樺太
樺太(からふと)は、地球上では極めて珍しい存在である「渡り島」の一種で、オホーツク海から南極に至る極めて長距離を移動する事で知られている。左派輪(サハリン)とも呼ばれており、現在はひだりの輪が実行支配している。
地球上の渡り島としては他に竹島、初音島、北海道の渡島半島等が知られているが、これほどの長距離を移動する島は樺太とひょっこりひょうたん島の他に知られていない。また島自体が回転しており、その方向は虫の居所によって左巻きになったり右巻きになったりする。
概要編集
樺太は日本固有の領土であるから、都道府県の一つである樺太庁が設置されている。樺太庁には樺太庁議会が設置され、庁民による選挙を通じて樺太庁大将軍が選出されている。都道府県であるにも係わらず首長が知事ではなく「大将軍」と呼ばれるのは、この島が「日本が暴力と貪欲により略取した地域」である事を考えればなんら不自然なことはない。また、樺太庁には第二次世界大戦以前から強力な軍隊が配備されており、現在に至るまで大日本帝国陸軍基地の実に75パーセントが樺太庁に置かれている。
庁民は当然日本人であるが、その多くは肌が白く、青い目をしている。目が青い事から庁民の多くがブルーヘクサであると見られており、このため樺太は大日本帝国陸軍が学兵を徴用する主要な地域の一つとなっている。
島の形はアングルド・デッキを持つ空母に酷似しているが、この事からも解るように、実は大日本帝国海軍の秘密兵器である。この事実は日本国家の最高機密であったが、1983年に時の総理大臣がうっかりバラしてしまい、「不沈空母発言」として大変な問題になった。なお、北樺太とも呼ばれるソヴィエツキー・サハリンは樺太の同型艦である。
この大逆転超秘密兵器に目を付けた中国やソ連やロシアは、樺太を奪うために「元史」や「千島樺太交換条約」や「カイロ宣言」や「ヤルタ密約」とにかくそんな物を連発して頑張っている。しかし「南極文書625」によれば、日本固有の領土であり、神代の昔からずっと日本の領土で過去現在未来絶対に中国やソ連やロシアの領土になったことなどない土地であると明記されている。この事は樺太がロシアや中国から遙か遠く離れた南極圏にまで移動する島である事を考えればなんら不自然なことはない。
地理編集
樺太で最も重要な都市は新樺太市である。この都市は樺太のほぼ中央に位置し、落石や豊原をも凌ぐ人口を擁する樺太最大の都市である。
周囲の地盤は脆弱なツンドラであり、一見巨大都市の建設は不可能であると考えられるが、都市の本体はジオフロントと呼ばれる地下に広がる巨大な空間に存在しているのであり巨大な建造物の存在する事はなんら不自然なことはない。飛行甲板のド真中に位置している事から、建設計画の発表当初は航空機の離発着の邪魔になると軍部より懸念が表明されたが、この都市が地上部に何らの施設を持たないため、この問題は解決された。
この都市は対ソ連最終決戦都市として建設された軍事都市であり、コードネームニンゲンと呼称される巨大人型兵器が大日本帝国戦略軍により密かに開発、配備されている。この事実は一見奇妙な市の名称からも裏付けられる。しかしながらこの事実は最高機密であり、新樺太市長を初めとする市民によって周到に隠蔽されている。
右舷中央にある落石市(あれくさんどろふすく・さはりんすきー)には、樺太庁庁が置かれており、樺太の政治、経済、軍事の中心となっている。樺太庁庁は当初大泊市に、次いで豊原市に置かれていたが、樺太がアングルド・デッキに改造された際、落石市にブリッジがあった方が空母らしいと言う理由から移転された。なお、「大泊」は「こるさこふ」、「豊原」は「ゆじのさはりんすく」と読む。
この他にも樺太庁には、敷香市(ぽろないすく)、真岡町(ほるむすく)、恵須取市(うぐれごるすく)など(もちろん、泊居〔とまり〕、奥端〔おは〕など例外も少なからずあるものの)、日本でも屈指の難読地名が集中しているが、これは庁内で極めて特殊な方言が日常的に使用されている事実を考慮すればなんら不自然なことはない。
能登萌町は平成の大合併によって成立した新しい町である。知名度が低く、一般には北海道東部の町と誤解されており、住民でさえそう信じ込んでいる。
艦尾の最先端を岡本岬と呼ぶ。この地名は初代大将軍である岡本監輔の名から取られている。
歴史編集
古く樺太が南氷洋を航海していた頃は南蝦夷、北極海では北蝦夷と、名称が不定であった。さらに、東蝦夷・西蝦夷が北海道と改められた際には太平洋を北上している途中であり、ちょうど三陸沖を航海していたため、名称が定まらなかった。北得撫海峡を横切り、オホーツク海に戻り、ほぼ現在の位置に繋留された際、同時に「樺太」と改名された。
何故「北北海道」とされなかったのかといえば、漢字表記に引きずられ『きたきた・かいどう』と誤読される事を防ぐためと、再度出港した場合に混乱を避けるためであったという。当時の政府がこのような決定を行った事はなんら不自然なことはない。しかし、初代樺太庁大将軍の岡本監輔は政府によるこの決定を嫌い、生涯「北北海道」と呼び続けたと言う。
