AddGoogleLocation、グーグルのロケーション履歴ファイルをもとにJPEGファイルに位置情報を付与するコマンドラインアプリです。
※ このプログラムを利用して大切なファイルを破壊したとしても責任は負いません。 ※ Googleロケーション履歴自体がある程度要約された情報なので、付与される位置情報も「だいたい」の精度となります
Python3の実行環境が必要です。まずはPython3を導入してください。
まずこのプロジェクトをクローンしてください。
git clone https://github.com/tatesuke/AddGglLoc.git
次に以下コマンドで依存ライブラリをダウンロードしてください。 (venvを利用していますが必須ではありません。意味を理解できる方は必ずしもvenvを利用する必要はありません)
cd AddGglLoc
python3 -m venv .venv
.\.venv\Scripts\activate
pip install -r requirements.txt
グーグルロケーション履歴のJSONファイルを元にJPEGファイルに位置情報を付与するには、次のコマンドを実行してください。
python -m addgglloc \
-j "JPEGファイルが格納されたフォルダのパス" \
-g "Googleロケーション履歴が格納されたフォルダのパス" \
-o "処理済み画像を出力するディレクトリ"
正確なusageは以下になります。
usage: python -m addgglloc [-h] [-j path] [-g path] [-o path]
グーグルロケーション履歴のJSONファイルを元に、JPEGファイルに位置情報を付与します。
options:
-h, --help show this help message and exit
-j path, --jpeg path ここで指定されたディレクトリ配下からJPEGファイルを検索します。
デフォルト値: "./picture"
-g path, --google path
ここで指定されたディレクトリ配下からGoogleロケーション履歴ファイルを検索します。
デフォルト値:"./google"
-o path, --output path
ここで指定されたディレクトリ配下に、処理済みのJPEGが格納されます。
デフォルト値:"./output"
事故防止のため、このコマンドは元のファイルを変更しません。 "-o"で指定したフォルダに位置情報を付与した画像が出力されるので、意図しないデータ変更やファイル破損がないことを確認した上で元画像に上書きしてください。
出力フォルダには入力画像と同じディレクトリ構造で処理画像が出力されるため、上書きはドラッグアンドドロップやコピーペーストで簡単に実施できます。