いいかげん馬鹿

1964年の日本映画

いいかげん馬鹿』(いいかげんばか)は、1964年松竹が制作、公開した山田洋次監督の映画。「馬鹿シリーズ」の第二弾。

ストーリー

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瀬戸内の小さな島の漁村。捨て子として漁師の源太に育てられた安吉は暴れ者。しかし、都会から疎開してきた可愛い少女の弓子には親切だった。ある時、弓子を危ない目に合わせたため、安吉は源太から折檻され、島を出る。10年ぶりに帰ってくると、弓子は美しい娘になっていた。安吉は島で何度も騒動を巻き起こし、その度に、呆れながらも弓子は安吉を心配する。そんなある時、安吉が案内してきた釣客を見て、弓子はそれが有名な小説家だと気付き、村長に告げると…。

スタッフ

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  • 監督:山田洋次
  • 製作:脇田茂
  • 脚本:山田洋次、熊谷勲、大嶺俊順
  • 撮影:高羽哲夫
  • 美術:浜田辰雄
  • 音楽:池田正義
  • 照明:戸井田康國
  • 編集:浦岡敬一
  • 録音:松本隆司
  • 調音:吉田庄太郎
  • 装置:清水勝太郎
  • 助監督:熊谷勲
  • 渉外事務:池田義徳
  • 進行:峰順一

キャスト

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  • 海野安吉:ハナ肇
  • 水上弓子:岩下志麻
  • 海野源太:花沢徳衛
  • 鮫島巡査と父親(巡査)二役:犬塚弘
  • 舟山和彦(作家先生):松村達雄(東京映画)
  • 龍王丸(新村長): 石黒達也
  • 海神丸(村長):殿山泰司
  • 友子(弓子の幼馴染):水科慶子
  • 海野茂平:桑山正一
  • 弓子の母:織賀邦江
  • 舟山の連れの男:穂積隆信
  • サリー松丘(ダンサー):関千恵子
  • 偽人事課長:石井均
  • 蟹屋の主人:谷晃(東宝)
  • ぽん太:櫻京美
  • 武智豊子
  • 留吉:林家珍平
  • 観光客の男:丘寵児
  • バンドマスター:桂米丸
  • 浩:荘司肇(俳優座)
  • 山本幸栄
  • 田中晋二
  • 川村禾門
  • なべ・おさみ
  • 柳沢譲二(ひまわり)
  • 久保一美(若草)
  • 水島光代
  • 土紀洋児
  • 大杉莞児
  • 光映子
  • 香西謙一郎
  • 南川亜紀
  • エム・イー・ライフ
  • 城戸卓
  • 高畑喜三
  • 水木涼子
  • 比嘉照子
  • 小野寺恵子
  • 小泉弘徳
  • 荒木正邦
  • 栗原嘉明
  • 中西倭文子
  • 片山すみ子
  • 村上記代
  • 後藤泰子
  • 朝海日出男
  • 戸川美子
  • 堀真奈美
  • 川村直巳
  • 秩父晴子
  • 園田健二
  • 坂田芳雄
  • 松川里恵
  • 山本悦子
  • 鈴木千恵子
  • 鬼笑介

その他

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ラスト近くで流れる歌は、田端義夫「島育ち」(昭和37年)。

関連項目

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