滝沢市
滝沢市(たきざわし)は、岩手県中北部にある市。あらゆる意味で超自治体の一つとして認識されている。
概要[編集]
長らく市制施行せずに頑として「滝沢村」を貫いてきたことで知られる。人口5万人以上という数字は日本の町村でも最多で、日本一人口の少ない市といわれる歌志内市の12倍以上、さらに広大な高原地帯を領域としているにもかかわらず人口がなぜか増加傾向にあるという、何らかの魔術にかかった村としても知名度があった。
かねてより盛岡市との合併話もあったが断ってきた。表向きには「滝沢はわが道を歩む」と発言しているが、実際は税金が上がることが嫌だという本音がある模様で、たびたび国や県から「市制移行しろ」と圧力がかかっても拒み続けてきた。もしも盛岡と合併すれば盛岡が政令指定都市になるかもしれない。…ところが2011年1月になってついに折れ、村長は「市制移行を近いうちに検討する」と発表してしまった[1](河北新報)。そして2012年12月14日の村議会で、2014年1月に市制移行する事が全会一致で可決され、2014年1月1日に「滝沢市」が誕生した。これにより「日本一人口の多い村」の座は、沖縄県読谷村(約4万人)に譲り渡すこととなった。
夏は寒暖の差を利用して、滝沢すいかを生産してはいるが、いまいち知名度は低めである。滝沢すいかといえば、もっぱら東北道を北上していると盛岡ICを過ぎたあたりで左側に見えてくるめっちゃでっかいスイカしか想像がつかない。そして冬はあの盛岡市より寒く、普通に生活していて水道が凍結し、一日3回の水抜きが必須となる厳寒地帯である。
開村以来100年近くもの間、盛岡市の陰謀により鵜飼-巣子間に軍事境界線が設置され、滝沢市の一体感と連帯を阻害しており、鵜飼と巣子はまるで別個の自治体として機能している。
なお後述するような理由で超自治体の一例としてあげられることが多い。
超自治体としての滝沢市[編集]
学園都市・滝沢[編集]
市内には小学校が9校、中学校が7校、高校が2校あり、さらに大学が2大学あるスーパー学園都市である。義務教育を受けるべき人口は全人口の10%もいるのだ。能力開発も行われており県立大学出身のビートまりおを能力者として成長させている。そのため県立大学でヲタク系能力者が大量発生している。これだけ学校が多いならさぞかし教育レベルは高いのだろう、とお思いの諸兄も多いだろうが、しかしながら岩手県全体の進学率を考えると、単に多い人口が広範囲に散らばってるだけと指摘されることもままある。アクセスの悪い市内の大学にはDQNとビッチとヲタクしかおらず、ほとんどが地元出身である。
義務教育対象となっているこれらの児童生徒50人に1人は給食費を支払っていないことが近年判明し、エクストリーム・ゴネの聖地としての様もみせている。また、なぜか滝沢市内に「盛岡市立」北陵中学校、月が丘小学校が存在している。
軍事都市・滝沢[編集]
滝沢市は北東北有数の軍都としても知られており、岩手山麓の岩手駐屯地には、1個特科連隊と1個高射特科大隊、さらに戦車大隊をはじめとして、施設、通信の各中隊も駐屯している。北東北最大規模の岩手山中演習場を備えており、第9師団の自衛官のプレイスポットとなっている。ときどき海の向こうの同盟軍が遊びに来ることもあり、その際は英語が使える大学生を雇って雇用を促進することに成功している。
あの国がミサイルを発射したときには、パトリオットがやってきたこともあるくらい国防の重要拠点として認識されている。
また近年県立大学の近くに県警の機動隊がやってくることが決定しており、学生運動発生時の機敏な展開に期待が寄せられている。
ハイテク産業都市・滝沢[編集]
滝沢市はそのハイレベルな教育ときれいな空気を生かして、様々なハイテク産業を誘致していることでも知られている。市内では首都圏向けの高品質な肉牛を生産するための研究施設が多数あり、バイオテクノロジーの先進基地としての役割を果たしている。肉牛の研究以外にも、盛岡西リサーチパークなる研究拠点が大釜のほうにあるが、区画の埋まり具合に関してはお察し下さい。また他の市町村と大きく異なり、日本検閲により削除なる機関の滝沢研究所という施設が自衛隊駐屯地のそばに存在している。研究所という名称ではあるが、実際は検閲により削除の廃棄貯蔵施設である。
アピオなる見本市会場が国道4号沿いにあるが、当然同人誌即売会のようなイベントはやっていない。
