気のせい
気のせい(きのせい)とは、現代社会に生じる様々な問題、世界的な問題から個人的な問題までありとあらゆる問題を瞬く間に解決してしまう考え方である。
概要[編集]
今日世界では科学技術が未曾有の発展を遂げ、生活はより豊かに便利になったが、そこでも矛盾や深刻な問題が噴出し、世界は蝕まれていた。ポストモダンに生きるわれわれ人類は、その超克法を必死に模索した。そしてとうとう行きついたのが気のせいという考え方である。
この考え方により、現代の問題の99パーセントは解決した。この考え方があと100年早く生まれていれば、30億人もの人が死なずにすんだそうだが、おそらく気のせいだろう。
気のせいの歴史[編集]
気のせい誕生以前[編集]
われわれ人類が「気のせい」という考え方を獲得するまで、気のせいにできなかった人達は悩み苦しんでいた、気のせいなのに。どう考えても気のせいな、ぼんやりした不安などによって自殺する人もいた。
気のせい誕生後[編集]
世界が直面していた問題は解決し、人々はもう次から次へと火の粉のように降ってくる問題に悩む必要もなくなった、人類は勝利したのだ! われわれは解放されたのだ! もう立ち止まらなくてもいい、行き詰まることはもうないのだ! 突き進むだけだ! いざ進めやキッチン!
解決された問題[編集]
- ダンボールに撃たれる←気のせいか・・・。
- 壁をたたかれた後に足元を撃たれてから片足を撃たれた。←気のせいか・・・。
- 地球温暖化←気のせい
- 髪が薄くなってる気がする←気のせい
- 宿題やるの忘れた←気のせい
- 貧困←気のせい
- モテない←気のせい
- 読みにくい文章←気のせい
- 資源の枯渇←気のせい
- 貧困←気のせい
- なんか同じ言葉が出てない?←気のせい
- 少子高齢化←気のせい
- 格差社会←気のせい
- 栗まんじゅう問題←気のせい
- 俺はなんてダメなやつなんだ←気のせい
- アイデンティティーの崩壊←気のせい
- ワーキングプア←気のせい
- 環境破壊←気のせい
- ストレス←気のせい
- ユーモアの決定的欠落←気のせい
- 夢も希望もないわ←気のせい
- 木の精?←気のせい
- 最近太ったかなぁ←気のせい
- 彼女が最近冷たい態度をとるんだ←気のせい
- 僕はトムです←気のせい
- 世も末だな←気のせい
- ミサイルを発射←気のせい
- あ、火事だ←気のせい
- 誰かいるのか?←気のせい
- 定期テストが近い←気のせい
- 髪が増える喜び←気のせい
- 志村後ろ←気のせい
- 全ては気のせいで解決できる←気のせい
と、このようにどんな問題も、「気のせい」の考え方をもってすれば、「なーんだ、気のせいか」と皆納得して、あっという間に解決するのである。←と思うことも気のせい。←と思うことも気のせい。←と思うこ(ry
問題点[編集]
どんなに素晴らしい考えでも問題はあるものだ。
最近「気のせい」の悪用が問題となっている、気のせいなんだけど、一応載せておく。
- ケース1
- 国民「税金高すぎないか?」
- 政府「気のせいだよ」
- 国民「なんだ、気のせいか」
税金を高くされても政府に気のせいと言われたら、国民は何もできない。政府の思うがままである。
- ケース2
- 女「あなた私の知らない女と会ったりした? 嗅いだことのない香水の香りがするわ」
- 男「き、気のせいさ」
- 女「そう、気のせいなら仕方ないわね」
このように浮気を簡単に隠せてしまう。むしろ夫婦喧嘩の発生を防ぐ効果があるとして、問題ではないとする見方もある。
- ケース3
- 男1「まだ希望はある! 諦めちゃだめだ!」
- 男2「希望があるだなんて、それは気のせいだよ」
- 男1「そうだな、諦めるよ」
気のせいには希望を失わせ諦めさせる働きがある。
これらのように問題点もあるわけだが、つい先日この問題点すらをも解決する考え方が生まれた、それは「気のせいなのは気のせい」という考え方である。これをケース3に当てはめてみると、
- 男1「まだ希望はある! 諦めちゃだめだ!」
- 男2「希望があるだなんて、それは気のせいだよ」
- 男1「希望があるのは気のせいなのは気のせいだ、つまりあるってことだ! 俺は諦めないぞ!」
なんと、解決してしまった。
関連項目[編集]
この項目「気のせい」は、執筆者がクラックをキメていた可能性があるなんて気のせいです。だから今はまだクソの山です。より愉快にしてくださる協力者を求めています。さあ、これを見ているあなたも、「恥ずかしいなんて気のせい」など言わずに書き込んでみよう! (Portal:スタブ)