キラー

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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キラーとは、標的に激突して爆発すべく猛進する弾丸および人間のことである。

概要[編集]

キラー(Killer)とは、「殺し屋」という意味である。その恐ろしい名称から、スーパーマリオにおいて、砲台から発射される黒い弾丸の名称となった。重力に屈する気配を見せずどこまでも直進するその姿が標的に衝突して爆発しようと猛進する殺し屋のイメージに重なるためだ。

一方、殺人するのでなくても、スポーツなどにおいては、○○キラーという称号が存在している。本項ではこの両方について記述する。

弾丸[編集]

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恐るべき猛進力

まずは、マリオ界の黒い弾丸についてである。この弾丸「キラー」には進行方向に腕と恐ろしげな人面がみられるが、これは進行方向を指し示すための装飾であり、決して生命体である訳ではない。

中にはキラキラと夕日の如く赤く輝き、ホーミングしてくる亜種も存在しているが、基本的にはまっすぐ直進する黒い砲弾が主流である。キラーは黒い砲台から発射される。その射程範囲は非常に長く、砲台の影も形もみえない空の上にもキラーの姿を確認することができる。

ただ、この砲台は横に密着されるとどういう訳かキラーを発射できなくなる。これは土管の上に陣取るマリオに噛みつかないパックンフラワーと同じ原理だ。キラーの砲台は永久機関の一種だが、その代償として対象が至近距離に来ると砲弾を発射してこないようにしたのである。

キラーは決められた標的でのみ爆発するよう綿密に設計されている。ただ、上から衝突してきた場合は爆発できずにそのまま倒されてしまう。これはキラーが重力を無視してまっすぐ飛ぶようつくられていることへの安全装置だ。つまり、どこまでも水平に飛んでいって不慮の事故を起こしてしまわないように、上から少し圧力が加わるだけで不発弾化できるよう設計されているのだ。これは魚雷版のトーピードでも変わらない。いくら素通りするとはいえ、怖い顔をした砲弾が一般市民の前を揚々と通り過ぎるのは、あまりにも不快かつ不気味な光景だからである。

不発装置なしではたまらない

大型のマグナムキラー(Banzai Bill)も少数だが生産されている。これは小型のキラーを多数集積してつくりあげる先端種だ。現在のところ、マグナムキラーを単独で発射している砲台は確認されておらず、キノコ王国が必死で発射台を探索している。これはクッパ帝国の機密技術だが、噂によると数百個の不発キラーを集積してつくりあげるらしい。このキラーが完成した暁には、クリボーがみんなで「マンセー」して爆弾酒を飲みあうらしい。

このキラー生産技術はファンタジー界全体で共有されている。特にシミュレーション界ではキラーボウなどにキラーの技術が使われている。キラー入り武器の必殺率が高いのは、攻撃時に先端部につけられたキラーの破片が爆発しやすいためだ。ただ、その分だけ重力に弱く折れやすいという欠点も持っている。

キラービーにもまたキラーの技術が取り入れられている。ただ、こちらはキラーの爆発に巻き込まれて本体がやられてしまう例が後を絶たず、なかなか強敵に育たない。

また、現実世界におけるキラーコンテンツの中には、キラーの成分が注入されている。そのキラーが売上を爆発的に伸ばすこともあれば、他の商品に上から踏みつけられて商品もろともあえなく不発弾化してしまうこともある。

人間[編集]

Xキラーにきらきーな程余裕なXのイメージ

一方、スポーツ界などには「Xキラー」なる異名を持つ選手がよく登場する。「巨人キラー」、「横綱キラー」、「羽生キラー」等だ。

一見、この称号を持つ選手は強そうに見える。ただ、事態をよく眺めてみると、本当に強いのはXキラーの標的とするXの方であって、キラーであるYはそれほど強くないことが分かる。例えば野球の場合、巨人キラーの称号を持つYの選手がいたとする。Yの所属球団もYとしておこう。実在の人物ではないことはさておき、Y球団のYが実際に高い業績を上げていたとする。

ここで少し考えてみよう。巨人の選手がYを倒したところで、果たして「Yキラー」と呼ばれるかということを。決してないはずだ。なぜなら、球団Yが巨人を倒すのが例外的だから「選手Yは巨人キラー」と呼ばれるからだ。一方、巨人がYを倒すのは必然的行為なので、いくらYを倒しても決して「Yキラー」とは呼ばれない。

これは将棋の「羽生キラー」にも当てはまる。この羽生キラーは「俺は寅だ、エジソンだ」と自称しているが、現在となってはハブにとってのマングースになることは愚か、B2グランプリにも落ちてC級人間となってしまった。つまり、羽生キラーは羽生より遥かに弱かったのだ。

狂気に染まった元Xキラー

同様のことは、他の事例にも当てはまることだろう。羽生が他の棋士Yに全勝しても決してYキラーとは呼ばれない。近年は魔太郎がその地位を脅かしているが、魔太郎が実力をつけると、棋界マスコミは「魔太郎は羽生キラー」と報じるのをやめた。これは、「XキラーはXより弱い」という言葉のニュアンスを広く認識しているためだ。

しかし、Xキラーと呼ばれた者は時として頭に乗り、Xを上回るべく他のことなどお構いなしに黒いキラーのごとく猛進する。そして、周囲の形勢が読めなくなり、X以外の者に敗れていく。しかし、Xキラーはその称号を周囲に認められなくなってからも、猪突猛進を止めようとはしない。その執念が行き着くところまで行くと、スクールキラーとなり、薔薇色の狂気に染まってしまう。

関連項目[編集]

この項目「キラー」を執筆した人は、キラの力により殺されてしまいました。そこでこれを見ているあなたにこの記事の未来を託します
無理にとは申しません。だって執筆者は殺されている訳だし…。 (Portal:スタブ)