【京北町】細野線を細野 - 余野公民館前間、矢代線を矢代中 - 浅江間いずれも自主運行にて延長。[6]
- 1994年10月1日:【京北町】京都交通田貫線、宇津線の路線廃止による代替として田貫線(周山 - 上佐々江)、宇津線(周山 - 下浮井 - 周山)運行開始。[6]
- 1995年4月1日:【京北町】西日本JRバス山国線の廃止代替として山国・黒田線(周山 - 小塩・灰屋、灰屋線を統合)運行開始。矢代線スクールバスを一般混乗可に。[6]
- 2005年4月1日:京北町の京都市への編入に伴い、旧町営バスの運行をきょうと京北ふるさと公社へ移管[1]。
路線
編集2010年4月17日改正時点で、以下の路線がある。()内は一部便のみ経由。
- 田貫線
- 周山 - 出口橋 - 清田 - 下中 - 京北病院前 - 鳥谷住宅前( - 上佐々江)
- 上佐々江にて南丹市営バスの路線と接続している。
- 弓削線
- 周山 - 出口橋 - 清田 - 下中( - 京北病院前) - 上中 - 上弓削 - 千谷口
- 矢代線
- 周山 - 出口橋 - 熊田 - 矢代中( - 漆谷) - 浅江
- 宇津線
- 周山 - 出口橋 - 熊田 - 上明石 - 平石橋( - 鬱桜寺 - 下浮井 - 鬱桜寺 - 宇津峡公園 - 平石橋) - 宇津ふれあい会館前 - 柏原( - 周山)
- 細野線
- 周山 - 細野( - 余野公民館前 - 細野) - 下長野
- 山国・黒田線
- 周山 - 山国 - 山国御陵前 - 井戸 - 上黒田 - 灰屋
- 周山 - 山国 - 山国御陵前 - 井戸 - 小塩
脚注
編集- ^ a b 土居靖範「自治体による生活交通再生の評価と課題(I)― 京都府内地方部における乗合バスに焦点をあてた検証 ―」『立命館経営学』第48巻6号、2010年3月、p.63-77。立命館大学(p.65「表1-1 京都府内市町村別乗合バス事業者(2009年12月現在)」参照。
- ^ 京都市公式サイト>都市計画局都市総務課[リンク切れ]
- ^ 京都市敬老乗車証条例 第8条/別表第3、京都市敬老乗車証条例施行規則第6条2項
- ^ “京都市情報館 障害福祉施策情報 - 税金・公共料金の減免など”. 京都市 (2011年11月30日). 2012年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月2日閲覧。
- ^ バス共通回数券 京都市交通局
- ^ a b c d 『明日も走るか(京都府版)』P9~15(日本過疎バス友の会、1996年)
参考文献
編集- 土居靖範「自治体による生活交通再生の評価と課題(I)― 京都府内地方部における乗合バスに焦点をあてた検証 ―」『立命館経営学』第48巻6号、2010年3月、p. 63-77。立命館大学
外部リンク
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