重傷

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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重傷(じゅうしょう)とは、生存フラグの一つ。この言葉が出るとどんな怪我でも生き延びる。重症とは違う。

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こんな爆発でも重傷なら助かる。

概要[編集]

飛行機の不時着や墜落、雪山での遭難、スナイパーの狙撃など、どんな憂き目に遭おうともひとたびこの言葉が唱えられるとほぼ確実に助かる。このようにブラックジャックよりも強力な効果を発動するが、この言葉は怪我をした当事者ではなく医療機関や警察報道機関が唱えなければ効果がない。そもそも酷い怪我なら「重傷!」と唱える余裕はないはずである。

使用例[編集]

次のような場合、命は確実に助かるので怪我をした人は安心されたし。

  • この事故では二名が重傷、一名が軽傷となりました
  • 爆発事故に巻き込まれた人のうち、15名が重傷となっています
  • 運転手は重傷とのことです
  • 先日の土砂崩れから救助された男女は重傷で、治療を受けています

重傷かどうか判断する指標は次のようなものがある。

  • 意識がもうろうとしている
  • 1L以上出血している
  • 四肢のどこかを欠損している
  • 一度心肺停止したが蘇生した
  • 腎臓、肺など二つある正直邪魔な臓器が一つだけ破裂している
  • ハブ、マムシなど微妙な強さの毒を持つ生物に噛まれた、もしくは刺された
  • エクストリーム・自殺に失敗した

稀に、「重傷!」と唱えても以下のような場合だと助からない可能性がある。

  • 担当医がヤブ医者もしくは研修医だった
  • 止血などの処置に時間がかかった
  • 医療崩壊していた
  • 動物病院だった

実態[編集]

メディアで「重傷」と報道された後、死亡してしまうことはたまにある[不要出典]。そのため、「重傷」と唱えられた人は『もしかしたら死んでしまうかも』という滅多にないドキドキを味わうことができる。一部のハッピーエンドしか受け付けない人にはお勧めの娯楽となっている。この興奮は一日から数日にわたって楽しむことができ、映画よりも長く楽しめてお金もほとんどかからないので多くの人に好まれている。

一方「重体」と報道されたときに助かることはほぼない。こちらはバッドエンド好きのための娯楽として長らく愛されている。この興奮は重傷のものよりも早く終わってしまうことが多いため、生き急ぐ人からは非常に好評である。

重症・重体との違い[編集]

重症とは病気の程度が重いことを指す言葉で、重傷は怪我の程度が酷いことを指すとされる。しかし日本の消防では怪我か病気かに関わらず、救急車で搬送された人は全員「重症」と呼ぶ。警察では病気を診断するわけではないので一律「重傷」と呼ぶらしい。つまり、大きな事件で警察のお世話になった人は全員助かる可能性がある(既に死んでいる場合は除く)。

一方、重体とは脳や内臓の損傷が激しく生命に関わる状態のことを指すため、重体と言われた人はどう足掻いても死んでしまう。「重傷」が生存フラグなら「重体」は死亡フラグにあたる。

トリアージ[編集]

トリアージとは、医療機関において重症度に応じて4段階の優先度を決めることである。一度に多くの怪我人が発生する地震などの災害時で用いられており、重体はどう頑張っても助かる見込みがないので見捨てられる。だが、手当ができそうな重傷の人は優先して治療される。病院に救急搬送されたときに「重傷」と言われたたらそっと心のうちで喜ぼう。なお軽傷だと判断された人もとりあえず放置されるため、大災害が発生した時は死なない程度の怪我を負うことがよいとされている。

関連項目[編集]

やめられない、止まらない

この記事「重傷」は病気にかかっています。
どうかこのかわいそうな記事が早く治るように、治療をしてあげてください。
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