新居雅行 ([email protected])
主に個人事業主をターゲットとした会計アプリケーション。INTER-Mediatorで開発しました。「IM会計」と呼んでください。
この会計アプリケーションは作成者の新居が自身で必要な用途に向けて作ったものであって、特定の方向けに作ったものではありません。 2022年1月1日にスタートした令和3年度税制改正では、国税関係帳簿書類の電子保存手続について、簡素化の観点から大幅な見直しが行われました。 これにより、帳簿書類の電子保存が個人事業主など小規模な事業主にも簡単にできるようになりましたが、 そのためのシステムを独自に準備するのはとてもハードルの高いものでした。
今回の改正電子帳簿保存法(電帳法)では、紙で受領した書類のスキャナ保存等の要件が大幅に緩和された一方で、 電子取引については紙出力による保存が認められなくなるなど、多くの事業者にはインパクトの大きいものでした。 これら要件を当システムではクリアできるようにさまざまな工夫を加えました。 特に帳票の登録や修正・追加が行われた場合にはその内容と履歴が改変されないようシステムを用意する必要がありますが、 この「IM会計」(仮称)はAmazonが提供するクラウド、AWS上に帳票を保存するようにして電帳法の求める要件をクリアしています。
全ソースを公開していますので、自由に改変して使っていただいて構いません。 機能についての要望があればもちろんお伺いしますが、自分で便利であると思ったものは実装するかもしれませんが、そうでないものは実装しないかもしれません。 もし、ご自分用に改造して欲しいという場合は、原則として請負業務としてお引き受けすることはやぶさかではありません。
利用方法としては、Dockerコンテナで稼働させる方法(コンテナ方式)と、PHPをインストールしてサーバ動作させて利用する方法(ダイレクトホスト方式)をリンク先に記載します。 Webアプリケーションなので、様々なコンフィグレーションは可能ですが、このアプリケーションの利用場面を考えると、これらのどちらかで使うことが想定されます。 普段ご利用のMac等に、開発素材がインストールされているような方は、ダイレクトホストでの運用が早いと考えます。 一方、サーバ上での稼働や、あるいは自分のシステムに開発素材がなくてそれらによるインストールをしたくない場合には、コンテナ方式が良いと思われます。
- haya-san ドキュメントの監修ありがとうございます。