佐々木小次郎

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佐々木 小次郎(ささき こじろう)とは安土桃山時代から江戸時代実在したんじゃないかな?と思われている剣豪である。

生没年不明(生没年不詳)であり、講談では巌流島の決闘で敗北し落命したことが有名であるがそもそも宮本武蔵の生涯そのものが講談の影響もあって色々と演出されており、真相は不明である。

一般的な講談、小説での佐々木小次郎[編集]

中条流の遣い手で、若年ながら天才的な美剣士。のちに自らの流派を「巌流」と命名した。空を飛ぶ燕を三尺の刀身の大太刀(長刀)で斬り落とす業を得意として「燕返し」と命名。江戸時代に細川家立会いの元、後の大剣豪宮本武蔵と天下一の座を賭けた決闘を舟島で行う。

ところが武蔵さんは時間にルーズであり約束の時刻になっても現れない。ずーっと待って待ってイライラしてしまった為に平常心を無くした小次郎さんは、武蔵が現れるやいなや背負った大太刀を抜いてその鞘を投げ捨てる。その様子を見た武蔵は「小次郎敗れたり!」と叫ぶ。武蔵の屁理屈としては勝つ積りならば帰る時に太刀を納めるが必要。それを捨てたのは勝つ心算が無いからだ。ということであった。

常識的に考えてあとで拾うに決まってるのだが、短気な小次郎はカッカしてしまい本来の技量が出せなくなった。 SNKのゲームでいうならば挑発で気力ゲージが減少して秘剣燕返しの威力が減少した状態である。

此れに対し、武蔵は「やっぱり剣はリーチだよねー!♪」とばかりに、船の櫂をけずってトンでもなく長い木刀を持参。ジリジリとお互いに間合いを計って勝負は一閃。

太陽を背にして武蔵は跳びあがり小次郎の目を眩ませる。対して小次郎は海に足を踏み入れ袴を濡らし、機動力を失った状態で此れを迎え討つ。

小次郎は燕返しで武蔵の鉢巻を切り落すも致命傷を与えることは出来ずに、武蔵の櫂の長木刀を眉間に受けて倒れる。暫く倒れたままの小次郎であったが、半身を起こしライフゲージ1ドットで最後の超必殺技の真燕返し?逆袈裟斬りを繰り出すも一寸の見切りで武蔵は此れを避わし、小次郎に非情のダウン攻撃

巌流 佐々木小次郎は落命する。周辺住民は小次郎を哀れみ、以後、舟島を巌流島と呼ぶこととなった。また、武蔵はこれに懲りたのか、以後、命を賭けた真剣勝負を辞める(でも出世したいから合戦には出陣している)。

歴史学上の佐々木小次郎とは?[編集]

明確な情報はなにも無いのが実情である。

伝承の一つによれば小次郎は身長175cm程の巨漢であり、別段、美青年ではなかったともいう。

剣の腕前についても不明。小次郎が修行したのは中条流、ないし漫画喧嘩商売で有名な富田流であるという。師匠は鐘捲自斎(鐘巻自斎)という弟子の伊藤一刀斎に負けたある意味悲劇の剣豪説と(漫画バガボンドはこの説を採用)富田流開祖の富田勢源の二説が主流である。ちなみに富田勢源は室町時代~戦国時代の剣豪であり、もし小次郎が彼の弟子であるならば、巌流島の時点で若くても60歳前後ということとなる。

陸軍戸山学校で軍刀剣術師範をしその後、抜刀道という武道で実際に日本刀で物を斬ることに拘った剣士、中村泰三郎は著書の中で「武蔵が長い木刀を櫂を削って作ったことは不自然」と指摘しつつ、「巌流島での決闘時 小次郎の年齢は70歳と言い切っている」が、こっちは本当に何の根拠もない。戦時中に朝鮮人捕虜を43人斬首したという鬼のような剣士だったというのでご神託でもあったのかもしれない・・。

どうでもいいが、ビートたけしは昔、巌流島の決闘の詳細が不明なことをネタに「夜中に小次郎達が穴掘っていたら、何かにぶつかって見たら隣りで武蔵も弟子と一緒に穴掘っていたりしてなぁ~」と罠(落とし穴)の仕掛け合いを笑い話にしていた。実際、兵法家というのはそういうものである。

