献血
献血(けんけつ)とは、合法的・人道的に自分の遺伝子を持った眷属を増やすための行為である。本記事では日本での献血について記述する。
概要[編集]
すべての生きとし生ける人間には血液が体内を流れており、酸素やら二酸化炭素やら栄養やら老廃物やらいろいろ運んでいる。血液こそが人間の生命活動の源といえる。その人間の生命活動の源が吐血、ぢ、カやヒルに血を吸われすぎ、などの理由で減少すると、生命維持が困難になる。こういった減少を補うために行われるのが輸血であり、患者にとって必要不可欠なライフラインである。しかし、売血[1]では供血者[2]・受血者[3]ともに危険性が高かったため、この売血を根絶すべく開始されたのが献血制度である。
しかし、これは世界的に高名な赤十字の名を騙る秘密結社、日本赤十字社の表向きの口実である。ジュースやお菓子、粗品(ポケットティッシュ、ボールペン等)で善意の健常者を釣り上げ、ただ同然で血液を奪い、その血液を病院に高値で転売するため[4]、貸借対照表や損益計算書では表すことができないほどの莫大な利益を挙げることができる。その証拠に、日中ちょっとした繁華街を歩けば、献血の必要性を訴えるサンドウィッチマン[5]に扮した日赤職員を1kmあたり10人以上見つけることができる。これほど自社の宣伝活動に熱心なのは、他には風俗店の呼び込みぐらいのものであろう。これが意味するのは、日本赤十字社の利益率が風俗店に匹敵する、ということである[6]。更に都心の一等地を高級マンションに貸付(土地定期賃貸借)、莫大な地代収入をも得ている。
独占禁止法に違反してんじゃね?、と思った人々はゴルゴ13に狙われ命を落とす事でも有め…… グフッ……
売血制度が存在した時代、サラ金の返済でてんてこ舞いに陥った過重債務者にヤクザが耳元で「金が無いんやったら血を売れやっ! セル ユア ブラッドや!」と囁く事件が多発した。これでは基本的人権が擁護できない、と批判されて売血制度は廃止[7]。しかし、それも表向きの口実で、実際には日本赤十字社が陰で政治家を動かした、との声も挙がってい…… グフッ……
種類[編集]
- 成分献血
- 抜いた血から医療に必要な成分を取り除き、その絞りかすを体に戻す。全血献血よりは気楽。
- 血小板成分献血 (PC)
- おもに、がんの化学療法や血液疾患などにより造血能が低下し、血小板が不足した場合に輸血される。使用可能期間が採血後4日間と短く、かならずしも安定供給できていない。血小板数等の基準に適合する場合、成分献血ではこちらが優先される。ほとんどの場合、血漿も同時に採血される(PC PPP)ため、血小板成分献血を続ける場合でも間隔は1週間ではなく、2週間以上となる。
- 血漿成分献血 (PPP、PRP)
- 輸血にも使用されるが、血漿分画製剤[8]の原料として使用される比率が高い。休日の午後など、献血ルームや血液センターでの献血者が多く、血小板の予定採血量を確保できた場合の成分献血はこちらになる。
- 全血献血
手順[編集]
都道府県や献血場所によって相違がある。ここでは大まかな流れを挙げる。
- 献血前は絶食や極端な睡眠不足は避ける。あまり脂っこい食事も避けたほうがよい。服薬している場合、できれば薬の名称を確認しておく。
- 受付がメガネっ娘だったあなたはラッキー。イケメンはいない……と思う。さらに、地域にもよるが、休日や春・夏・冬休みは女子高校生がボランティア活動していることも。男子高校生はあまり見かけない気がする。
- 成分献血か400mL献血を選択する。説明には200mL献血も記載されているが、実際には年齢や体重、色素量などの基準により他の献血に適合せず、200mL献血のみ可能な場合を除き、選択することができない[11]。
