イヌ
概要編集
この生物(動物)は、一般に広く知られているように、人間に使役されて酷使され、使い潰されて果てる事を未来永劫に渡って決定付けられた哀れな存在である。この生物は外見的にも明らかなように、卑屈で、惨めったらしく、また不潔である。byぬこ(笑)派 なお、この生物を指して「人類の友達」という表現が存在する。もちろん、このような「友達」の用法は、子供文化のオピニオンリーダーの一人であるキャプテン翼がボールを蹴飛ばしつづけながらも「ボールは友達」と表現するのと同じレトリックである。
まずこの生き物は、紐に繋がれる事を喜ぶというとんでもないマゾヒズム的な性癖の持ち主である。(このことは彼らが人間よりも俊敏で人間よりも遥かに強力な牙を持っているにも関わらず反逆しないことからも推して知ることができるだろう。)この生物の飼い主が引き綱(リード)を持ってイヌの前に姿を見せただけで、この生き物の喜びようといったら目を被わんばかりであり、その余りに変態的な悦びの前には、飼い主以外はドン引きを余儀なくされる。またしばしば人間のマゾヒストでも見られるところであるが、首輪を喜んでしている様は、この生物がいかに変態的であるかを物語っている。
この生物は、ヒトに隷属する事にすら悦びを見出す傾向がある。これは先に挙げた「紐で縛られたり革製の拘束具を喜んで身に付けている」という問題のみならず、芸を仕込まれるとこれを繰り返す傾向があるためである。この中には「お座り」「待て」「伏せ」「お手」「お代わり」といったものの他、「ちんちん(陰茎の幼児退行語)」と呼ばれる、卑猥で屈辱的な芸すらも喜んでやるためである。さらにヒト(特に飼い主)の興味、関心を引くために、何のためらいもなく道端でうんこをする。
このほかイヌは、一般の道を走る事も許されない。これはドッグランと呼ばれる専用施設の存在が如実に物語っている。かつての南アフリカがアパルトヘイトを行っていた時代に見られた、白人専用列車と黒人専用車両に区別されていたような差別が、依然として続いているのである。
身体的特徴(主に欠点)編集
なおこのような不遇な生物であるイヌだが、2つだけ人間よりも優れた点がある。それは足の数で勝っている事と、全身が毛皮で被われているために、服を必要としない事である。ただ、脚の数の優位性は人間にとって余り重要視されず、毛皮は逆に人間の劣等感を煽る事で、無理やり服を着せられるなどの受難の日々が続いている。
その一方でこの生物は非常に鼻が鋭い。しかしその特性はむしろ彼ら自身にとっては悲劇としか言いようが無い。これはこの生物の鼻の位置が地面から低い位置にあるため、普段より足の臭い匂いを嗅がされ、警察犬に至ってはこれを嗅ぎつづける事を強要されるためである。そして人間の数万倍という嗅覚は、この報われない臭い地獄を更に増幅させる役にしか立っていない。大型犬でも丁度顔の位置が人間の尻に当る高さであるため、屁を嗅がされるという悲劇に見舞われる事もしばしばである。にも関わらず、自分のウンコは何の迷いも無く口にするため、奴らは生まれつきのマゾである事が、改めて確認できる。
目は余り良く無い。色弱であるため、信号機が見分けられない。にも拘わらず盲導犬ではこの信号機が見分けられないイヌに視覚障害者を牽引させるという無茶な労働をさせている。
用途編集
この動物は、専ら更年期寸前の熟女(または男性と交わることを禁じられた聖女)に性具として利用されているほか、銃を突き付けられて狩猟の手伝いを強要される猟犬という仕事をさせられている。また、それらの屈辱的な扱いを家庭内で一挙に引き受けるために一般の家庭でも飼育されている。場合によってはスノーモービルの代用品や、防犯用センサーの代用品など、機械製品が買えない貧乏人に良いように使役されている。