死体

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へんじがない、ただのしかばねのようだ
死体 について、解説

死体(したい)とは、人間の生命活動の結果として生じる産業廃棄物である。

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概要[編集]

故障した人間を修理する技術が発達したことによって、人間の平均稼働時間は飛躍的に長くなったが、科学技術の発達した今日においても、半永久的に壊れる事のない人間を作り出すには至っていない。したがって、全ての人間は、最後には完全に機能が停止してしまう。この、完全に機能が停止してもう動くことのできない人間のことを死体という。

歴史[編集]

人類の歴史は、まさに死体の歴史であったと言っても過言ではない。人類は長年、死体をなるべく生み出さないような技術を開発することに苦心してきた。戦争や飢饉などが頻発した時代には、大量の死体が生み出され、社会問題となってきた。死体を生み出さない特殊技術を求めて、あらゆる組織が研究を繰り返してきた。

種類[編集]

死体は、その色形や発生原因などによって、様々な種類に分かれている。あまりに種類が多様なためここではその一部を紹介するにとどめる。

自然死体
人間を構成する器官などが故障したことにより、完全に機能を停止してしまったもの。外見は寝ている人間とさほど変わりないが、動力炉は稼働しておらず、内蔵コンピュータも停止しているため、もはや修理は不可能である。
焼死体
人間が火災等によって高温下にさらされた結果、機能が停止してしまったもの。すり潰せばすぐ捨てられるため人気がある。
水死体
人間を長時間水に浸したことによって、エネルギー源の供給がストップしてしまい、機能が停止したもの。腐敗している場合が多いので不人気である。
バラバラ死体
鋭利な刃物や爆発物によって、人間を捨てやすいように物理的に切断したもの。不法投棄業者の間で人気がある。
ミイラ
死体の中に含まれる水が蒸発し、極端に乾燥している状態。正当な手続きを踏んで製造されたミイラは時に高価なものとされる。
屍蝋
体内の脂肪分が鹸化し、石鹸となったもの。アウシュビッツ強制収容所において大量に発生する死体(ただしユダヤ人に限る)はこの方法により活用された。

特徴[編集]

廃棄方法[編集]

死体は法律に則って適切に廃棄する必要がある。所定の手順を踏まずに死体を放置すると、死体遺棄罪などの罪に問われる。死体は通常、土葬法か火葬法によって廃棄される。近年はそもそも廃棄せず押し入れに隠すことによって130歳の老人としていつまでも社会的に生かすことも可能とされている。

土葬法
死体を棺桶と呼ばれる箱に入れた後、教会などで手続きを済ませ、土に埋める方法である。
火葬法
一度冷えた死体を棺桶に入れた後、特殊な焼却施設で温め直す残った燃えかすは土に埋める。

定義[編集]

何をもって「死体」と定義するのかについては、現在でも論争がある。かつては、動力炉の停止をもって死体を定義していた。しかし、今日では内蔵コンピュータが停止した事をもって死体と定義することもある。

リサイクル[編集]

死体の中からまだ使える部品を取り出して他の人間の修理に利用する技術が発達したことにより、これまで廃棄するしかなかった死体の新たな活用法が注目されている。

転用[編集]

ヒト以外の動物が機能停止になってしまった場合にも死体と呼ぶことがあるが、余り一般的ではない。ちなみにベジタリアンでない限り、多くの人間はヒト以外の動物の死体を食べる。特にトンカツは豚の死体として知られている。因みに四千年の歴史を誇る地域では、ヒトの死体も(以下略)

また植物についても動物同様機能停止の概念はあるが、そのような状態になった植物を死体と呼ぶ者はほとんどいない。特には木の死体であるにもかかわらず、そう呼ぶ者はいない。

関連項目[編集]