トンネル
トンネル(英:tunnel)とは、汎用型異次元通過装置の総称。隧道とも呼ぶ。山中や地下に設置される空間通過型の他、空間に一時的に出現させる非固定式異次元型、時空を通過する時空間通過型、心の闇を通過するメンヘル型、帝国主義南朝鮮制裁型など、多くのタイプが開発されている。
トンネル(隧道)が描かれている主な文献編集
- 川端康成『雪国』
- 冒頭のくだりの印象的な異次元通過の場面が有名。
- 村上春樹『ダンスダンスダンス』『ねじまき鳥クロニクル』
- いずれの作品でもトンネルが重要なメタファーとして描かれている。
- 藤子・F・不二雄『ドラえもん』
- のび太の机に密かに設置された時空間通貨型トンネルを使用してタイムトラベルをおこなう。非固定式異次元型と思われる、どこでもドアというアイテムも登場する。
- 関東心霊研究会編『トンネルの怪談』
- 異次元通過に関する様々な解明できない事象を、オカルト的側面から紹介している。
- 全国町おこし協議会発行『都市伝説による町おこし』『オカルトスポットの作り方』
- トンネルのオカルト的側面を観光資源として活用することが提言された好著。
- ホー・チ・ミン『トンネルはソビエトをゲリラする』
- トンネルの軍事的活用を説いたゲリラ戦の教科書。
トンネル(隧道)の形式編集
- 空間通過型
- 現在では最も一般的な形式で、山間部での道路事情の改善の他、オカルトスポット創出による観光資源開発などにも積極的に用いられている。仕上げによって下記のような分類が可能。
- 素掘り
- 特に手の皮の厚い囚人を使役して、素手で掘ったものを素掘りと呼ぶ。囚人達の手のあとが残り、オカルト要素満点である。
- 石
- 洞内の壁面から妖怪が出てくることを防ぐために、石で封印した形式。重厚でマニアに人気が高い。どうやって頭上に重い岩石を組み込んだのかは謎である。
- レンガ
- 日本では明治期に多く作られた、石の代わりにレンガを使用した形式。その魅力は、猫がマタタビに群がるように、隧道マニアを惹きつけてやまない。道路に多く用いられるオレンジの照明と赤いレンガの組み合わせが、オカルト的な雰囲気を演出し、真夏には多くのにわか心霊マニアと、不純な動機のカップル、オカルトにはつき物のDQNなどが群がり寄ってくる。
- コンクリート
- 個性が乏しく人気なし。残念。
- まれにコンクリートに人骨が埋まっている場合がありその場合は完全にオカルトである。
- 非固定式異次元型
- いわゆる神隠しという現象は、知らずにこの異次元型トンネルに入ってしまったことによると考えられている。多くの文献から分析された結果、自称22世紀から来たという猫型ロボットの関与が疑われている。
- 時空間通過型
- 一般的なタイムマシーンもこのトンネル技術を利用している。なお、タイムマシーンは3号まで存在する。人為的に作成したトンネルの他、まれに自然発生する時空間通過型トンネルも確認されている。多くの艦船や航空機がこのトンネルに巻き込まれて遭難したと考えられているが、この遭難事件に関しても例の猫型ロボットの関与が疑われている。
- メンヘル型
- インナーワールドに生成されるトンネルで、しばしば抜け出せなくなる。俗に深く長いトンネルと表現されるが、そんなことを言える奴らは別に深く長いトンネルなどくぐってないよ、たぶん。貫通してない事も多いし。
- 新幹線型
- 整備新幹線の主な費用は駅・軌道施設よりも高速での直線路線維持のために脱トンネルが出来ず、トンネルの建築費用が消化されると言っても良い。車両も空気抵抗のために入りやすいちんこの形をしている。別のトンネルも開通させて、ア〜ン♥♥な事で子孫繁栄も願っている説もある。そんな事で土建屋はトンネルをずっと掘り続けている。中央新幹線に至っては南アルプスでも都市の地下でも容赦なく掘り続けているので、「破廉恥だ!」とプロ市民が訴訟を起こすまでに激怒し始めた。