スーパーベッドタウン・滝沢[編集]
滝沢市は事実上盛岡のベッドタウンとしての機能を担っている。ベッドといえば子作りである。だからこそ、滝沢市の人口問題は解決され、少子化の歯止めがかかっていると高く評価できる。
とはいえベッドタウンでありながら、大きな商業地がないことがベッドタウンの問題点として挙げられる。日々のお買い物は盛岡市内に点在するマックスバリュへ。週末の行楽もとりあえず前潟のイオンモールか、本宮のサティへ。かつてはこれが滝沢市になれない要件ともなっており、中の人の頭を悩ませる事態となっていた。
交通[編集]
道路[編集]
高速道路[編集]
市内を縦断する形で東北自動車道が開通しているが、市内の移動には適さない。滝沢ICの南北どちらのインターも市内にはないからだ。……と思いきや、実際のところは大釜と、巣子などの市北部との間での朝夕のラッシュ時に国道の渋滞を回避するのには非常に便利である。広大な領域をもつ超自治体だからこそこのような芸当ができるのだ。
一般道路[編集]
国道4号が市内を縦貫し、国道282号との分岐点がある。この分岐点はもともとは分レと呼ばれていた道路パズルであったが、1993年に難易度の低い分レ南へと改造が加えられた。それでも行きたい方向にいくことができないドライバーを数多く生む難易度の高いパズルとしてあり続けている。 さらに盛岡市内からは秋田方向に向かって国道46号が伸びており、秋田県民を前潟のイオンに輸送する重要な交通インフラを形成している。なお、この秋田県民は前潟のイオンを「盛ジャス」とよび、 ここに行くことがひとつのステイタスになっているという。
たまに岩手山中演習場に向かっていた自衛隊のトラックの車列が迷走しているが、指揮官が乗ってそうなパジェロを見つけたらパッシングして教えてあげよう。
鉄道[編集]
東北新幹線、IGRと秋田新幹線の路線が市内を貫いているが、東北新幹線は滝沢トンネルとかいうでかいトンネルがあるくらいで停車駅はなく、IGRはJRから身売りされたあげく、JR時代の倍近くの運賃で低賃金の滝沢市民の財布から絞れるだけ金を絞っている。秋田新幹線は一見停車駅がありそうに見えるが、隣の雫石町に停車駅を持っているため、やたら本数の少ない田沢湖線に依存している。時々、秋田新幹線が大釜駅で停車するがドアが開くことは無く、市民はその光景を指を咥えて見ているだけである。
バス[編集]
なぜか盛岡市内にはくまなく配備されているバスロケーションシステムが滝沢に入った途端に配置されておらず、利用者は次のバスがいつになるのかを指をくわえながら待つ必要がある。特に冬期は時刻表はまずアテにならないので注意が必要である。またバスの運賃はやたら高く、巣子あたりから盛岡駅に向かうと500円近くかかるため、東京のバスの感覚で乗車すると危ない。
岩手牧場やら森林総合研究所といった停留所があるが、実はあれは盛岡市にある。
自家用車[編集]
たいていの滝沢市民の足。高校を卒業すると市民は免許を取るように両親から宣告される。冬は滝沢だけ道路が凍結しており、すごいことになる。田舎で人口が多いという関係からか、DQN御用達車種を利用したエクストリーム・ドライビングが大変盛んである。
また貧乏大学生は軽自動車に乗れるだけ乗って盛岡に行くことになる。
名物[編集]
- 喫茶Do
- 西に喫茶マウンテンあれば、滝沢市にDoあり。メガサイズのパフェは一度試してみては?車じゃないととてもじゃないが行けない場所にあるけど。
- 岩手山
- 1998年くらいに噴火しそうだったが、今は形を潜めている。
- 滝沢すいか
- 火山灰質の土地なので、すいかくらいしか栽培できない。
- チャグチャグ馬コ
- 一応滝沢市の祭りということにはなっているが、練り歩くのは大半が盛岡市なのでよく誤解される。
関連項目[編集]
- 六ヶ所村 青森県の検閲により削除で有名な村
- 東通村 これも検閲により削除関連
- 泊村
- 刈羽村
- 東海村 そっくりな境遇である。
- 飛島村 - 名古屋中心部までわずか10kmと住宅地にはもってこいの立地なのに「農地保全のため」という名目で宅地開発を徹底的に規制し、豊富な財源を村議員だけで独占している村。
- 読谷村 現・日本一人口の多い村。那覇市や沖縄市からのアクセスは格段にいいわけでもないのに何故か人口増加中。
- トウホグの厳しい大自然