捨て石
概要編集
圧倒的に戦況が不利なときに用いられる事があるのが捨て石戦法で、兵士の命を犠牲にして目的を達成する作戦。味方を撤退させる為に前衛で戦い続けたり、短時間で大勢の敵を撃破せんとする少数奇襲攻撃などがある。
攻撃型編集
攻撃型の捨て石戦法は少数で多数の敵を撃破しようとする時に取られ、決死の覚悟で突撃し、味方がやられようがひるまずに突撃する。更に後方から味方も攻撃し、近距離&遠距離攻撃で敵をかく乱するものもある。無論敵と味方から攻撃される兵士の生存率は極端に低く、ちゃんと打ち合わせをしておかないと味方の攻撃が集中しているところに突撃してしまい、「普通に攻めると見せかけて実は非人道的な作戦を取っちゃいました」という命を懸けた一世一代のドッキリが存分に発揮されないため、他でも言える事だがご利用は計画的にしなければならない。
他にも少数の戦力で多くの敵をひきつけて、追いかけてきた兵達を挟み撃ちにする釣りもある。ただしひきつける時に全員が撃破されると意味が無いので、確実に釣るには糸が切れないようにある程度餌を付けて行う必要がある。人数で言えば4人~8人程度。
何故このような作戦を取るのか。それは敵を早めに撃破して、結果的に自軍の損失を最小限に抑える為。それでも捨て石になる兵士には相当な覚悟が強いられ、家族の写真でも拝もうものなら間違い無くあの世行きになる。だってしょーがないじゃない。早く帰りたいんだから。いーじゃん。味方から見ればヒーローだし、死んだとしてもやっと死の恐怖から開放されるんだから。いや、俺は死にたくないけど。
防御型編集
防御型の場合は前衛に敵の足止めをさせ、後方部隊を撤退させる事が多い。ただし上の攻撃型と比べて味方が助けに来る可能性はゼロなので、死亡確率はこちらの方が高め。上のような敏捷性よりも堅実性が求められ、できるだけ多くの時間を稼ぐ事が目的。味方が完全に撤退し終わったら、残った兵は投降するか特攻するかに限られる。特攻しちゃえ。
軍事以外でも用いられる事がある。例として、例えば貴方が友人と一緒に茂みに隠れて女風呂を覗いていたとしよう。しかし興奮のあまり音を出してしまい、見つかりそうになった。そんな時は友人を蹴り落とそう。そうすれば注意は友人に全て集中し、自分だけはまんまと逃げ切れる可能性が高い。友人の名誉を捨てる事になるが、友人との絆も捨てる事になる。しかし「ここは俺に任せろ」と自分が捨て石になれば、貴方はきっと誇り高き勇敢なスケベ野郎だ。