宮沢賢治王国
宮沢賢治王国(みやざわけんじおうこく)とは、宮沢賢治を絶対君主とする、一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べることが美徳とされる王国である。イーハトーブとも言う。
概要[編集]
全国的な知名度を誇る有名人を輩出している自治体は全国に腐るほどあるが、その中でも花巻市は、市内のあらゆる場所によくわからない宮沢賢治関連のオブジェらしきものを大量に設置したり、市役所に賢治まちづくり課を設置するなど宮沢賢治推しが甚だしかったので、他の自治体から「宮沢賢治推し過ぎだろw」と言われるようになった。
このことに「賢治をバカにされた」と勝手に腹を立てた花巻市は、平成の大合併で石鳥谷町、大迫町、東和町と合併すると同時に、どさくさに紛れて宮沢賢治を絶対君主とする宮沢賢治王国を建国し、日本から独立した。
この独立は、秘密裏に行われたため、岩手県民どころか宮沢賢治王国国民にも独立したことは知られていない。しかし、王国は国をあげて「宮沢賢治は唯一にして絶対的な君主である」という信仰心を植え付ける洗脳事業を秘密裏に行っており、国民を知らない内に宮沢賢治信仰者へと仕立て上げている。
なお、宮沢賢治王国の農業者は、農地に石灰を撒かなければならない決まりになっている。
地理[編集]
全方位を岩手県に囲まれている。北上川沿いに北上盆地が広がっており、そこにたくさんの田んぼが作られている。また、元々この地域は岩手県の内陸部と沿岸部を結ぶ交通の要衝である。
各自治体[編集]
以下の4つの自治体で形成される。
- 花巻市
- 王国の絶対君主、宮沢賢治の生まれ故郷にして、王国最大の都市であり、首都である。王国の人口の7割近くが居住し、文化や交通、経済の中心地である。特に独立後は、国が宮沢賢治の生まれ故郷への移住政策を積極的に勧めており、前述の洗脳事業も相まって国内外各地から宮沢賢治信仰者を集め、一極集中の傾向を見せている。
- 石鳥谷町
- 王国北部に位置する。地理的に盛岡に近く、宮沢賢治との関連性も特に無かったことから、王国から脱退しようと考えていたが、王国の洗脳事業によって脱退を考えていた人々がいつの間にか宮沢賢治信仰者になっていたため、現在では脱退のだの字も見られなくなっている。首都・花巻市の工場が全部農地に転用されたため、王国唯一の工場が立地する地域になっている。某、魔界ドラキュラ、漫画、アニメときめきトゥナイトの作者も巻末で賢治病に感染していることを告白している。
- 大迫町
- おおさこではない。おおはさまである。王国北東部に位置する。王国が雑穀などの栽培を勧める中で、ブドウなどの果樹栽培が盛んな地域である。近年では、そのブドウを使ったワインが生産されており、主に国外に輸出されている。
- 東和町
- 王国東部に位置する。萬鉄五郎の生まれ故郷のまちとしてPRしていたが、王国が宮沢賢治しかPRしないので今ではすっかり忘れられている。元々花巻市の支配下にあったが、王国建国後は多くの町民を移住させるなど、その立場をさらに強めている。
経済[編集]
宮沢賢治を世界中にPRするために支出の殆どを農業と観光業に費やしている。そのため、工業などは独立前より廃れてしまっている。
農業[編集]
北上川沿いには宮沢賢治を敬って、多くの田んぼが作られており、農業が盛んである。独立前にはひえの生産量日本一というどうでもいい日本一の称号を持っていた。
独立後は、ひえを国民食にしようとしており、ひえカレーなるものを売り出しているが知名度はまさに冷え込んだようなレベル。
大迫町では、ブドウなどが栽培され、エーデルワインという名前のワインが生産されている。こちらはそこそこの知名度がある。
工業[編集]
東北自動車道沿いや花巻空港沿いにそれなりの規模の工業団地があったのだが、洗脳済みの国民から「工場なんかあったら賢治さんの街並みが壊れるべや」と言われ、ほとんどの工場が解体され農地へと転用されてしまったため、独立前よりかなり廃れてしまっている。
商業[編集]
宮沢賢治を全面的に推した観光業が盛んである。 年間で2億人という、ありえないほど多い観光客数を記録しているが、その殆どは宮沢賢治依存症のリピーターであり、実際の数はこれの100分の1ほどとされている。 中心市街地はシャッター通りの様相を見せており、後述のマルカン以外は寂れている。
名物[編集]
花巻まつり[編集]
毎年夏に行われる。独立前は各町内会の様々な山車が市民や観光客を魅了していたが、現在では宮沢賢治関連の山車しか作られなくなっており、国民と宮沢賢治依存者しか喜べない祭りに成り下がってしまった。
マルカン[編集]
宮沢賢治王国の、宮沢賢治以外で唯一と言っても過言でないほど全国的に有名。しかし有名なのは6階の食堂だけであり、1〜5階は見向きもされていなかった。その食堂も、量の多さと値段の安さが売りだったために経営は厳しくなり、建物の耐震性が不十分という言い訳を付けて一度閉店した。 しかし、「マルカンが無くなったら、完全に宮沢賢治だけの国になってしまう」と恐れた王国は、マルカンを再開させるために表向きでは民営会社に再開させると世間に発表させ、裏でその会社に金にものを言わせて無理やり再開させた。 再開後も国内外から多くの客を集めているが、微妙に値上がりしたり駐車料金を取るようになったため、国内の客は少し減少している。
ちなみに、マルカンビル2階におもちゃ美術館という美術館が開店することになったらしい。
交通[編集]
南北を東北自動車道や東北新幹線、東北本線が縦断する。花巻空港があり、空港の無い岩手県の人々も利用している。また、前述のように宮沢賢治王国は、岩手県から見た場合、内陸部と沿岸部を結ぶ交通の要衝となっている。王国は、宮沢賢治以外のことは基本的に日本に任せているので、鉄道事業などは、全て日本が行っている。このため、岩手県と王国はパスポート無しでの直通運転が可能である。
主な列車[編集]
主な駅[編集]
- 花巻駅
- 宮沢賢治王国の代表駅。東北本線と釜石線が乗り入れている。王国建国と共に改築され、入り口にはステンドグラスがあしらわれている。駅前のロータリーには風のなる林という名前を聞いても何がなんだかさっぱりなオブジェがある。昔は、羽が取り付けられていて、風が吹くたびに、回っていた。しかし、なぜかその羽が取り外されていて、ぶっちゃけ、ただの音が鳴る邪魔な棒である。ちなみに金属製である。何の役にも立ってないので、解体すれば、零式艦上戦闘機を2,3機作れそうである。何度も言うが、よくわからないオブジェ。
- 新花巻駅
- 東北新幹線と釜石線が乗り入れる、王国唯一の新幹線駅。当初国民(旧花巻市民)は新幹線駅が作られるのは当然と思っていたが、開業当初は駅は設置されなかった。これにより旧花巻市民は新幹線の駅を作るように運動を起こし、駅を作らせた。しかし独立後は駅を作らされた日本側の制裁なのか、止まる列車はほぼ全てやまびこであり、不便である。特に下りの場合、朝のはやぶさ・こまち一本を除けば全て隣の盛岡駅が終点であるため、非常に不便である。
関連項目[編集]
この項目「宮沢賢治王国」は、宮沢賢治をよく知らない人が書いた可能性がありますが、まだまだ宮沢賢治信仰心不足です。宮沢賢治信仰心溢れる記事にして下さる宮沢賢治依存者を求めています。 (Portal:スタブ)