加地亮
加地 亮(かじ・あきら、1980年1月13日 - )とは、サッカー場でペットボトル並べをしながら保父さんを目指している、子供好きの心優しき男性。しかしてその実態は、サッカー日本代表がピンチと見るや、一目散に駆けつけて救ってくれる謎の蹴球紳士、『キングカジ』だ。人は彼を、親しさと尊敬をこめて『加地さん』と呼ぶ。兵庫県西淡町出身。家庭では二児のパパ。人呼んでジャキン。
人物[編集]
JFA公認のPB(ペットボトラー)として日本代表やガンバ大阪をサポートする傍ら、厳しい保父修行を続けている。ひとたび日本代表がピンチに陥ると、スタッフジャンバーを脱ぎ捨てて『キングカジ』へと回帰し、右サイドに降臨する。『キングカジ』の能力は人のそれを大きくはみ出ているが、諸処の事情から、我々がその実態を目にすることは希である。普段はその圧倒的な存在感で相手選手を引きつけ、味方攻撃手への注意を逸らせたり、ワロスによって敵の戦意を削いだりと、縁の下の力持ち的な活躍をしている。我々はそんな玄人好みの加持さんの動きを愉しみ、そして時折かいま見せる本気の『キングカジ』ににやけ顔を隠せない。
ペットボトラーとして[編集]
加地さんのペットボトルさばきは、サッカー日本代表の試合や、ガンバ大阪の参加する試合で見ることができる。当該チームの右サイド側に、あたかもギリシャ彫刻のごとき美しさで整然と並べられたペットボトルは、見るものに感動を与えずにはおかない。また、中継カメラに写らずにペットボトルを並べる「オフ・ザ・カメラ」の評価は世界的にも高く、その瞬間芸術とも言える加持さんのPBぶりは、実際にスタジアムに行ってこそ真に味わえるといえる。
加地さんの並べるペットボトルは、中身も単なる水やスポーツドリンクなどではない。健康に気を使う加地さんが選び抜いた特別な水が満たされているのだ。
2008年になって、左サイドのペットボトルをも任されることになった加地さんだが、未だ右サイドでのような華麗なペットボトルさばきを披露できていない。いつでも努力を忘れない加地さんであれば、時を待たずして左での華麗なペットボトルさばきを見せつけてくれようことは間違いはないが、矢張り右での完璧ともいえるペットボトルさばきを見続けたいと主張するファンは多い。
キングカジ7のひみつ[編集]
「たいへんだ。ぼうそうした李天秀ごうが日本のみぎさいどをめちゃくちゃにしているよ!!」「だいじょうぶ。キングカジさんがきてくれた」「がんばれぼくらのキングカジ!!」
きょうはぼくらのキングカジ7つのひみつをおしえちゃうよ。
- キングカジ アイ あいてゴールうらのマッチレポートがよめるよ。
- キングカジ マウス まわりをなごませるちょう音ぱをはっするよ。
- キングカジ ボディ やく1.1hydeのボディにきん肉がみっしりだ。さわるだけでてきがふきとぶよ!!
- キングカジ ハンド すごい速さでペットボトルをならべるぞ。
- キングカジ ノーズ おいしいスタメシのかおりははのがさない。
- キングカジ イヤー わたしはにほんごがわかる。あのおとこはわたしにしねはげといった。
- キングカジ ハート 24じかんはしりつづけるすたみなのきょうきゅうもとだ!!
- キングカジ あし ひっさつわざのわろすをはっしゃするぞ。
- キングカジのひみつ キングカジのひみつはほんとうは8こあるんだ
ひっさつわざ[編集]
- わろす(悪種) 右サイドからちょうこうそくでうちだされるひっさつのシュートだよ。そのそくどは音そくをこえているので、ふつうの人では見ることすらできないよ。ふつうのひとがこのシュートにさわると、こなごなになってしまうんだ。ゆうめいな江戸川コナンくんのキック力ぞうきょうシューズは、この「わろす」をもとにつくられたんだ。
- ワロス ボールをたかくふんわりと上げるぷれいだよ。こうげきのやくにはたたないけど、みんながほのぼのするよ。
心優しき加地さんの苦悩[編集]
『キングカジ』状態の加地さんは常人とは比較にならないほどの能力を有するが、そのことが災いして、過去、何人もの対戦選手が再起不能になるという悲劇がおきてしまった。あくまでスポーツ上のことではあり、ルールに従ってプレイしていた加地さんに落ち度はないのだが、半分が優しさで出来ている加地さんはこのことに大いに悩み、傷ついた。そのため現在加地さんは『キングカジ』に回帰している状態でも、その力の殆どをセーブしてプレイしている。必『殺』技のわろすも封印され、今では夜空を彩り、心温まる、ふうわりとした「ワロス」を多用するようになっている。
余談だが柳沢敦との伝説のプレイQBKには、ちょっと本気を出した『キングカジ』のプレイに柳沢敦が反応しきれなかった、という側面もある。
あの名場面をもう一度[編集]
ねんがんのけっていてきクロスをだしたぞ!