- 長ったらしいアンケートへの協力を迫られるが、鍋やら布団やら買わされたりはしないので、正直に回答すること。半年間の不特定の異性、または新たな異性との性的接触についての設問があるが、童貞のキミが妙な見栄を張ると即座に追い返される。素人童貞はどちらにせよお断り。ちなみに男性間の性的接触は(たとえステディな関係だろうとセーフティセックスだろうと)不適合となるが、女性間の性的接触に関しては不問であり、日本赤十字社の百合趣味が伺える。
- 献血場所によっては血圧と脈拍数を自分で測定させられる。なぜか、やたら測定しにくい血圧計が置いてある。
- 問診。担当医師は以前はおじいちゃん先生ばっかりだったが、最近はそうでもない[12]。服薬している場合はここで説明して、献血の適否を判断してもらう。
- 低血圧で、収縮期血圧が90mmHgに微妙に満たない場合、看護師に腕をさすってもらえるかも……[13]。
- 検査用の採血。大半の看護師は朝から晩まで穿刺[14]しまくっているので、というか下手だと大事なお客様に来てもらえなくなるので、おそろしく上手であり、あまり痛くない[15]。
- 本採血までに一度は水分補給。冷たいものを飲むと血管が収縮し、採血の際にしなくてよい痛い思いをするだけなので、夏でも説明のとおりに熱いものを飲むのがよい。気がきいた献血ルームなどではぬるい飲み物が提供されていることもある。あと、特に成分献血の場合は採血時間が長くなるので、トイレに行っておこう。手はきちんと洗うように[16]。空きベッドがない場合にはしばらく待たされるので、おやつタイムにしてもいい。
- ここまでで問題がなければ晴れて本採血。ここでの穿刺も普通はあまり痛くないが、無理に採血しようとしてムキになった看護師がたまに事故を起こすので、うまく血が流れない場合ははっきりお願いして、採血を中断してもらうように。
- ちゃんと血が流れれば一安心。採血側の手を軽く握っておく[17]と血流がよくなり、すこし楽になるかも。ただし、成分献血での返血中はゆるめること。採血中はすることもないので、シエスタでも嗜んでいればいいのだが、平日などで看護師に比較的余裕がありそうなときはおしゃべりしてみるのもいい。ラブチキンな執筆者は試したことはないが、勇者なキミはナンパに挑戦してみるのもいいかもしれない。ガンバレ!
- 採血中のドリンクサービス。昔は採血中もおやつタイムだったのだが、衛生上の理由で採血中の飲食は不可となり、その後ドリンクだけ復活した、ような気がする[11]。
- 血圧と脈拍数を再度測定してもらい、採血終了。
- 職員から献血カードやしょーもない処遇品、その他注意事項などを手渡されたあとは、待望のおやつパラダイス。甘いの、しょっぱいの、いろいろ揃っている。しょぼいカップベンダーとはいえ、ドリンクも飲み放題。閉店時間まで粘っても怒られたりはしないだろう[18]。
- 適当に休んだら、もしくはおやつを食べ尽くしたら、止血バンドを返却し[19]、献血場所を後にする。止血バンドを返却するようにとの掲示が目立つ献血ルームなどもあり、止血バンドを返却しない不届き者が多いものと思われるが、あんなものを持って帰っても大して役には立たないような……。まあ、単に忘れて帰ってしまうだけだと思うけど。
- 一週間ほどたって、忘れたころに血液検査の結果が届く。検査項目はいろいろと変遷があり、γ-GTPやグリコアルブミンが追加されたのはいいのだが、なぜか項目の総数はずっと変わらない。ここは気前よく、いわゆる善玉・悪玉コレステロール、尿酸、中性脂肪あたりを追加してほしいところである。貧血関係の検査項目は詳しいが、そもそも貧血の人は献血できないし。
