選挙運動車

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選挙カーの一部.jpg
選挙に行こう!
ちょっと!そこの君!有権者のくせに投票に行ってないんじゃないのかい?そんなんだから投票率が下がったとかお偉いさんが喚いているんだよ......建前だけだけどねこんなくだらない記事なんて見てないで、とっとと投票所に行ってきなさい。
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選挙運動車(せんきょうんどうしゃ)とは、選挙という汚らわしいカネとモノが動く戦争において使われている、選挙への立候補者を宣伝するための車両である。しかし、実際は投票への関心を薄めるのに役に立っている、一般市民に対して用いられる音響兵器となってしまっている。

概要[編集]

選挙運動車は主に国会議員選挙などでどこからともなく都心部から山村の奥深く、さらには離島まで人間の生息する地域ではどこでも現れる。一般的に使われる選挙運動車の種類はワンボックスであり、車載用のアンプとスピーカーという音響兵器を選挙運動車のルーフ部分に取り付けるという特殊な改造を施されていて、選挙期間中は公道を走行し党名や候補者名、公約やマニフェストといった内容の音声を垂れ流し、走行している付近に住んでいる住民に向かって音による攻撃をし続けるが警察署長の許可の下、黙認されている。この行為は日本中で行われており、人口の少ない田舎ではよりその土地に癒着している政治家も多い点から、一票の格差を生み出す原因ともなっている。日本国憲法第九条平和を掲げている日本では珍しい一般人でも目にする機会が多いごく間接的に、本当に戦争に関わっている数少ない軍事兵器であるとも言え、ワイヤレスイヤホンなどの防具をに装着している若者も多い。この車両が他の音響兵器(移動販売車、石焼き芋屋、物干し竿売り、石油販売車[1])と考えられるものと違う部分は、単純に商品を販売しているかしていないかであり、結局迷惑扱いされている車両が多い。

この車両を使用するためには供託金と呼ばれる資金を法務局などに預け、衆議院選挙を始めとした議員選挙選などに参加し、最低20万程度使用する事により使用が可能となる。そのような高額な資金が必要となる選挙運動車ではあるが、一本、スマホで調べれば何でもわかる(少なくとも選挙の情報くらいは) この時代において、選挙運動車による宣伝、広報活動は時代錯誤であると考える者が多い。もちろん頭の固い時代遅れの人々[2]だけが選挙運動車を利用しているわけではないが、わざわざ低速で住宅街を走ってまですることだろうか。伝えられるメッセージは少なく、「〇〇党、〇〇の応援をよろしくお願いします!」や「〇〇政権による政治を終わらせませんか」程度の内容であり、対費用効果がイメージの悪化も含めて少ない。

性能[編集]

スピーカー型ではないウグイス嬢の例

音響兵器としては、一般的に周波数[3]が高く、声の通りやすい女性を使い周囲に「こちらは〇〇党、(名前)です(でございます)」や「ありがとうございます!ありがとうございます!」などと、小さい生活道路のような場所であっても走行しながら、何度も無意味に感謝の意を垂れ流す事による、とても高い煽り性能を持っている。その莫大な音量を延々と垂れ流すことによって、近隣住民に多大なストレスを与え思考能力の低下を引き起こしている。

このやり口はナチスの宣伝大臣であったゲッベルスの有名な発言、「嘘も百回言えば真実となる」[4]という発言に基づいた馬鹿げた発想である。同じ候補者の選挙運動車に百回も遭遇しないし、存在自体がみたいな政党、立候補者も実在するからである。ただし、候補者自身が出向いて市街地などで演説を行うケースでは嘘でも真でも同じ事を百回繰り返し言えば、注目を集める、という本来の選挙運動車の役割が果たせるであろう。

この手法により集められた女性たちは「ウグイス嬢」、男性たちは「カラス」などと呼ばれることもあり、美しい魅惑のボイスでアメリカ軍を惑わせた東京ローズのように民間人に対する一種のプロパガンダとなっている。トロツキースターリン写真歴史から粛清されたのも選挙演説の際の声が魅力的ではなかったからではないかとの指摘がある[要出典]。(スターリンの批判演説を行うトロツキー)

展望[編集]

近年では、車離れ投票離れが各所で叫ばれるようになっているが、その裏には選挙運動車の暗躍がある。いや、街の雑音に交じり消えていき、誰も気にしていないかもしれない。どちらにせよ、選挙運動車の被害を一番被っているのは実はウグイス嬢をされている方なのかもしれない。何遍も同じことを言うのは声を枯らすこともあるし、きれいなカネもあまり入ってこないのである。そんなわけで支持政党なしの、大半が被選挙権を無視している選挙運動車が特別な許可も取らず、スピーカーで音を発することもなく、列をなして日本中で渋滞を作っている今日この頃である。

脚注[編集]

  1. ^ パトカー救急車などは当然、何も販売することは無い。サイレンによって音を拡散させるところが例に挙げた車両達との共通点だが、これらには「売り文句」が存在しないという部分で違いがある。
  2. ^ USB穴入れ発言をした桜田サイバーセキュリティ担当大臣など。
  3. ^ アドルフ・ヒトラー松本人志の声の周波数は実は似通っており、周波数が周りに自分の主張をする際に大事な要素であることがわかる。
  4. ^ この発言をゲッベルスがした、ということ自体が百回どころではなく伝えられてきた嘘である。

関連項目[編集]