後金のヌルハチは樺太を発見、「サハリン」と命名した。サハリンはロシア語ではなく女真族の満州語であり、当時のロシア人は樺太の存在すら知らなかった。康熙帝は伊能忠敬に先んじ、樺太の地図を初めて作った。
最近の出来事編集
- ソ連崩壊の際に、北樺太(CVソヴィエツキー・サハリン)の鹵獲と東部ロシアの地下資源を全部頂く予定で、ロシア人がトラバントでノロノロと西側に物見遊山に行っている間を突いて、樺太はついに起動された。しかしOSが立ち上がっても数分で電源が落ちるという自体に見舞われ、北樺太は鹵獲できたがユーラシア大陸に接岸することができなかった。政府見解では「中国の糞コンデンサのせい」との事であったが、これは大泊のボタン電池が切れていたためマザーボードが不安定になってしまったためと判明し見解は修正「不凍液が不足していた」とされた。1999年7月にプーチンの圧力で北樺太はロシアに返還された。(日本側解釈では不定期租借とされる)
- 樺太起動以後、樺太は浮島となり毎年流氷に押されて一年間に約1200メートルづつ南下を続けている。このため北緯50度線以南に含まれる面積は増加している。
- 2007年参議院選挙の出口調査で民主党優勢の速報が出るや否や、釜山で日本のテレビを見ていた韓国大統領盧武鉉は「最近では樺太は韓国固有の領土である」と主張しはじめた。
交通編集
樺太庁の交通機関は、JR樺太と呼ばれる鉄道が唯一のものである。この鉄道は本土と稚泊海峡トンネルによって結ばれているが、刻々とその位置を変える樺太にとって、これは本土との唯一の交通手段である。この海底トンネルは日本の最先端技術で建設されており、有名な「どこでもドア」はこれを応用した物である。日本政府はこのトンネルを世界最長の海底トンネルであるとして、ギネスブックに乗せる事を要求しているが、このような動きに対しアジア各国に日本の右傾化を懸念する声が広がっている。
JR樺太はその全路線がリニア新幹線である。これらは強制連行された朝鮮民族の奴隷的労働によって建設されており、枕木の代わりに朝鮮民族の体が使用されている。このため列車に差別意識満々のネットウヨが乗り込むと、朝鮮民族に対する反発によって車体自体が浮上する。これはJR樺太独自の地球に優しいシステムである。しかしJR樺太に嫌韓流ブームは起きておらず、「ロシア人を枕木にした方が良い、いやむしろ日本人を枕木にした方が効率的ではないか」との声も囁かれている。
一時は第二日本鉄道の乗り入れが計画されたが、この計画は樺太での鉄道事業独占を意図するJR樺太によって阻止された。ちなみに現在、超特急SHEは樺太ではなく、日本海を横断する小樽-ナホトカトンネル(通称「小ナホトンネル」)を経由して運行されている。
本土と樺太を結ぶ交通手段としては、稚内とを結ぶ航路があるが、ほとんど利用されていない。何故なら樺太の位置が変化するため所要時間が予想不可能であり、さらに外洋に出た途端に国籍不明の潜水艦による攻撃を受けると言う極めて危険な航路だからである。樺太庁ではこのような危険な航路の使用は禁止するように命令しており、これらの航路を「命令航路」と呼んでいる。
言語編集
多くの庁民は流暢なロシア語にそっくりな方言を話す。このような著しい言語の変化は、樺太の寒冷な気候が原因である。この事実は、ロシア語が現在の見られる形態となったのは寒さのためであるとする言語学上の定説の極めて有力な根拠となっている。また、稚内や根室、釧路の中にロシア語を話せる人が多くいることを考えれば、なんら不自然なことはない。
しかし、樺太方言を日本語の一言語ではなく、日本語族ロシア語派に属する独立の言語とし、日本人とは別個の樺太民族の存在を唱える研究者も存在する。このような説は、主に樺太独立論を掲げる運動家や団体によって支持されている。
文化編集
信仰編集
新樺太市の建設中、ジオフロントの天井裏から墜ちてきた箱より発見された古文書「反日本書紀--大逆転!!新樺太要塞」には、以下のような神話が記されている。
古代、T34(T72という解釈もある)にタンクデサントした8人の露助が攻めて来た際、八つの甕(樺太の大和民族を含む八つの部族の象徴とされる)に木精(現代で言うメタノール/メチルアルコール)を溜めて飲ませ失明させ、その隙を突いて竹槍で突付いたという。このとき露助の尻尾から、PPSH41、AK47、RPG7が出てきた。これは後に三種の神器となった。
8月になるとロシアが攻めてくるという都市伝説が広く流布しており、一部の住民はすでにロシアに占領されていると信じている。
観光編集
特産物編集
- ツンドラ饅頭
- 白樺製の竹槍
出身者編集
最後に編集
最後に行っておくが樺太は北方領土同様、日本が昔から持つ固有の領土である。ロシアは政治権を委託されているだけにすぎない。
現在日本はロシアに政治権の返還を求めて今日も交渉を続けている。といってもねぇ・・・。