献血カード[編集]
以前は紙の献血手帳が使用されており、献血するたびにスタンプを押してもらえたのだが、最近は味気ない磁気カードになった。増やした眷属の数が記録されている。一時期は眷属の力を解放して優先的に輸血権を得る「ヒーリング」の魔法を使う事ができたが、現在は堅く封印されている。パスポートの機能は有していないので、アチラの方々に偽造されることはない。
処遇品[編集]
いわゆる景品、あるいはおみやげ、もしくはおまけ。日赤職員はトーシロ相手には「記念品」と呼んでいるようである。
- 赤十字限定キティGUYグッズ
- 目がひんやりするアレ
- 米
- ティッシュペーパー、トイレットペーパー、洗濯洗剤など[20] ← 新聞の勧誘かよっ
- ガラス器、ガラス盃[21]
- 半年ほどに一回来る督促状[22]
1990年代ぐらいまではライオンズクラブの協賛などで豪気な処遇品がたまにあり、市価数千円の靴乾燥機が提供されたこともあったが、近年はそういったびっくりするような処遇品はないようである。図書券などの換金が容易な処遇品も避けられるようになった。今では大した処遇品はもらえないのだが、どうせこんなものいらないやと思いつつも、複数回献血クラブの記念品をついもらってしまうのであった。
献血にまつわる勘違い[編集]
献血は「愛がなければできないことだが、車の中でもベッドの上でもできる行為」であるが、これをなぞなぞのように問うと「セックス」という誤答がしばしば出る。
誤答を防ぐため、「体内からいくらかの濃厚なDHMOが出ていってほかの人に受け取られる」というヒントを付け加えることもあるが、それでも男性が「セックス」と答えてしまう事例が後を絶たない。
更に「16歳から始められる」というヒントも付け加えてみるが、まるっきり役に立たない。この役立たず!
ダメ押しに「抜くと、ちょっと血が出る」なんて言った日には、違う方向に期待する御仁が出てきてしまう。
なお、採血後の検査でHIV感染が確認された場合でも献血者に通知することはない、はずであるが[23]、エイズ検査を目的に献血しようとするDQNが後を立たないのか、献血による血液のHIV感染率が高いことが問題になっている。検査でHIVを100%検出することはできず、過去には輸血によるHIV感染も発生している。エイズは今ではそうそう死なない病気になったが、発見が遅れると助かるものも助からないし、エイズ検査が目的で献血する意味はない。エイズ検査が目的なら保健所へ行け。検査担当者はプロだから気にすることはないし、人目が気になるなら隣町の保健所へ行け。
献血にまつわる非公式情報[編集]
赤十字では、血液検査でHIV感染が発覚されても、献血者に情報提供されないことになっている。しかし、献血常習者には、呼び出しがかかることが密かに知られている。 赤十字も廃棄するとわかっている採血は行いたくないし、使い捨て献血のキットも安くないし、看護師に対して感染リスクを上げたくないのである(要は献血者の保護ではなく、赤十字自身の自己保身のためである)。
献血常習者が献血でHIV感染者とわかった場合、感染者に対して赤十字から呼出状が届く。この時、電話でも呼び出しの内容を絶対教えてくれないし、代理人の出頭でも絶対断られる。
本人が出頭した時のみ、免疫疾患のおそれとだけを告げられ、免疫疾患対策病院を紹介してくれる。
免疫疾患(特定の疾患とは伝えない)のおそれとしか告知しないのであるとのことから、公式見解のHIV感染の告知はしない、とは矛盾しないものとなっている。
赤十字から呼び出しを受けた君、さあどうする?
