ネタ
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ネタとは、一般的には題材や素材などの意味で解釈されているが、正しくはやったという状態を表す用語である。
概要[編集]
「お前、もうネタ?」中高生位で流行するこの話題、早熟な子にとっては自慢なのかもしれないが、奥手の子にはちょっと鬱陶しい質問である。そんなネタなんてどうでもいいのだ。知りたいのは誰がネタとかそういう情報ではなく、どういう手法を取ったのか、どこでやったのか、そこはどんな状況だったのか、どんな形をしてるのか、気持ちよかったのか、なのである。
ただ、ここで白状してしまえば楽になるのだが…つい妄想の話をしてしまい、虚飾がバレてしまって一言「ネタだよ、ネタ!」
主なネタ[編集]
諸説[編集]
- 今日はどことなく上の空。なんせベッドには憧れの彼女。まだ気持ちも初々しいから、一緒に風呂なんて恥ずかしくてできない。彼女に先にシャワーを浴びて貰って、自分は後から…。丹念にあんな所やこんな所を綺麗に洗って、もう何処をどう臭っても石鹸の匂いしかしないぞ、念には念を入れて十分に湯船に入り直して…。
気が付いたらいつもの5倍もの時間を掛けて風呂に入っていたらしい。ふとベッドを見ると、彼女は動いていない…。
「ネタかな?」
目を閉じたままにっこり微笑む彼女を確認し、今宵は大人にこんにちは。 - つきあい始めて早ン年。学校も卒業し、共に社会人になって…。
とある朝の通勤時、非常に混雑した電車の中、前に立っているオヤジの整髪料の匂いを強制的に嗅がされ続け、仕事で失敗をした為に上司にこってりとお小言を頂戴し、そのミスを取り戻す為に終電になるまで無賃残業をし、帰りの電車でも酔っぱらいの発するアルコール臭を嫌と言うほど堪能して丁度帰宅した所で彼女から電話。
電話に出て一言「頼む、今日はもうネタ事にしてくれ」
互いの気持ちがすれ違う事もこの頃増えてきた。 - そんなこんなの腐れ縁もいつしか実り、気が付けば俺も一児の父親に。彼女はもちろんたまに愛している。
今夜も互いにどこか気分が落ち着かない、こんな日は早く子供を寝しつけるに限る。もう夜も寝静まった頃にそっと子供部屋の前を見て、電気が消えてるのを確認。
「OK、もうネタようだ」
夜はさらに更けていく。 - 「光陰矢のごとし」とは良く言ったもので、髪も残っているものはすっかり白くなり、すっかり老いてしまったようだ。
長い人生だったような気もするが、そうでもないのかもしれない。充実した人生であった気もするし、やり残した事がある気もするが、最近はそんな事はどうでも良い気がする。今朝はなんだか起きるのが辛い、でもなんだか気持ちが良い。
回りの迷惑にならないように、このままネタ方がいいのかも知れないな。
ありがとう、さようなら。
関連項目[編集]
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