増健亘志改メ柳川信行

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増健 亘志 改メ 柳川 信行(ますつよし のぶゆき あらため やながわ のぶゆき、1996年1月 - 2011年1月)は、様々なシミュレーションに使われていた仮想力士。1996年1月から2011年1月まで日本相撲協会のスーパーコンピュータで運用されていた(あんこ型の)力士型プログラムであり、サイズは190KB(2010年1月現在)。生年月日の設定は1974年1月22日。出身地の設定はインド・コーチ[1]。末期は「柳川信行」または単に「柳川」と呼ばれることが多かった。プログラムは日本相撲協会が厳重に保管していたが、日常的に流出しているので多くの海賊版が存在する。元々バグが多い仕様であった。

仮想力士は電脳力士とほぼ同義。マトリックスのネオが柳川だと考えればわかりやすい。

愛称はデブデブ柳川、非技のデパート、つきひざ王子、相撲板の神様、初代縦綱、第二代無類力士、平成の大十両、いじめの対象など(証言者は出島武春)

概要[編集]

1996年1月場所直前になって、日本相撲協会は舎弟である日本大学に仮想力士の作成を要請した。これは世界初の試みであったが目的は未だはっきりせず、学生横綱を横綱にさせるシミュレーションとも、学生横綱を関取にさせないようにするシミュレーションとも言われている。日本大学は本場所に間に合わせるよう大急ぎで作ったが、出来はたいそう悪かったらしい。その時のサイズは174KBで、プログラム名はその辺に落ちていた名を勝手に使い「柳川 信行」とした。日本大学は仮想力士の見た目に全くこだわらなかったので、運用初日に出羽海理事長ら関係者は少し落胆したが、柳川の1月場所のシミュレーション結果は5勝2敗で学生横綱という設定を裏切らない上々なものだった。

運用が始まった1996年当時はコンピュータの黎明期であり、174KBもあった柳川はコンピュータ泣かせと言われていた。そのため当初相撲協会が想定していたものより動きが遅かったらしく、無駄な負けを時々した。その後15年間で仮想力士は何度かのマイナーチェンジをして190KBになったが、現在のコンピュータの性能は比べ物にならない。しかし逆に柳川の動きは遅くなるばかりで、もはや幕内や十両ではシミュレーションできないという使い物にならない状態であり、2004年3月場所を最後に十両での運用を停止した(この場所のシミュレーション結果は西十両13枚目で3勝12敗)。もとのプログラムがかなり悪質であったらしいが、末期のものは解読すらできないようであった。

柳川は1996年9月に三保ヶ関部屋の近くにあった玩具問屋「増健商店」のネーミングライツを得て「増健 亘志」に改称し、2005年11月に「増健亘志改メ柳川信行」の名称にした。この名称は長いので前述のように略される。外観やその変遷については後述する。尚「増健」の名は後に三保ヶ関部屋に入門したロシア人力士に受け継がれた。過去に相撲協会で発生したバグについては個別に説明する。海賊版が問題になっているが、仮想力士の流出の経緯は2010年1月現在不明である。海賊版のあちこちでの運用状況については後述する。

2011年1月場所のシミュレーション結果は西幕下31枚目で2勝5敗だった。この場所を最後に運用の終了を発表している。

外観[編集]

運用開始直後の姿。日大時代のデータはこれに近いものと思われる。
幕下時代。十両昇進後も化粧廻しのデータが間に合わず6年近くもの間この状態で運用された。

最初のデータは日本大学が紛失して現在は復元が不可能だが、キャプチャー画像と見られる写真は残っている。身長は180センチ弱、体重は北の湖とほぼ同じ体型だったとの証言もあるので170キロ台前半とみられる。前述のように日本大学が見た目に全くこだわらなかったので、だらしない体であんこ型の力士であり、おそらくBMIを大変高い数値に設定してしまったと思われる。相撲の成績はそこそこ良かった。

(左)世界初の仮想力士。関取になったことが伺える。(右)協会が見た目を改良した。なかなかの男前である。

世界初の仮想力士が大変だらしない体であることに日本相撲協会は大変不満を抱き、やがて協会独自で見た目の改良に取り組んだ。BMIの設定を30にして脱あんこ型に成功したのは右の画像からもわかる。顔も幾分凛々しくなった様だが、相撲の成績は悪化し、シミュレーション結果に「公傷休場」と表示される事態も起きた。


