格闘家
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格闘家(かくとうか、Fighter)とは、最強の人物(自称)である。
概要[編集]
格闘とは読んで字の如く「肉弾(格は体の意)で闘う」行為であり、戦う以上は勝利することが目的である。勝利する以上は相手よりも(色々な意味で)強いことが求められるのは言うまでもない。また、全ての人類と戦うわけではないものの、格闘家たるもの「いえいえ、そんな私なんてあなたさんの足元にも及びませんよ……」などと謙遜する訳には行かず[1]、相手が誰であろうと「あ?!あなただと?あんなヤツ、俺にかかれば3分も要らねぇ、開始3秒でK.O.だぜ[2]!」と豪語するくらいでなくては話にならない[3]のである。たとえ本心では「いやいやいやいや、絶対あんなヤツ勝てないって。無理無理無理無理。化けモンでしょアレは。人間の範疇超えちゃってるしね。俺、まだ死にたくないんだけどなぁ……どうしよう」などと思っていようと、やはり人前では「あ?!あなただと?あんなヤツ以下同文」と言わなければならないため、何より求められるのは心臓に毛どころかハリガネが生えているくらいのメンタルタフネスである。
末路[編集]
かくして「あたい最強!」の看板を掲げて戦い続け、たとえ負けてもめげずに復活ストーリーを自作自演するか、あるいはのらりくらりと身をかわしつつ「大御所」と呼ばれる年齢までやり過ごして「俺も昔はだなぁ……」などと講釈たれたり、現在一番人気の格闘家について「アイツは見込みあると思っていたんだよ……」などと評価するなどして、その後の余生を全うできるのはほんのひとにぎり、残りの大多数は格闘界をいろどる徒花として細々と散っていくのであった。