おゆう
『おゆう』は、1983年4月~9月期に、TBS系列で放送された昼の連続テレビドラマ。ポーラテレビ小説第30作にあたる。
おゆう | |
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ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 北原優 |
演出 | |
出演者 | |
音楽 | 丹羽応樹 |
オープニング | さだまさし『望郷』 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデュース | 柳井満 |
放送 | |
放送チャンネル | TBS |
放送期間 | 1983年4月4日 - 9月30日 |
放送時間 | 月曜日 - 金曜日 12:40 - 13:00 |
放送枠 | ポーラテレビ小説 |
回数 | 130回 |
概要
編集ヒロインの浜尾朱美は徳島県出身、早稲田大学に進みアナウンサー志望であったが、TBSの入社試験を受けた際、柳井満プロデューサーによって見出され本作で女優デビューを飾る[1]。『青が散る』に出演したあと、志望通りニュースキャスターに転身。TBSの『サンデーモーニング』、『筑紫哲也ニュース23』等に出演した[1]。
真裏では、NHK連続テレビ小説『おしん』の再放送が行われていたため、その内容を対比した報道も見られたが、最終的に『おしん』の前に視聴率などで惨敗した[2]。浜尾の相手役を務めた陣内孝則は、2018年8月28日に放送されたニッポン放送『ENEOSプレゼンツ あさナビ』に出演した際、本作の放送当時のことを「『おしん』が爆発的な視聴率だったので、「おゆう」は話題にも何もならなくて、『おしん』よりもかわいそうな俳優だった」と述べている他[2]、2012年に夕刊フジが行ったインタビューでも「私が大根めしを食うハメになった」と本作を皮肉った[3]。
物語
編集明治時代の長崎。かすてーら屋に育った娘・おゆうが、数奇な運命にさらされながら、東京・横浜と文明開化の地で過ごし、やがては「博覧会屋」としてパリの万国博へ日本文化を紹介するために赴くまでを描く[4]。
放映データ
編集- 放映期間:1983年4月4日 - 9月30日(全130話)
- 放映時間:毎週月曜日 - 金曜日、12:40 - 13:00
キャスト
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他 |
スタッフ
編集脚注
編集- ^ a b 市川 2023, p. 270.
- ^ a b 陣内孝則が抜擢された昼ドラのヒロインの相手役も『おしん』によって話題にならずニッポン放送 2018年8月28日
- ^ 【陣内孝則】コミカル~シリアス“演じる役”は変幻自在zakzak 2012年3月13日
- ^ 「特集/春の新作ドラマのすべて」『映画情報』第48巻第5号、国際情報社、1983年5月1日、42頁、NDLJP:2343791/42。
参考文献
編集- 市川哲夫『証言 TBSドラマ私史1978〜1993』言視舎、2023年9月。ISBN 978-4-86565-257-4。
TBS制作 ポーラテレビ小説 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
白き牡丹に
(1982.10.4 - 1983.4.1) |
おゆう
(1983.4.4 - 9.30) |
千春子
(1983.10.3 - 1984.3.30) |