最初のデータより明らかに太い。大銀杏を結ったキャプチャー画像は入手不可能である。

増健(協会で運用中に改称した)が関取の地位を維持できないことに危機感を感じた相撲協会は、日本大学から最初のプログラムを取り寄せる決意をした。しかし大学は既にデータを紛失していたので、またしても協会独自で体重を元通りにすることに取り組んだ。BMIを59.78に設定したところ、体重は200キロにあと10キロに迫る所まで増加してしまった。協会はすぐに異変に気付いたが、プログラムは既に手が付けられない程ぐちゃぐちゃになっていた。足は上がらなくなり、幕下優勝次点などという無意味な勲章ばかりを重ねる仮想力士になってしまった。

日本相撲協会で発生したバグ[編集]

異様に短いさがり[編集]

1998年に十両に昇進した増健であったが、バグにより胴体と足の比率が狂い、他の力士に比べて足が短くなってしまった。そこで相撲協会はさがりを短くすることによって目の錯覚を起こさせ、足を長く見せるパッチを適用したが効果はゼロであった。

つきひざ[編集]

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2003年7月、十両で初日から3連勝とようやく成果を発揮し始めたかに見えた柳川だったが、4日目に立ち合いで足を滑らせ膝から土俵に落ちてしまう。この場所では最終的に10勝を挙げ何の問題もないかに思われていたが、この際の衝撃により致命的なバグが発生しプログラムが大幅に狂っていたことが判明。これによりただでさえ高かったバグ発生率がさらに上昇してしまった。当然10勝もバグの産物であり、これ以降運用終了まで十両で勝ち越すことはできなかった。相撲協会はこの現象を「つきひざ」と命名。

断髪式[編集]

断髪式シミュレーションのキャプチャー画像。

2005年から柳川の断髪式のシミュレーションが積極的に行われるようになった。しかしかなりの確率で柳川は取的の取組時の格好(右画像)で現れ、しかも1人目でバッサリと全部切り落とされてしまう。これでは感動も哀愁も何もない。

2011年1月の運用終了に伴い、2月に本番が実施された。シミュレーション時に発生していたバグは起こらず、断髪式自体は問題なく行われた。しかし、プログラムに組まれていたはずの「親方による歌の披露」のファイルが消滅しており、プログラム上で実施されなかった(ファイル消滅の理由は後述)。

柳川病[編集]

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2006年頃からシミュレーション上においてこれまで好成績を挙げていた力士が突然腰がふらついたような相撲しか取れなくなったり、大怪我をしたりして成績が低迷する症状が発生。初期の感染者は主に学生相撲出身者であったが、後にそれ以外の力士も発症。劇症患者の中には番付外にまで番付を落としたり、果ては大麻使用で逮捕されてしまう者までも現れた。日本相撲協会が調査したところこれらの力士は過去に柳川に勝利していたことが判明。協会はこの原因を柳川から白星を挙げた者のみに感染し、成績を柳川化させるコンピュータウイルスと断定、これを「柳川病ウイルス」と命名した。

長崎市議[編集]

日本相撲協会のみで運用されるはずだった増健だが、誤って長崎市議「柳川八百秀」として運用されていることが判明した。増健の運用が終了した直後の2011年4月、長崎市によって八百秀が削除されたためこのバグは修正された。

運用終了[編集]

このように数多くのバグにもかかわらず耐用年数を大幅に経過して惰性で運用されてきた柳川であったが、2011年1月、相撲協会の経費削減の一環として運用終了が発表された。と表向きには扱われているが、場所後に十両互助会の存在が明るみに出るとの情報リークを受け、柳川を用いて行っていた八百長シミュレーションの発覚を恐れた三保ヶ関により慌てて処分されたというのが実情である。断髪式での親方の歌ファイル消滅もこのため。プログラムは都内の会社に譲渡される予定。柳川の後継プログラムについては未定。なお海賊版については今後も運用され続けるものと思われる。

恵比寿の電話番[編集]

現役バージョンは運用終了の憂き目を見たが退職後のバージョンが新たに運用されるようになり、2011年3月から退職後に市井で送る生活のシュミレーションが行われ始めた。2年間で200キロから140キロまでの減量に成功したという。恵比寿の会社で電話番を行いながら雑居ビルの1室を無料で間借りして暮らしていたという。だがしかし、2013年暮れに酒を飲みながら車を運転して通行人2人に軽傷を負わせたとして現行犯逮捕され、翌2014年1月下旬に懲役4年、執行猶予2年の判決が確定した。本来「執行猶予」が付く刑は「3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金」であり、この件では実刑となるはずだが手違いで執行猶予が認められた。なお、拘留中にスマートフォンを使って2chに降臨し、亀田大毅が自ら柳川のパシリを行っていたことや自身が入門前からしばらくアルコール依存症に陥っていたこと、パチンコ店全体が出玉を恣意的に操作していることなどを2chで暴露した。[2]