なお出頭拒否した場合、なかったことにされるだけである。
また、HIV並みにやばい成人T細胞白血病ウイルス感染[1]は検査されるものの、こちらは本当に告知しない。HIVは治療で延命できるが、こちらは発病したらほぼ100%死亡なので、告知するとかえって絶望させるだけであるからである。
献血してはいけない人[編集]
HIVをまき散らす可能性がある同性愛者や外国人、病歴のある人は、献血をしてはいけないことになっている。しかし、実際の所、男女問わず献血スタッフや医者などの医療関係者の中にも行きずりで不特定多数と遊びたい!者が多く、感染症蔓延予防のためにホモや外国人に献血をさせないことは、彼らに対する不当な差別・ヘイトなのではないのかという疑念が広まっている。もっとも、妊娠することが通常ありえない同性との性交類似行為では避妊具を着用することは少ないため、彼らが感染症に罹患している可能性は低いとは言えないが、イメージキャラクターの最新話では、明らかに生の巨根でやったぜしている描写があり、献血スタッフ側も避妊具を着用せずに不特定多数の異性と性行為したり性交類似行為をしたりすることを容認している可能性がある。そのため、ホモに献血させないことは矛盾した考えであると、某動画サイトにてホモ作品を用いて説明が行われ、多くのホモや外国人がこの動画に共感している。
脚注[編集]
- ^ 売血事業を実施していた企業としてはミドリ十字などがある。現在とは異なり、当時の輸血用血液には油揚げではなく、天麩羅が含まれていた。
- ^ 血を抜かれる人。
- ^ 血を入れられる人。
- ^ 薬価は公表されており、誰でも調べることができる。もちろん製造コストもかかっているにせよ、血小板はなかなか素敵なお値段。
- ^ M-1王者ではなく、鶴田浩二のほう。
- ^ ついでに、専門家でもない執筆者が不十分な知識で適当なことを書いておくと、輸血はリスクが高い医療行為であり、エホバの証人関係でなくても極力輸血を避けている医療機関も存在するが、大半の医療機関はそんなことは意識せず(さすがに可能な場合は自己血輸血を行うが)、じゃんじゃん輸血しているようである。
- ^ その後、過重債務者はフィリピンで腎臓や肝臓、さらには心臓を売るよう強要されるようになった。
- ^ いわゆる血液製剤(正確には、輸血用の血液も血液製剤の一種)。ミドリ十字を中心としたエクストリーム・謝罪のパフォーマンス、薬害エイズや薬害肝炎に使用されたことで知られる。2011年の時点で、輸血用の血液は基本的に日本国内で自給しているが、血漿分画製剤は多くを輸入に頼っている。
- ^ 血液中のヘモグロビンの比率。硫酸銅で比重を計っていたのは昔の話。
- ^ ほかは男性の400mL献血のみ17歳から、あとは18歳から。
- ^ a b 都道府県によってかなり違いがある。
- ^ 基本的にあまり忙しくない職場なので、定年を迎えたような医師が担当するのが本来(とある問診医の談)。そのわりに報酬はいいという話も……。とりあえず、セクシー女医はあまりいないようである。
- ^ ただし、性的興奮を覚えてしまうと副交感神経が優位となって血圧が低下し、逆効果である。この場合、絶頂にまで達することで再度交感神経が優位となり、血圧上昇が期待できる。
- ^ いわゆる注射。薬剤を注入するわけではないので、「注射」と呼ぶのは誤り。
- ^ 健診センターなどの採血担当の看護師よりも上手なことが多い。ただし経験不足の若い看護師、だんだん雑になってくる中年以上の看護師には多少注意が必要。
- ^ 採血部位は念入りに消毒するので、神経質になる必要はない。とはいえ、トイレで手を洗わなかった献血者から採血した血液が輸血される、というのはあまり想像したくない気がする。
- ^ 看護師に指示される場合もある。
- ^ ただし、執筆者は試したことはないので、自己責任で。極度に混雑している場合は、適当なところで追い返されるかもしれない。
- ^ 止血バンドの代わりに包帯を使用する場合もあり、この際は返却の必要はない。
- ^ 大都市圏以外で多い。
- ^ 常習者限定。
- ^ 常習者は放っておいても献血に来るのでもらえない。
- ^ HIV感染が確認された献血者が再度献血を希望した場合、どうやって追い返すのかが気になるところだが、考えてはいけない。
関連項目[編集]
この「献血」には
まだまともなことがかかれてないけど、
おいしいものをたべてかきくわえたらなおるよ! (Portal:スタブ)