天むす
概要[編集]
日本人なら誰でも大好きおむすび、そして日本人なら誰でも大好き天ぷら、それもえび天。大好きと大好きとがあわさった最強のおむすび、それが天むすである。[1]見た目のインパクトで楽しく食すこともできる名古屋めしとして人気を博している。津市発祥の三重めしだよー…>
笑福亭鶴瓶が名古屋で活動していた時期に天むすを知り、大のお気に入りとして周辺スタッフに配りまくったことが名古屋の天むすが全国に知られるようになったきっかけであるとされる。もともとは津市の千寿という店のまかない料理だったのを気に入った名古屋の藤森時計店のオーナーが副業としてレシピを教えてもらって時計屋の副業として始めたんだよー…>
天下人気分[編集]
通常、おむすびの具はそのおむすびの中に封入されているものであるが、天むすは「えび天が入っとるんだぎゃ!」とアピールするために、えび天のしっぽがおむすびより飛び出るような形で握りこまれている。天むすからエビのしっぽが飛び出しているのは、名古屋城のシンボルであるしゃちほこに見立てたものあり、天下人気分が味わえるとして名古屋県民に愛されるソウルフードとしての地位を獲得した。三英傑の出身地は愛知だけど天下を収めた場所はそれぞれ安土、桃山、江戸だよー…>
また、えびは戦国武将たちの食する祝い膳において、固い殻が鎧のようであることや、茹でるとめでたい赤色になることから必ずと言っていいほど使用される食材であり、豊臣秀吉や織田信長の膳にも並んでいたとされており、徳川家康の好物がえび天[2]であったとする説もあることから、天むすを三英傑にあやかった勝負飯としてゲン担ぎに食すこともあるとされている。
類似品[編集]
えび天をおむすびではなく、海苔巻きに包んだ天巻きというものもある。こちらも天むすのバリエーションとして名古屋で親しまれており、当然のようにしっぽが飛び出している。名古屋人は派手なものを好む傾向にあり、名古屋人ならではの名古屋人好みのデザインであると言える。こっちは三重県伊勢市発祥説が有力だよー…>
天むす・天巻きともに、普段はブラックタイガーでえび天を作るが、祝い事などがあった際は豪勢さを出すために、伊勢海老で作るのが名古屋天下人仕様である。伊勢市で伊勢エビはとれないからあり得ないカスタムだよー…>実際は伊勢エビで作るのは見栄三重じゃないよー…>であり、車エビでつくる天むすや天巻きが最高級品である。元祖や本家千寿で使ってるエビはサルエビだよー…>