魂魄妖夢
斬れぬものなどあんまりない! | |
基本資料 | |
本名 | 魂魄妖夢 |
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通り名 | みょん、半分幻の庭師、辻斬り妖夢 |
身体情報 | みょんな女の子 |
職業 | 庭師 |
好物 | 剣の稽古 |
嫌物 | お化け |
出没場所 | 白玉楼 |
所属 | 幻想郷 |
親戚等 | |
魂魄 妖夢(こんぱく ようむ)は、感嘆符の一種でもある「みょん語」を巧みに使いこなす白玉楼の庭師である。
テーマ曲は『広有射怪鳥事 ~ Till When?』と『東方妖々夢 ~ Ancient Temple』と『アルティメットトゥルース』。
みょんの特徴[編集]
種族は半人半霊。300年ほど庭師として仕えていた彼女の剣の師であり、実の祖父でもある「魂魄妖忌」が、突如謎の失踪をしたことから、彼女の試練が始まった。まだ未熟な身である中、妖夢は祖父の代わりに、西行妖とご主人様の関係を詳しく教わることも無く西行寺幽々子に仕えることとなったのである。まだ「オンドゥル語」こそ習っていないが、今日も妖夢は独特の「みょん語」を使いこなし、自身の未熟な部分を補いながら主をサポートしているのである。そして勿論貧乳である
性格は生真面目な時もあれば間抜けな時もある。後述のように辻斬りな面もある。言葉遣いは正しいが、たまに誤りが生じ、花映塚にて鈴仙・優曇華院・イナバを怒らせたり、咲夜さんに怪しまれたりすることがある。森近霖之助にはよくいじめられていたりする。
実は抜刀時と鞘に収めた時で性格が変わる二重人格である。
- 抜刀時「斬れぬもの など、あんまり無い!」
- 収めた時「幽々子さま、大変です。目を瞑ったら真っ暗です!」
そんな勇ましい魂魄妖夢と情けないみょんのギャップもまた萌えポイントの一つである。
なお、テーマ曲にある「広有射怪鳥事」とは、「太平記」巻第十二に収録されている話のことである。何ともややこしい漢字表記のタイトル名なために、この曲を聴きたくて検索しようとして挫折した者は多いはず。まず第一に太平記を知らなければ読み方すらろくに分かったものではない。
十六夜咲夜に次いでWindows版の自機キャラクターとして活躍するも、東方風神録で原点回帰してからは、咲夜さん同様にSTGへの出演が一切無くなってしまっていたが、第13弾「東方神霊廟」にて自機再登場を果たすことに。やったね!
みょんの戦闘面[編集]
「剣術を扱う程度の能力」を持ち、「楼観剣」と「白楼剣」という立派な名を持つ二刀の剣を自在に操るが、初登場時や格ゲーの時のように、よく相手をみょん答無用に斬りかかったりすることがある。
楼観剣[編集]
- 長い方の剣である楼観剣(ろうかんけん)は一振りで幽霊十匹分の殺傷力を持っているというが、人間換算だとどれほどの殺傷能力があるのか気になるところである。
- 背中に背負っていると、すれ違いざまに斬る、という居合斬りには使えない模様[1]。
- 妖怪が鍛えた剣らしい[2]。
白楼剣[編集]
- 短い方の剣、白楼剣(はくろうけん)には斬られた者の迷いを断つことが出来るが、使いすぎると閻魔様の商売の邪魔事となってしまう為、一度注意されたことがある。
- 居合斬りにはやはり、腰に帯びたこの白楼剣を使わざるを得ない模様。そもそも居合斬りは敵の攻撃に対する迎撃、カウンターである。咄嗟に抜けなくては成り立たない。
- こちらは出どころ不明らしい[2]。
本人曰く、「斬れぬものなどあんまりない!」だそうだ。こんにゃくが斬れるかどうか気になるところである。それ以前に切れ味が良いのかどうか曖昧である。普段は二刀を刈り込み鋏として使い、庭の手入れをしている[2]。
剣士ではあるが、ゲーム自体がシューティングな為、本編で剣さばきそのものを披露することはあんまりない。しかし、妖々夢における妖夢の当たり判定はみょんにふとましいので注意が必要である。自機操作においては斬撃を弾として放っている。斬撃というのは当然物凄い速さで剣を振って放ってるので、腕が疲れないのか心配である。
作中で妖夢はまだ半人前という設定らしいが、難易度の高いスペルとして知られる「業風神閃斬」を習得しているので、本当にこれで半人前なのかという疑問が出てくる。
実を言えば、従者なのに主を連れていない花映塚ではいつも以上に頑張っていたりする。攻撃力、防御力も高く、性能的面はかなり安定しているのである。剣で弾が消せます。これは大食いゆゆ様に対し、みょんに気苦労が絶えない為なのかもしれない。
みょん語とは[編集]
妖夢の渾名や感嘆符の一種としてよく扱われているが、二次創作の類ではない。永夜抄にて、本当は「ひょんな所に」と言いたかったのかもしれないが、作中の会話で妖夢は「みょんな所に」と発言している。単なる誤字かと思えば、作中で3回ほども同じ発言をしているので、そうとは限らない。