海賊版の運用状況[編集]

海賊版は本物と同様にダブルクリックすることで起動し、そのコンピュータ内で様々なシミュレーションに使われるようになると報告されている。相撲協会のスーパーコンピュータのように、土俵や稽古場のデータが設定されているコンピュータは少ないので、柳川が相撲のシミュレーションのみに使われるとは限らない。大部分は中学生()による遊びだが、そのいくつかは新聞記事になった。記事の抜粋をいくつか下に載せる。厨の中にはアスキーアートを製作するものも現れた。なお前述したように海賊版製作者は漢字もまともに読めないような中学生が大半である。このため「増健亘志」が「ぞうけん」「ますけん」「わたるし」などと誤読されていることが多い点に留意されたい。

師匠に次ぐ歌手デビューのシミュレーションも行われた

シミュレーションの際は「増          健」などといったように、名前の間隔を空けて書かれることが多かった。理由は長年の謎であったが、近年の研究により、健康増進(略称・増健)のアピールのため「ソーシャルディスタンス」の概念を現実に先駆けて実践していたことが明らかになっている。

◆増健ちゃん?埼玉・中川に 見守る会会長「間違いない」◆

埼玉県越谷市の中川で20日、高知県高知市・鏡川で人気を集め、約1カ月前に消息を絶った「増健ちゃん」と同じ種類の力士が見つかった。現地で確認した「増健ちゃんを見守る会」の澤田昇会長は「表情やアンコ体型から増健ちゃんに間違いない」と話している。20日午前1時25分ごろ、同市東町5丁目の中川でコイ釣りをしていた男性が「力士が川を上っている」と110番通報し、越谷署員が午前6時ごろに力士が水面に顔をのぞかせているのを確認した。川面に浮いてはまた沈む姿に、署員は「2人いるかもしれない」と話している。「大小2人の力士が水中で稽古をしていた」との目撃情報もある。同署によると、早朝、川べりのボートのデッキで黒まわしを締め直したり、川を泳いだりしていた。その後、川の中に姿を消したが、午前10時ごろ、報道陣の前に1人の力士が姿を見せ、7、8分おきに水面に顔を出してはまたもぐる動作を繰り返した。高知市内の鏡川で姿を見せていた増健ちゃんは、市民団体が捕獲を試みた3日後の3月14日を最後に目撃情報が途絶えていた。現場はJR武蔵野線の吉川駅から南に500メートルの住宅地を流れる中川で、河口から三十数キロの地点。「増健ちゃん」だとすると、鏡川から太平洋を抜けて、東京湾を北上。旧江戸川河口か荒川河口などから遡上(そじょう)し、中川に入った可能性がある。ざっと700~800キロを泳ぎ切った計算だ。

増健八百「鳥」キャラ誕生

柳川市で新種の鳥が見つかった――。名前は「ゾウケンヤオチョー(増健八百鳥)」。県増健文化センター(柳川市八百屋町)が生んだキャラクターで、支度部屋内を飛び回って増健と八百長しようと呼びかける。人気の「ゆるキャラ」と一線を画し、だるさを強調した「だるキャラ」を目指す。センターの認知度向上などを狙い、職員14人が約3カ月かけて手作りした。ホームセンターで買った発泡スチロール板を何層も重ね、中をくりぬいて胴体の形を整え、表面にパチンコ玉をはり付けた。廻しの褪せた黒色は力士養成員の生活の厳しさを表し、赤、黄、緑、青の4色のさがりは増健教育の四つの概念を表している。「増健」と呼びかけると「ヤオチョー」と鳴き声を発する。大きなたるんだ腹が特徴で、デザインした松本太一さんは「肩ひじをはらず、無気力で増健感覚を身につけて欲しいという思いから、あえてだれた印象にした」。「かわいいだけでは埋没する」と言い、せきトリくんなど「ゆるキャラ」への対抗心ものぞく。6日午後1時から、ヤオン柳川北ショッピングセンター(柳川市晩稲)である増健週間のイベントでお披露目され、今後は各地の増健行事に出張する。また「ゾウケンヤオチョー」の愛称を募集している。来年1月末まで。問い合わせはセンター(0944-800-***)へ。

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厨によりAA化された柳川。上記の画像と比較すればわかるとおり、本人とは似ても似つかない。このAAは様々なAAと合成され主に荒らしとして使用されている。

増厨[編集]

外部リンク[編集]

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ひよこ

この項目「柳川信行」は書きかけだよ。書いた本人とひよこ陛下が言うんだから間違いない。より素晴らしい記事にできるってなら、してみやがってください。お願いしましたよ。 (Portal:スタブ)