手紙
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手紙(英・letter)とは、書簡,便り、書状、芳書などと呼ばれる、紙を使って行われる音なき会話もしくは対話である。
概要[編集]
人(稀に動物)が紙と筆記具を用いた通信手段。ヤギはもちろんのこと、雁や鯉も手紙を用いることが蘇武と呂望によって確認されている。飛行機のような姿で短距離なら飛ぶことができるため書翰という鳥類だとする説や、尺素という元素だとする説もある。英語では手紙はletterだがそのレターは大体メールに含まれている。電子でやりとりする場合はすべてメールであるため、手紙というだけで紙でのやりとりなのである。
他者へ送る物[編集]
- はがき
- ヤギの誤食対策に製造開発された手紙の一形態の一つ。食べる前に内容を見れるように封筒が要らない仕様となっている。ブナ科の葉を妖術で2:3の比率に変化させたもの。人間も用いる。
- 年賀状
- はがきの中でもお正月の時期にやりとりされるものを指す。松の内(一月七日まで)を過ぎればただの寒中見舞いとなってしまう。切手は普通のものでも良いが、毎年干支の描かれた年賀切手が販売されている。これはお正月期間が過ぎても使えるが、郵便局員から風情のない奴という烙印が押されるだろう。
- 喪中はがき
近しい者が亡くなり年賀の挨拶を控えさせてもらう時に送る。故人を弔って蓮の花などが描かれている。
- 暑中見舞い
- 詫び状
- 相手へ詫びる気持ちを伝える手紙。末尾にぴえんやめんごと書くのが礼儀。
- 父の詫び状
- 作家の向田邦子が客の吐瀉物を片付けた後に、父からと赤ペンで「此の度は格別の御働き」と線の引かれた手紙をもらったという話を200ページ強もかけて書いた小説。
未来の自分へ送る物[編集]
- 便り
- 数時間前の自分から現在の自分へ送られた茶色い固体。専用の管から捻り出される。便りがないのは良い便りが通じない相手である。できるだけ毎日届くのが望ましいとされ、通じない時にはヤクルトやヨーグルトを食べると良い。
- n年後のあなたへ
- 子供の頃の自分が未来の自分へ送る手紙。主に卒業式や二分の一成人式でセンセーショナルな気持ちに浸りたい教師が書かせる。まめな親は取っていることもあるが、実際にn年後の自分が読むことはない。タイムカプセルに入れられて忘れ去られるのがオチである。
大抵において送られてくる物[編集]
- 通達文書類
- 公的機関やお上から送られてくる書類。逆らうことなどできない。
- 令状
- 裁判所が送る、家宅捜査をや逮捕を許可する手紙。おまわりさんを家に招いたり逆に署に招かれたりしたくない場合は犯罪は避けるべきである。この手紙が届くのを防ぐには、自首するか現行犯逮捕逮捕されるかだ。
- 不幸の手紙
- 返さなければ不幸が訪れると多数への返信を要求する手紙。中には幸運を嘯くものも。
- ラブレター
- 恋文、艶書、付け文等。恐怖の手紙
- 請求書
- 借入金の返済や、受けたサービス物品の代金を要求する手紙。
- 婚姻届
- 役所へ届け出る物。郵便局員等の仲介人を挟まないため手紙とは言い難いが、ラブレターの最終形態。
- 遺書
- 自分が死んだ時のために書き遺しておくもの。生前の思い出を語る内容ならば安心していい。しかし弁護士がついていた場合法的効力を持つ厄介なものとして扱われる。
関連用語[編集]
- クルスス・プブリクス 古代ローマの手紙の妖精
- ローランドヒル イギリスの手紙の妖精
- FAX キツネの郵便会社。
- ぽすくま 前島密の現在の姿。