意味としては「ひょんな」の他に「妙な」の意味も含まれているかと思われる。本人はこの言い回しを気に入っているみたいだ。
みょんの通り名[編集]
妖夢は性格だけでなく、通り名も安定しておらず、出演作によって色々な通り名がつけられている。しかし、緋想天での通り名である「蒼天の庭師」のように格好良い通り名をたくさん持ちながらも、ファンの間で一番定着している通り名が「みょん」なのである。他の東方キャラよりも多くの通り名を持っているというのにちょっぴり勿体ない気がする。とか何とか言ってもピッタリだと思うけどね。
また、前述の通り、相手をみょん答無用に斬りかかるのが妖夢の特徴であり、萃夢想では「斬ればわかるのよ」というなんとも理不尽な理論で異変解決を目指していることが判明し、辻斬り妖夢という通り名も出現した。
しかし、こちらが用件を言わずに戦うとそれについて文句を言ったりするので、お前が言うなと言い返してやりたくなる。緋想天でも同様の行為をすることから、格ゲーになるとその性格が現れるようである。「この幻想郷では常識に囚われてはいけないのですね!」って早苗さんが言っていたが、少なくとも礼儀正しいイメージのある妖夢とは異なる非常識的な行為であることは確かである。祖父から教わったことをどう解釈すればこうなるのだろうか。
特に長い方の剣である楼観剣は一振りで幽霊十匹分の殺傷力を持っているので、もし本当に斬って相手がシロだと判明しても時既に遅しであろう。どう見てもラスボスである。
みょんの二次設定[編集]
大抵の場合、大食い設定として有名なゆゆ様に性的な意味で食われることがある。とはいうものの、妖夢本人は珍しく二次設定の少ないキャラである。ただし、作品によって性格が異なる為、書き手によって色々な妖夢が登場したりする。
みょんと就労形態[編集]
白玉楼には彼女以外にも従業員の幽霊(妖精メイドや妖怪ウサギと同類)が多数いるのだが、なぜか彼女一人が全雑務を担当しているような描写が多用される傾向にある。確かに休みも給料も無いが、それだけなら紅魔館と同じであり仕事量も大して多くないはず(庭師と剣術指南くらいである)だし、こんなブラック企業でもやらないような行為を閻魔様が見過ごすはずが無いのは火を見るより明らかである。
萌え重視でモブを排除した結果の二次創作内での副産物と思われていたが、問題が浮上。東方公式の漫画内で彼女が明らかに他の業務を兼任しているだけでなく、モブの幽霊が存在していないような描写がされてしまっていたのだ。(他の場所のモブはちゃっかり存在)さすがにこれには「俺の嫁を過労死させる気か!」という不満が高まり問題となった作品はファンの間では黒歴史扱いされてしまっているという。
みょんの攻略法[編集]
正攻法[編集]
半人半霊である彼女はこの後数百年、あるいは数千年はあどけない少女の姿であり続ける。少なくとも、今こうして記事をご覧の貴方が存命の内は変わらぬままであろう。忘れてはいけないのは、彼女の言動から判断するに彼女の精神状態もまた容姿に相応していることである。多感な年頃ゆえ気丈に振舞っていようとも感情に不安定な一面があるのは至極当然のことである。さらには忠実な従者でありストイックな剣士であり続けることは常に大きな重圧が掛り続けることは想像に難くない。ある程度の言動の矛盾など誰しもが経験があることであり、決して一方的に責められないはずである。
そんな彼女を攻略したいなら、しっかりものに見えて実は多感な内面を察知し、従者や剣士としての責務を懸命に果たす姿に敬意を払うことである。そうすれば変わらないように見えて少しづつ成長し続ける彼女に気付き、さらなる愛情と敬意をもって接することにもつながる。 なお、他の白玉楼の従業員はエロゲやラノベレベルの仕事しかしないので手っ取り早くするなら住み込みで働くのが近道。休み時間にいろいろ教えられるかも…
また、「みょん」という口癖から、一人の少女としての一面も認めてほしいという彼女の願望が垣間見える。そんな心情を察し、ひたむきな彼女を常に温かく見守ってあげることもまた肝要である。もし、髪型を変えてみたりといった女の子らしい行動を見せることがあったら忘れずにそのことに触れてあげるときっと打ちとけ合うことであろう。
薄い本的攻略[編集]
刀を奪うこと。前述の通り、一気に情けない少女に成り下がる。薄い本では常套。まさに刀がなければ形無しである。君の力で彼女を男を知った妖夢(意味深)にしてあげよう。
ゲームでの攻略法[編集]
えっ、ゲームでの攻略法?むやみに近付くとみょん道無用でぶった斬られるよ。以上。
みょんな脚注[編集]
みょんの関連項目[編集]
- 広有射怪鳥事 ~ Till When?
- 東方Project
- 西行寺幽々子
- 植木職人
- 自宅警備員
- 石川五ェ門
- 蒼星石 - 心中の雑草(迷い、雑念等)を断つ鋏を持つ庭師。真面目で忠実だが、出会い頭の水銀燈をぶった斬る等空気が読めない一面も。
- しまむら妖夢