広島弁
広島弁(ひろしまべん)たあ広島でよう話されとる方言じゃけえのー。
大まかにゆーたるけーのー[編集]
ようテレビなんかでヤクザ言葉じゃあいよーるけど、あんなん嘘っぱちじゃけえのー。あがぁなん信じんさんなや。広島弁広島弁ゆーてあんたぁしったげにゆうとるがホンマは安芸弁ゆうんよ。おんどらぁパープーかいの。くやしいのう、くやしいのう。
概要[編集]
ここからは真面目な記事じゃけえのー。
広島弁とは、広島県内で話される特殊言語である。広島共和国は法令上、公用語を明記していないが、事実上の公用語となっており、学校教育の「国語」で教えられる。 使用人口について正確な統計はないが、広島県内の人口、および広島県外に住む広島人や広島系人など約1億人以上と考えられる。ほぼ全ての広島県在住者は広島弁を第一言語とする。広島弁の文法体系や音韻体系を反映する手話として広島弁対応手話がある。
歴史[編集]
戦国時代、武田信玄が使用しはじめた言語と言われる。気の弱かった武田は百姓たちから年貢を取り立てるのに大変苦労したという。かつてから親交の深かった眼科医であり言語学にも大変精通していた毛利元就は、武田の気弱さを哀れみ、出来るだけ士気の高まる言語を開発した。士気が高まるように開発したため、非常に乱暴で強みのある言語となってしまい、それが今日ではヤクザ言葉と呼ばれる由縁である。
広島弁はハワイの標準語、カリフォルニア州の第二言語と呼ばれていたという記述もあり、武田軍はこの言語のおかげで海外進出も果たしたものと見られる。
他言語との関係[編集]
広島弁(特に安芸弁)は喋り方がきついため、大阪弁と似ていると言われることが多い。例えば、「じゃけぇ(広島)」と「やねん(大阪)」が挙げられる。多少でも関西弁の影響を受けた広島人は「やけん」などという中途半端な発言をすることさえある。実際は大阪弁と似ているといわれることを嫌う広島人は多い。その理由は、おそらくお好み焼き紛争(→1789年に起きた、関西風と広島風のお好み焼き屋による暴動事件)までさかのぼる。さらに近年では、金本や新井がはじめから阪神タイガースにいたかのような空気が、全国に漂っていることも、この傾向を助長していると指摘する者もいる。ミヤネ屋や上沼恵美子の広島進出に対抗して、広島県警は大阪弁の規制に乗り出している。
一方で、広島弁のアクセントは東京式アクセント(乙種アクセント)である。そのため、同種アクセントを持つ首都圏方言の影響も受けやすく、広島県人がちょっと東京にでると、「広島って地下鉄走ってないからさー」「広島ってマルイ無いからさー」とか言いだす。
広島弁の語彙[編集]
広島弁には極めて語彙が多いと言われ、文部科学省の規定によれば小学校で学ぶ広島弁は1920、中学校では2030、高校では1340と定められている。一般的に、学年があがるほど恐ろしい単語を学んでいくと言われる。小学校1年生の国語の教科書で最初に出てくる単語は「シゴウする(しばきまわす)」、中学校では「パープー(あほ)」、高校では「しわい(しんどい)」である。
例文[編集]
「そんなら何(なん)かぁ、おどりゃあこの……朝比奈さんが可愛ゆーて、こもぉて、胸がでかかったけぇここに連れて来たんか?」
「ほーよ」
ほんまもんのパープーじゃ、こんなぁ。
- 広島県版『涼宮ハルヒの憂鬱』より
メロスはぶち怒った。必ず、あの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の王をあんなぁしごぉしちゃらんにゃーいけんのぉと決意した。
- 広島県版『走れメロス』より
関連項目[編集]
隆太「ラわーん! あんちゃん、この広島弁はまだ書きかけじゃあー! シゴウしたるぞ!」
元「なんじゃと! くやしいのう、くやしいのう。お、おどりゃなんとかせんかい! 誰でもいいけえ、加筆してつかあさい。」 (Portal:スタブ)