処女信仰

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』 民明書房『偽りと真実の"処女信仰"』
ただ女をとうとびあがめ
遠くよりして合掌しろ、女に近づくなよ
女に近づくことをいましめ、つつしめ
女に手をふれざるようにし
つねに遠方にいて女の厳粛なる生活を見守れ。

処女信仰 について、萩原朔太郎

処女信仰(しょじょしんこう)とは、未だかつて破られたことのないもの(開けられたことのないもの)を神聖な存在と見なし、大切にする思想のことである。それは、汚れを知らず清純な、純粋無垢な存在をこの上なく美しく、神聖なものと思う心情に裏付けられている。

主に欧米日本など、先進国の中流階級に広まっている。

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概要[編集]

この概念においては、破られていないということが新鮮である証拠とされる。 主な信者である中流階級の人々は経済的に最良の選択をすることはできないが、一定の選択肢の中でより新しく美しいものを望むので、信仰対象は何よりも手厚く保護・歓迎される。そのため求める者同士の争いに発展することも多い。

また、対象が開けられてさえいなければ、この思想に囚われた者はそれが「美しい」と盲信してしまい、結果として損害を被るケースもしばしば見られる。

ちなみに処女信者と現実の(三次元の)処女との間には何の接点もないため、「いい歳した処女なんて面倒なだけだぞ」などという現実的なアドバイスは余計なお世話というものである。

信仰対象[編集]

対象が上のような条件を満たしていれば、自らが最初の使用者であることが保証されるという論法である。

新しいもの(美しいもの)
非常に重要な条件である。この「新しい(美しい)」という言葉は、時間的な意味と物質的な意味とを併せ持っており、大まかに言えば、誰も使っておらず、他よりも生まれてから時間が経っていないものを指す。以下の二条件で確認される。
膜が破られていないもの
通常 対象を保護する役割を持つ「膜」がまだ存在しているということは、その本体がまだ傷つけられたり汚されたりしていないことを意味しているとされる。
開けられていないもの
開けられていなければ、誰かが使ったことはないと考えられる。「膜が破られていないもの」とほぼ同義。

永遠に触れられぬもの(触れてはいけないもの)[編集]

なかには、汚れなき処女は永遠に処女であるべきであり、性交渉はまかりならぬという域まで達する達人もいる。そこまでいくとほとんど修道僧の趣である。この場合は、肉体的な(3次元的な)接触をできるだけ避け、精神的な愛で繋がるというプラトニックラブと著しく重なっていく。二次元コンプレックスもこの形態の一つである。

問題[編集]

一見論理的な思想だが、その盲目さゆえ最近は騙されたり逆手にとられたりすることも多い。

インターネット[編集]

実際に手に取ったりすることがないまま取引を行うインターネットでは、購入側の唯一の判断材料となるのが取引相手の商品説明である。近年この思想が普及するにしたがって、信者をターゲットとした悪徳商法が広まっていった。

その結果、Yahoo! オークションなどのインターネットオークションサイトでは「新品未開封」というキャッチフレーズが蔓延し、一般利用者にとっては見るに堪えない状況となってしまった。

この「新品未開封」という謳い文句だが、前述の信仰対象の条件を全て満たしており、処女信仰に傾倒している者からすればまさに完璧である。「新品」は商品が新しいものであることを表し、「未開封」は膜が破られておらず開けられていないということを表す。 そして商品名などに「★☆★新品未開封★☆★」などと付け加えることによって この二点が一覧表示などで一目で確認できるようになり、信者たちを釣ることが容易になる。

また「美品」「良品」といった表現も見られるが、これらは主に「新品未開封ではない」、つまり「処女ではない」ことの隠蔽に用いられる。

関連項目[編集]

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ここだけの話だけど、「処女信仰」は書きかけなんだ。バレないうちに直しておいてくれ。いいか、絶対誰にも言うなよ。 (Portal:スタブ)