何故 大太刀(長刀)の遣い手なのか?[編集]

どの話においても、小次郎は一貫して大太刀の遣い手だったと語り継がれている。

上記の勢源が師匠だった説の付属として、当時戦闘の主流であった槍や薙刀、大太刀などのロングリーチの武器を制する目的で、勢源が修練する小太刀術の稽古相手に高弟の小次郎が選ばれ、勢源と組太刀をしている内に大太刀術が得意となった…というものがある。が、まともに戦ったばあい長物相手に小太刀で勝つのはほぼ不可能であり、勢源がその程度の事を知らなかったはずはないので、相当に無理がある。

まあ中条流は小太刀術のみの流派ではないので(当然だが小太刀しか使えない武芸者など使い物にならない)、小次郎が勢源門下であろうがなかろうが、大太刀の遣い手だった可能性はあるだろう。

後に、武家諸法度江戸幕府によって制定され、武士が帯刀する刀は二尺三寸五分までとなり、小次郎のような大太刀を持ち歩くのは違法となった。といっても農民所有の槍や長刀が大量に現存しているため、抜け道はかなりあったようだ。

現在の人気作品での佐々木小次郎[編集]

漫画『バガボンド』の佐々木小次郎は聾唖という斬新な設定が採用され「あ~」「うー」「あうあ~」といった『サザエさん』のイクラちゃん並みの台詞しか喋れないが、天才美青年剣士という従来のお約束は守られている。どうでもいいが、作者の井上雄彦は小次郎が武蔵に負けたら本作を終わりにすると明言している。何か勘違いしていないか?

Fateシリーズではよりお約束の天才美青年剣士でキザという性格で登場する。しかし実際は「佐々木小次郎ってこんな人でしょ?」みたいな人々の精神が引き寄せた、江戸時代の無名の剣士である。そんな実在したか分からないヤツ英霊じゃない、と思われるかもしれないが女性説を採用した女アーサーだの女性説&エリザベス一世が入れ替わった説を採用した女ドレイクだの児童小説のイメージで生まれた幼女だの、そもそも何でもアリなのがFateなのだから納得するしかない。他の英霊と違って魔力も何もない日本刀しか持っていないのだが、剣技はセイバーよりも上であり、修行によって魔法の域まで高められた「次元空間を無視した三つの太刀筋を同時に繰り出す秘剣燕返し宝具として操る最強のKYとして存在していた。おまけにアニメ版以降では、中の人が大方の予想と期待と微かな恐れ通りに、ロケット団になる。MAD制作はほどほどにね。

戦国無双シリーズでは、2作目に武蔵が登場したのを受け、シナリオに絡むNPCとして参戦を果たした。NPCながら、武蔵のシナリオの専用ムービーでの活躍と出番はかなりのもので、多分、武蔵よりインパクトが強かった。っていうか、巌流島の決闘がムービー処理だ! その後、エンパイアーズではゲームシステムの都合もあって操作可能に。しかし、この時点ではモーションは他のキャラクターのものを流用してつぎはぎしたもので済まされてしまった。ガニマタそして日本刀らしくない剣の振り と、ここまでインパクトの割りに微妙な扱いだった小次郎だったが、2の拡張ソフト猛将伝で遂に固有のモーションを引っ提げてPC化を果たす。それまでの鬱憤を晴らすかのように、長めのリーチ、早めの攻撃速度、そこそこの攻撃力、使い勝手のいい固有技、近距離から中距離まで敵をハメられる無双奥義、と突出こそしてはいないものの、高水準で纏まったキャラクター性能を発揮。ぶっちゃけ、武蔵より使い勝手はいいと思う。……だが、3では武蔵共々リストラ。出番なしとなったのであった。やはり、天下獲りに剣豪風情が入り込む余地はないのか!? 巫女さんとか魔法少女はいるけどね。

佐々木小次郎さんの意義[編集]

これ等の現在の創作物での佐々木小次郎描写も含めて、正に小次郎道とは(肝心な処で)死ぬ(負ける)事と見つけたり。である。

関連項目[編集]

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